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俺は闇、幼馴染みは光の勇者様  作者: 焼き芋(ちーず味)
第一章 魔王編 物語の始まり
7/270

7話 落ち込んだときはどうしよう

前回のあらすじ

脱出!サラスム王都

・・・サラスムって微妙な名前だよね

なづけた奴の顔が見てみたいな!

・・・もう、最悪だ。

完全なる女装はさせられるし、女装させられたから泣いていたら失恋したなんていわれるし、それを見た兵は・・・『あんな綺麗な人でも失恋ってするんだ・・・』なんてつぶやいてやがった。

正直その目をえぐってやろうとおもった。

羽交い絞めにされなければっていただろう。


「もう元に戻っていいんじゃない?」

ラルドさんのコメント、やった~!!

そういうことでメイド服っぽい奴の上からコートを着る。

闇をうまく使えば・・・。


「たたぁ~!!」

コートを脱ぐと元の服へ。

拍手しているギルドメンバーのそこ三人!あとで絶対シバくかんな。

そして髪の毛を縛ればいつもと同じ。


「あれ?さっきの服は?」

エミリィの発言。


「あ、ちょっと待ってくださいね」

コートの闇から服を取り出し丸めて(当然、他の人たちには見えないようにしています)

空に投げる!


「燃えて灰となれ!『火のファイアーボール』」

空中をとんでいた服に大きい火の球がぶつかって爆発。

粉々になったぜ!

これで俺の気も少しは済んだろう。


「あ~、まぁ、私達が着るものでもないし代わりは何着もあるからいいか」

え?

そういいながらエミリィがバックのなかから取り出したのは同じ服だ。


「バックごと燃えて灰となれ!ファ─ゴフゥ!!」


「バック目掛けて撃ったら馬車も壊れるでしょ」

そういう理由でラルドさんに羽交い絞めにされた。

いあああああ!!絶対あの服は燃やすんだぁぁぁぁ!!


「でもさ、そんなに嫌だったら髪の毛切ったら?」

エミリィの言葉。

・・・

この人たちは俺の苦労をわかっていないようだな。

まぁ、この頃このことを他の人にいうこともなかったしな、わかるわけないだが。


「・・・11歳のごろ髪の毛を短くしました・・・」


「そのままにしなかったの?」

ラルドさんの言葉


「・・・もろ女の子でした」

絶望の俺の言葉。


「「「・・・」」」三人の沈黙


「・・・ケーキ」

ラウの言葉。


「あ~、だめだめ、何回も食ってると虫歯なっちゃうし太っちゃうよ~」

その言葉にむ~とむくれてラウが横腹をつついてくる。

ははっ、美月以外にこんな痛い突きを繰り出してくる人なんてあったこと無かったぜ。


「一~二日に一個ね。ちゃんと運動もしないとね~」

ラウの頭をなでて、どうにか横ばら突きを止める。

うあ~、やっぱり癒される~…


ちなみにその状況を見て他の三人の心は一つ

「「「・・・(あの微妙な雰囲気が無くなってよかった)」」」

さりげないラウのフォローある意味ラウは大人かもしれない。


そして俺・・・徹夜のほうは徹夜で


「・・・(微妙な雰囲気だったからこっちにのってそらしたけど、さすがに落ち込んでるのまでは治せないなぁ。・・・ハハッ、神様がいたら目をえぐり取ってやりたいZE!)」

ああ、そういえば・・・

俺がこの世界に来る前に寝坊して遅刻寸前で行ったときに(忙しいので髪を縛っていない)

決まって現れる男子の制服を着たロングヘアーの美女って俺のことだったのかな・・・

はは・・・・・・・・・・・・・・・・ッ!!もう、生きるのがめんどくせぇな・・・


「なんかさらにテツヤが落ち込んでる!」

これはエミリィの声。

もう・・・ほっといておくれよ・・・・・・・・・・・


『お~い、サラスムとレーゲンの間の町に着きましたよ、

こいつらを休ませるためにここで最低でも一日泊まりますよ』

これは馬車を運転してる奴のの言葉。・・・俺を売ろうとした奴だな。

ちょっと・・・一緒に裏行こうぜ。目をえぐったりしないって・・・ハハッ!


とりあえず馬車から降りた。もしラルドさんに止められなければ運転手(?)の

目をえぐってやったのに・・・チッ!!


「ここにはうちのギルドの宿舎はないから普通に宿ね。

ギルドの依頼は受けられるようになってるから暇だったら受けてもいいから」

ふむ、宿舎は大きい都とかにしかないらしいね。

めんどくせぇ~・・・


「ああ、お金は俺が払いますよ、一応私わたくし新人ですんでパシリぐらい」

そういいながらコートのズボンの中(具体的には闇のなか)を探る。


「いや、まだ入ったばかりでお金ないんじゃな─ッ!?」

俺が取り出した金貨をみてビックリしてるラルドさん。

あれ~、銀貨を取り出そうとしたのにな~


「・・・その金貨は・・・?」

これはライルの質問、・・・ん~、どう説明しよう?


「地面を掘ったら「嘘ね」」

ハハッ!さすがラルドさんだね~

まぁ、地面掘って金貨出てくるんだったらみんな掘ってるか。


「強盗に「・・・通報」・・・嘘です、すんませんした」

これはライルの言葉~。

あはは~、いいのおもいつかねぇ。あ、だけど俺。

城から盗んできたんだから強盗に近くね?


「王妃様にもらった」

うぉぉぉぉ!なんか変なうそが出ちゃった。

・・・否定しろよ!


「ていうかさ、なんでテツヤは王妃様に捜索されてたの?」

くっ・・・!!痛いところをつかんでくるなお前!

別に気にしなくていいじゃないかぁ~!!

・・・

・・・・・

・・・・・・


「さらばっ!」

俺はとりあえず逃走さ♪


・・・夜まで隠れた・・・捜しにきてよ!

そして今は・・・


「ぷはぁ~!お酒ってこんな味だったんだ~、むひ~」

お酒を飲んでいる。

この世界って高校生の歳・・・16歳からは酒のめるんだってね。

日本じゃ考えられね~、もうすでに1樽を飲み干している俺。

むふぃ~、酔ってますよ俺。


そして一気に出してしまった20枚の銀貨によりまわりの知らない人たちと一緒に俺の金で飲んでる~。


『あんちゃんいい飲みっぷりだね~』

「おっちゃんこそ~、もっとのみなって~」

『ゴボッグボッゲボボコッ!(俺に無理やり飲まされている状況)』

てな感じのがずっと続いている


それを見ているお仲間4人は黙って違う人のフリ

おれはそれを続けたあと自分一人用の部屋にいって寝た

結構のんだのにそれほど酔ってなかったので驚かれていた

多分普通の人が俺とおんなじ量飲んでいたら歩けないほどだったろう。

おれはしっかりと普通の人と同じ足取りで帰っていったという

ふむ、なんか落ち込んでいる(女装の件)のも少しは和らいだかな。



…んでその日は終った。

はは、

微妙なシメになってしまったが

どうも見つからなかったからこれでいいでしょう


2011 7/18 訂正しました

説明不足でしたが、内容は変わっておりません。足りないものをつけたし、いらないものを削りました。基本的に内容には変化はありません。今回の説明だけで、前回も今後はもう説明は入れません。

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