33話 将棋と飯と急展開
前回のあらすじ
徹夜はコウドさんに金貨を投げつけ
作者はオチを見つける事ができなかった・・・ッ!!
そして次の日だぬ
今日はいろいろあったよ~
まぁ、いつもどおり楽しかったんだけどね~
ミャハハハ!!
はァ・・・疲れたぁ~
朝からめんどくさいわな~
いつもどおり護衛と言う名のサボり
今回は頑張って将棋を作ることにしてみた
う~ん、木の板を削るのってさ~
素材によって難しさかわるんだよね~~
基本的に俺は将棋など工作などが好きです。なんというか子供のころから
楽しくてしょうがありません
と言う事で作ってみることにしました
う~ん、なかなか興味深い
さすがに駒の文字にデコポコをつけるのはめんどくさい
と言う事で
駒はただ文字を書くことだけにして、それがどの駒よりも大きいなどがわからない
なので玉と王以外は全て同じ大きさにしてみる
あとは、コーティングすればおkかな~?
というわけで
「え?ちょっ!?ちょっとまってよ、そこは―ッ!?」
「フッ・・・もう諦めなさい」
「待って──ッッ!!?」
カチッという駒を置いた音が響く
「全駒だな(笑)」
「んみゃああああああああああああああああああああああ!!」
手加減はしねぇ
どんなときでも本気で嫌がらせをしてやる
それがこの俺のルールだ
というわけで弱いものいじめ・・・じゃなくてルミを撃破♪
「うぅぅぅ・・・なんで、なんで私だけいつも精神的なダメージを」
ルミが膝をつき手を地に乗せて orz の格好で
落ち込んでいる
それをマイアさんがまた慰めている
ふふふ・・・ッ!!次はラウの番だぜッ!!
俺の戦略により、落ち込ませてやる~!!
落ち込んでる姿も可愛いかな?
ということで
「・・・まいりました」
負けました
何この子!?何でこんなに強いの!?
チート・・・?
チートだよね、この子?
うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!
「さ、さすがラウすごいな」
さすがに負けを認めるほかありません
と言う事でとりあえず撫でます。あぁ・・・癒されるぅ
「~♪」
嬉しそうに目を細めているラウ
「私ももう一回やる!!」
なぜかルミがそんな事をいってきた
「絶対に勝って・・・ボソボソ(撫でてもらうんだ・・・)」
「んあ?最後、何を言って?」
「なんでもない!とりあえず勝負!!」
えぇ~・・・
と、反論するまもなく始まってるしまう将棋
この将棋はお昼まで続いた。50戦中50連勝
・・・ヤッフゥ~♪
という感じだ
とりあえずお昼の食事をした後
俺は干し肉など携帯食料などを買いに行く事にした
前に食料がなくて日が暮れる前に村につかないという時があったのだが
そのときはギリギリでつけたからいいものの
つけなかったら相当つらかっただろうと俺は思う
だから買いだめして闇にでも入れておくつもりだ
「これがいいんじゃない?」
ルミが指差したのを見てみる
「乾パンみたいなものか、確かにいいな」
「これとかもいいんじゃないですか」
ロイルさんがこんな事を言ってきた
「ドライフルーツとかみたいなドリアン納豆・・・」
バカにしてんのかお前?
「ドリアン納豆のネタいい加減やめろ」
俺がギロッっと睨みながら言う
それに対してロイルさんは
あっはっは~・・・、と笑いながら手を軽く上に上げて降参のポーズ
「じゃ、じゃあ、これでいいんじゃないですか?」
マイアさんが指差したのは普通な携帯食料
ふむ、たしかにこれはいいですな
「これ」
ラウがもってきたのは・・・
飴玉だ
かぁ~わいい♪
旅にはあまり向いてなさそうだけどね
溶けたら食べにくいし
「買おうか」
「~♪」
・・・軽く俺はラウに
餌付けされてるんじゃないだろうか?
いや、この純粋な笑みに裏があるわけがない
もし、裏があったら
俺はトラウマで一年間はどこかの部屋に閉じこもってしまうだろう
そのあと軽くロムの店いって
ただ食べ物を食べさせてもらった
最初の一回だけただでいいといったのに
また、ただで食べさせてくれると言っていた
ん~、なんか悪い気がする
ちなみに
その時、ラウは昨日かった新しい服を着ていて
「ほぇぇ~・・・」
ロムはラウをポケ~とみつめたままだ
まぁ、ラウはかわいいだろうからなぁ~
頑張れ少年!
ということが終わり
城に戻ろうとしている
「ん~、楽しかった~」
「良かったですね、ルミ様」
「~♪」
ラウは軽くにこにこしている
「徹夜君、ドリアn─」
「黙れ」
俺に勧めてきた
ドライフルーツみたいなドリアン納豆をもって俺の名前を呼んできたので
とりあえず遮った
おまえそのネタ、マジうぜぇよ
目球えぐるよ?
次の瞬間
ドカォァァォァァンッ…!!という何か胡散臭い爆発音が背後から響いた
それに驚き
振り返ってみる
すると
王都の外壁あたりから火のてが上がっていた
そしてゴゥンッ・・・という大きな音が響くと同時に
俺達の目の前の曇りで遮られていた空から
黒い物体が出てきた
「あれは・・・魔族の空中戦艦・・・ッ!?」
ロイルさんのそんな声が聞こえた
空中戦艦とは文字通りで空を飛ぶ戦艦のことだ
機械とは言えない江戸時代のカラクリ程度の仕組みでほとんどは魔法の力を利用して
空を飛ぶ鉄の塊
魔界の方では魔力を含む物体が多くあり、それを動力源に動いている
それは相当の戦力で人間と竜人が連合して戦争しなくていけない理由は
この戦艦がこちら側よりも圧倒的に多いということがある
一応こちら側にもあるが、数で言うと5倍以上という数があちら側にあるらしい
それが目の前に四隻
そして違う方角からそれぞれ4隻が一組として
三組きているので
あわせて四組なので16隻。相当の数だ
「めんどくさい事になりそうだ・・・」
もう、やだッ!!
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