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俺は闇、幼馴染みは光の勇者様  作者: 焼き芋(ちーず味)
第一章 魔王編 物語の始まり
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41話 平和と魔界と会議

前回のあらすじ

へいわな日でした~


別にめんどくさいからこうしたのではありません

これは二日後の話

今日は覗き見をしている

当然隠れての事だ

覗き見をしているのは俺だけだ

覗き見といっても変態がやることと一緒にしないで欲しい

覗き見してる時点で変態のように見えるかもしれないが

この覗き見は当然のことである

なぜなら─


「いや、あの・・・」


「???」


目の前には

恥ずかしくてしゃべりだせないロムがいて

それに対して疑問の表情をしているラウがいる

さぁ、どうなるのだろうか

気になるな

あの言葉を言えるのかな・・・?

さぁ、どうなっちゃうのかな?気になる


「・・・一緒に遊ぼう」


「いいよ」

俺の予想していたものと比べるとレベルが下がったな

ん~♪

さぁ、どうなるかな~?


この後は簡単だった

一緒に遊んでいて

分かれて帰っていた


ん~

なんとも言えないなあ

頑張れ少年!




                ─  ???  ─

真っ黒な空間

大きなテーブル、会議室のようなところだ

そこには何人かの人間が座っている

11人分の席があり、今は9人程度の人間が座っていた

その人間は全員が肌が黒く魔族だということわかる

そこに扉が開き

魔族の男性が歩いてきて、リーシという女性が横についてくる

それを見ると9人が全員立ち上がる


「座ってくれててかまわない、堅苦しいのはキライだ」

入ってきたばかりの男性が口を開く

その言葉を聞くとリーシを含め、その他の9人も同時に座る


「では、今回の事についてだ、レーゲンとドラゲイルの事についてだ」


「魔王様、今回の失敗はなんと責任をとればいいのか・・・」

ある男性が立ち上がりながら口を開く


「ジールク、別に今回の失敗はお前のせいではない

あのアホな小僧が勝手に負けて、姉に精神干渉されたせいだ

力はあっても脳ミソがガキだからあいつはだめなんだ」

扉から入ってきた男性、それはジールクが言ったとおり魔王

30歳程度の年齢に見えるが

その男は何年もの時を生き、今まで3人の勇者を打ち倒して生きている存在


「そして、異常な存在も居たしな」

魔王が口を開く


「徹夜と言ったか・・・。どんな者だった?」


「正直、わかりません」


「わからないとは?」


「まだ、そいつは本気とは思えませんでした

生き残った奴の話を聞くと戦艦四隻を一人で潰した後に

私の相手をしていたようですし、それなりに体力は消耗してたと思います

それに、闇を完全には本気で使っていませんでしたし

最低でも『魔界六柱まかいろくばしら』のNo,4ほどの力はあるかと」


「・・・闇か、人間が何故使えるのかも気になるな」

魔王はニヤニヤとしながら言っている

どうやら、楽しいようだ


「私はなぜリーシ・トルゥマアとジールク・ライに処罰を与えないのかが

疑問なのですが」

今まで黙っていた男が口を開いた


「失敗をすれば処罰を与える、それはこの世の中の決まりです。

それなのに何故罰を与えないのですか?」


「それは、強いからだよ」

魔王は口を開き、続ける


「世の中は強者こそが絶対だ、私は強いからここに居る

弱かったらここには居ない、だから強さこそが全てだ

私は今まで最低でも3人の強者に襲われた」

3人の強者とは今までの勇者の事だろう


「だが、それを返り討ちにし、今ここに立っている

弱ければ初代勇者にも負けていただろう。だから強さの主義の軍を作った

それで終わりだ」


「ですが・・・ッ!!」

また男が口を開こうとするが


「黙りなさい」

リーシ・トルゥマアが遮った

『魔界六柱』のトップの女性だ


「魔王様に逆らう事自体おこがましい行いだというのに・・・

まだ続けますか」


「お前は失敗したくせになにをいっているッ!!」


「では、魔隊筆頭ゴルド。私に決闘を申し込みなさい」


「なッ!?」


「あなただけでは物足りませんね、あなたの率いる魔隊もかかってきてくれて結構です

まぁ・・・

それでも、『魔界六柱まかいろくばしら』No,6にも叶わないでしょうが

それを承知の上なら申し込んでくれて結構です

魔王様は言いました、実力主義の軍隊だと・・・私を殺せばこの座につくことができますよ?

・・・殺せればですがね」

その言葉にゴルドと呼ばれた男は固まってしまい

口を開かない

その顔には冷や汗がどっぷりと流れている


「申し込まないなら少しの間黙っててください」


「リーシ、お前は威圧しすぎだ、『魔界六柱』以外のやつらは顔色が悪いぞ」


「気をつけます、魔王様」


「それで、話を戻すが、その徹夜をどうするか、だ。

当然せっかく俺の部下が頑張って言ったっていうのに

邪魔されちゃあ、殺したいと思うのは普通の事だが・・・」


「では、私が出たいのですが」

一人の少女が手を上げている


「ん?ミルリアか・・・。では、任せよう。いつ出るつもりだ?」


「もう少したってから出る事にします」


「ふむ、そうか・・・

じゃあ、終わりにしよう。リーシの威圧のせいで

四人は顔色が悪いからな、それじゃあ、いい案なんて出ないだろう」

そういって魔王がたつと

六人が立ち、それに遅れて慌てて四人が立っていた

そして魔王が歩き出す

そしてそれぞれ各自で出て行く

その魔王の後に慌ててついていく少女が居た

それは、ミルリア


「お父様、私が絶対に倒してきますよ」


「ああ、任せた」

魔王はその一言だけで早々と去っていく


「『魔界六柱』がNo,3『魔雷』のミルリアが魔王の娘として・・・

任務をまっとうします」



「・・・だから、もっと私を構ってください。娘として・・・」

それは誰にも聞こえていなかった


誤字・脱字があればマジで御報告お願いします

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