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俺は闇、幼馴染みは光の勇者様  作者: 焼き芋(ちーず味)
第一章 魔王編 物語の始まり
35/270

35話 仕事と封印と悪竜の存在

前回のあらすじ

まずは一隻目の戦艦に潜入♪


突然ですが目が疲れると思ったので背景の色を変えました


走って移動してる影が4つある


「私だって戦えるものッ!!」


「女の子は避難すべき」


「そうですよ、ルミ様、ラウちゃんの言うとおりです」


「ルミ様に怪我があれば僕達はどうすれ―――ッ!!伏せてくださいッ!!」


最後のロイルさんの言葉は

遠くからの戦艦からの流れ弾がこちらに向かっている事に気づいたから

その声とともにラウは無理やり倒される感じで全員が伏せる


爆音が響き

砲弾があたり、まわりの家が砕けた

その破片が空を飛んでいる


「大丈夫ですか?」

ロイルが起き上がってみんなに聞き


「大丈夫」


「ルミ様は大丈夫・・・あれ?居ない・・・ッ!!」


「えッ!?ルミさまぁぁぁぁ!!??」



                ─ 視点:徹夜 ─

四隻のうちの一隻のある戦艦

それはところどころ火の手が上がり、ところどころで爆発をしていて

船体も傾きゆっくりと落ちて行ってる

墜落寸前だ


その内部で

武器をそれぞれ持った魔族の四人がいっきに襲い掛かってくる

それを斬ッ!!という音ともに一回だけ横一線に右手の剣を振るうだけで

その四人の命を刈り取っていく


「二隻目に行きたいのに邪魔が入りやがる・・・」

舌打ちがしそうなほどに不機嫌な顔をしながら俺はつぶやいている

そろそろ掃除は終ったかな

ということで


「よいしょっと」

そんな軽い声を出しながら上に跳び

天井を突き抜けて戦艦の上に立つ

そして次の瞬間には斜め上に跳び

違う戦艦に移る


「コントロールしてるところはどこだ?」

軽く走りながら捜す

その間にも魔族とすれ違い

攻撃され、殺し、外に捨てる

というのを続ける

コントロールルームみたいなところを潰せば簡単だ

さっきも4つのエンジン(のような魔法具)の1つを破壊したあとに

そこに行き潰したら完全に落とせた

エンジンは多分関係はないだろう

それをコントロールしてるところを壊せれば無駄を省ける


「めんどくせぇなぁ・・・」

そうぼやきながらも

ちゃんと潰して動きまわる

んああ~、なんとなく曲がろう


「ここかな・・・?」

なんとなく扉を開けてみたけど

やっぱり違う

食堂だったよ

ん~、どこだ、どこだ、どこだ


ちなみに一隻目は適当に壁ぶっ壊しながら進んだから

戦艦の構造は全然わからないで

たどり着く事ができた

だからすこしでも構造がわかれば残りも簡単になるだろう

走る、走る、走る


「よし、見つけた」

扉を開けると同時につい独り言を言ってしまう


「ッ!!!」

そこにいた魔族の数人は驚き急いで武器を取り出そうとする


「よし、潰してくぞ~」

そんな声とともに

近くにいた魔族の後頭部をガシッとつかみ

思い切り機材に叩きつける

機材も魔族の顔もグチャグチャになっているだろう


「名剣クソヤローソード。にゃはははははははははッ!!」

魔族の頭をつかんだまま思いっきり振り回して

武器を取り出して襲ってきた魔族をなぎ払う

なかなか攻撃力高いな


「カータをはなせぇ!!」

一人の魔族が仲間思いな事を言いながら突っ込んでくる

なんか俺が悪役みたい

まぁ、いいか


「じゃ、はなす」

あっさりとはなす俺

でも、普通にはなすのつまんないよね~

だから・・・


「ちょッ!!こっちに投げな・・・ッ!ゴフゥッ!!」

投げてみました

俺の魔(族)球は魔族に当たり

二人とも下に落ちていった

南無


「ハッハー!!壊してやんよォォ!!」

暴れまくるよ

なんかね~、物を壊してると

スカッとするんだよね~、開放感というかなんというか


「・・・俺も、もう危険だな、今度ストレスがなくなる何かしないと・・・」

ははは

なんかストレスたまりすぎかな?

とりあえず破壊完了っと


ん?

