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俺は闇、幼馴染みは光の勇者様  作者: 焼き芋(ちーず味)
第一章 魔王編 物語の始まり
63/270

63話 始まりそうです

前回のあらすじ

美月たちは闇ギルドと戦った


そして、再び視点は徹夜に戻る

ある所では


「「オォラアァァッ」」


「お前ら二人はまたケンカしてんのかァァァ!!」


「・・・いつも通りだね」


「アッハッハッハッハ!!」




ある所でも


『早くパンをかいに行かなくちゃァァァ』


「折角掃除したんだから走っていくなぁ~!!」

不幸な掃除係りもいて



ある所では


『ラウちゃんはかわいいね』


『魔法の才能もあってすごいね』


「ありがとう、ある人たちに迷惑はかけたくないから」

獣人の女の子はニコリと笑う



そしてある所


『エクスカリバーって手に入れるの大変でしたか?』


「あぁ、あるダンジョンの奥、100階まで下りていってやっと手に入れたんだ」


『ハク先生は好きな人っているんですか?』


「私は告白されちゃって~(クネクネ」


これがいつもどおりだ

ただその一言で表せる日だった

俺が臨時で先生に来て

これはいつもどおりといって良い

俺が寝込んで休みを取り

また復活してから二日たち

これは完全にいつもどおり

こりない生徒を仕事だから仕方なく叱る俺

めんどくさいながらも

いつもどおりの事に笑えるような感じだった


「それがですね、また先生が襲われたんですよ」

今いるのは学園の会議室

学園長からそんなことを言った

別にいるのは俺達だけじゃない

先生達全員と生徒会の面々がいる


「それに学園の周りにある探知式の結界になにかがひっかかった」


「なにかとは?」

この言葉を言ったのは生徒会長という役目についてる男性

デルクという男性だ


「おそらくは闇ギルドのメンバー、しかも人数がハンパではない」

俺はただひたすら聞いてるだけ

他の面々も次の言葉を待っている


「・・・250名」

その言葉にザワザワと先生達がどよめく


「私、先生、今回来てもらったギルドの方、生徒会、その全てを合わせても対応できるかはわからない数です」


「こういうときのために生徒に訓練させてるのでは?」

ラルドさんの言葉


「ですが、経験も浅く、並みの人たちよりは上と言っても

本業が殺しである闇ギルドのやつらには勝てるかはわかりません

あると言っても圧倒的な数で押しつぶさなければまず殺されてしまうでしょう」


「この戦える人数では生徒達全員を守る事も不可能かと・・・」

ある先生の言葉

これはとても正確に痛い所を突いている

先生は生徒を守る義務がある


「生徒は大勢、地下の魔法具の倉庫への入り口は五つあります

その全てを守るのは相当厳しいですが、ここは頑張って頂くしかありません

この場合の先生達や生徒会などの配置が問題です」


「入り口はこちらでやらせていただこう」

ラルドさんのその言葉

それに対しての学園長の言葉


「それには賛成です、先生と言っても我々冒険者や騎士などからの引退した者達

さすがに現役の人たちよりは弱いですしね」


「学園長はSランクの時から変わりませんがね」

ある先生の言葉

学園長はSランクだったのか


「いやいや、あの頃に比べれば私もまだまだ

それより、その入り口の配置です

この地図にA~Eまであるのが入り口です」


「では、私がA、徹夜がB、ハクがC、ライルがD、学園長がEでどうですか?」

ラルドさんのその提案にある人が口を開く


「え、私はっ!?」

ルミのそんな言葉


「私も戦えるよ!?」

エミリィのその言葉


「ルミは今はこちらにいますが竜の国『ドラゲイル』のお姫様

危ない目にはあわすこともできないですし、あなたはAランクの上と言える実力ですが

引退した今の学園長でもあなたよりは上です

あなたには生徒達を守っていただくしかありません

当然エミリィもです」


「「・・・」」


「ライルは精霊を使いこなし始めてから相当実力は上がっています

十分大丈夫なはずです」


「・・・任せて」

ライルのその言葉

ラルドさんがしゃべらなくなると

学園長がかわりにしゃべりだす


「あとは先生達の配置ですね。門などは頑丈と言ってもやつらは相当な腕の持ち主

あってもなくても同じ、それに門なんていう場所を通ってくるかも不明です

先生方は全員で40名、五名一組で動くとして8組です

生徒会は10名、先生達と同じと考え2組、あとは生徒達には48名ずつで行動してもらいます。48人一組で10組できますので、その一つずつに先生方、生徒会合わせて

10組に一つ一組ずつで護衛してもらいます

先生、生徒会には指揮をしてもらい接触した闇ギルドと応戦してもらいます」

生徒は480名ぐらいなのか

生徒にはラウもいるんだよなぁ~・・・

相手が250名、当然生徒たちはその一人一人よりも劣るから

この考えは大体正解だろう

おれもいいのは思いつかないだろうからな


「入り口は一番狙われるでしょうから生徒達に被害が及ぶのも

少ないでしょうが、念のためを考えればこれが一番だと思います

異論のあるひとは手を上げて言いなさい

無言は異論はなし、ということにします」


誰も何も言わないし手も上げない

ただの静寂である

俺は基本的に一人みたいだからなにも言う必要は無いだろう


「それでは決定ですね

次は生徒たちはどこにいてもらうかです。

だいたいは頑丈な壁で大部屋の

逃げるための出口が多数ある所に入ってもらいます」


会議は進んでいく


誤字・脱字があればマジで御報告宜しくお願いします

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