窓から外を見てみるとこちらに向けて

紫色の光が見える

どうやら墜落寸前の戦艦と一緒に俺を潰す気なんだろう

窓を蹴破って外に出る


「ったく、めんどくせぇ・・・」

軽くジャンプして足が戦艦から離れる

そして落下する前に戦艦の先っぽのほうを

指が食い込むほど思いっきりつかむ

いつも思うけどおれは軽くチートだとおもう

とりあえずそれはおいといて

打たれる前にらなくちゃ♪


「おおおおオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!」

当然足がついていないので腕の力だけで

戦艦を振り回す

そして思いっきり投げる

でかい戦艦どうしがぶつかり合う

火の手が上がるが

どうやらチャージの砲は壊れなかったらしくエネルギーが放たれる

当然狙いは大きくそれていて何もないところを通過していく

そしてどちらも墜落していく


「『空気物体エアブロック』・・・残り一隻か」

魔法で空気の足場を作り

そこに着地する

ふぅ、正直疲れるなぁ・・・

やばい、やばい・・・

正直なところもう寝たい

終らせますかァ!!


今気づいた

コントロールルームにはさ

中から向かうんじゃなくて外から入ればいいんだな、と

ということで

直で殴りこみ


「ふぅ、ラストだ」

俺が中に突っ込むようにして入り

着地する


「畜生ッ!!」

もうやけくそ気味に魔族がつっこんできた

ふぅ~・・・


「またも現る。名剣クソヤローソード!!」

そいつの頭をわしづかみし振り回す


「ぎゃああああああああああああああああああああああああ!!」

みゃはははは!!

みゃははははははは!!

さすが名剣、金属をも砕く最強の攻撃力

金属を砕くたびに赤い血が・・・トマトジュースが空中を舞っているが気にしない

そして最後の一撃で完全にコントロールルームを破壊して

この一隻も大きく傾き、落ちていく


「とりあえず脱出」

外に出て魔法で階段のように足場を作り

そこをゆっくり降りていく

そして地面に足をつける

目の前には四隻の戦艦の残骸だ

ところどころ火が見える


「おお、闇で回収しとくか」

足元から闇が広がり残骸を回収していく

まだまだ使えるのもあるからな~

当然魔族は回収しません、死体でも生きててもどちらにしても邪魔だ


『・・・終りましたか、徹夜くん、では城の地下に向かってください』

頭に響くイリルさまのこえ


「え?なぜ?」


『先ほど気づいたのですが、敵の気配があります

おかしいとは思ってたんですよ。この程度の戦力、この私がいるのですから

この国を落とすには無理だと言う事が相手もわかってるでしょうに』

たしかにイリルさまの実力はわからないけど

相当な実力なのは間違いなしだな


『そしたら地下に向かう気配がありました。

これは私の愚弟の封印を解くつもりらしいですね。だから向かってください

このままじゃやばいです』

本当に人使いは悪いですな・・・

愚弟ということは二代目勇者とともにイリルさんが戦った悪竜ですか


『ん?』


「どうしたんですか?」


『いや、地下の最下層に気配が一つ・・・これは』


「え?なんですか?」


『ルミですね・・・やばいかもしれません』


「はぁッ!?」



                  ─  ─

階段を結構なスピードで降りる

二つの影、それは魔族だ


「見えてきたぞ、メイト」


「そうですね、ジールク様」

軽く言葉を交わしているが

いくつものトラップが作動し、二人を殺すために迫ってくる

それを二人はかわして行く

そして階段が終わり

進んでいくと

ひろい空間に出た


そこには氷で全身を覆われた特大の竜がいた

永久に時を止め、イリルと同じ時空と創造をつかさどる竜さえも

封じる、『永遠の氷アイス・エターナル』という魔法

使えるものがいない事から今はほとんどの者から忘れられた古代魔法


「あれが悪竜か・・・」

ジールクがつぶやいた瞬間に

魔族の二人がなぎ払われた


『魔族といってもこんなものなの?』

いつの間にか白い竜がいた

隠蔽魔法でもかけていたらしい

そして次の瞬間には


「ここにくるほどだからもっと強いかと思ってたんだけど・・・」

人間の姿に戻る、その姿はルミだ


「・・・メイトは気絶してるな。はァ・・・なめるなよ竜人

いくら奇襲だろうが、お前ごときに負けるわけがないだろう」

いつのまにかルミの10㍍離れた横にジールク・ライが立っている


「・・・ッ!!!これは、これは、なかなか骨のありそうな獲物がいるわね」

ルミが手の骨をポキポキと鳴らしている


「フン・・・、核の違いを見せてやるよ竜人、『魔界六柱』の名は伊達じゃねぇ、ってな」


ルミと『死炎』のジールク・ライとの戦闘が始まろうとしている

投稿時間を深夜0時に変更しようと思います


誤字・脱字があればマジでご報告宜しくお願いします

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