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俺は闇、幼馴染みは光の勇者様  作者: 焼き芋(ちーず味)
第一章 魔王編 物語の始まり
31/270

31話 二代目の勇者の日記(2)

前回のあらすじ

人生ゲームで他の人を遊ばせ

俺は二代目勇者の日記を読んでいた

夕食も終わり、めちゃくちゃはしゃいだ人生ゲームも終わった

人生ゲームというのは大変なものだ

しかも俺が作ったのは多分多いと思う800マス。相当頑張った

そしてもう一つ作ったのが400マスバージョン。半分の量だが

その分進みにくくしている。俺達はさっき400マスバージョンをやった

ちなみに二つをつなげる事もでき1200マスコースとして遊べます。

とりあえず

みんなが終ったときの自分の状況を教えましょう


俺→『魔王』・・・なんか嫌だ


ラウ→『貴族』・・・運良すぎ


ロイアさん→『騎士団長』・・・なんか順調


マイアさん→『ギルドSランカー』・・・これまた順調


イリル→『家庭という名の宝を守る守護神・・・妻』・・・なんもいえねぇ


ルミ→『売れない奴隷』・・・俺が集中的に陥れてやった


「うぅ・・・なんでテツヤに集中攻撃されたのかわかんない」


「おもしろいからかな?」


「うわぁぁん!!」


「ルミ様、そう気を落とさず」


「どうせわかんないわよ、職についてる人には・・・」


「ラウちゃんは領地まで、もらえてすごいなぁ~・・・」


「ロイルおにいさんもすごい・・・」


とそんな感じの会話をしていた

で俺はまた日記を読むことにしました

ちなみにまだみんなやっています


では、日記の続きを読もうと思う


           ー二代目勇者の日記 ファイナル・トリップー

                ~最後のたび~


〔ファイナルと最後がついているのにこの題名は結構続きそうな感じだ〕


四十三日目

みなさんに言っておきます〔だから、だれに言ってるの?〕

僕は絶対に泣いていません!〔嘘だろ〕

あれは、あれです、あれなんです、え~っと、あ~っと

目から出てくるおさえられない水です〔それを涙という〕

うぅ・・・ぐすっ、また泣きそうなのでやめます・・・

〔泣いたって認めたよな、いま?〕


四十五日目

・・・うぅ、情けない

〔まだ引きずってるよ・・・〕


四十八日目

と、とりあえず、復活しました。泣いてるときに仲間の慰めがとても心に

きました。そのおかげで、また泣きました〔また泣くのか・・・〕

それには仲間も困ったらしく、そっとしておかれました

とりあえず復活です!俺は男らしくかっこよく!そして頑張っていくんだァァ!!

という事で寝ます〔ダメだなこいつ・・・〕


五十日目

こんにちわ、みなさん(だから、だれに向けて言ってるの??)

今日はね~、うふふ~、なんかね~、うふふ~〔早くしろよ〕

あ、はい。わかりました、早くします。

〔あれッ!?聞こえた?聞こえるわけないのに聞こえたッ!?〕

で、デートしちゃったんです~(クネクネ

あのね、なんかねお祭りがあったんだけど、二人で一緒に回ったの!

まぁ、リヤナさんはデートのつもりはないんだけど、とても嬉しかった

俺は一生この日を忘れません!

あ、ちょッ!?リヤナさん、こっち見ないでッ!!日記をとらないでェッ!!


アァ――――――――――――――――――ッ!!〔とられたのか〕


五十一日目

・・・恥ずかしい

みら、れた・・・

俺の思いが見られた・・・。もう、埋めれ

〔埋葬か。最後の文字が『て』から『れ』になってるがそれは誤字ではない

多分恥ずかしくて二代目勇者が間違ったんだろう〕


五十五日目

ふっふふ~ん♪

〔鼻歌で終わりッ!?〕


五十六日目

・・・嬉しいご報告をしたいと思います

リヤナさんと付き合うことになっちゃいました~、えへへ(クネクネ

え?ニヤニヤするな?ごめん、自重します

でも、とっても嬉しい


五十七日目

今日は~トロールを~倒しました~(´ω`#)

リヤナさんにかっこいいって言われてとても嬉しかったですぅ~

でもさぁ~、なんでこんな僕と付き合ってくれたんだろう?

謎です?逞しくなったっていってもまだ女の子に見えるような姿なのに

謎です


六十日目

うぅ~・・・

うぅ~・・・

・・・おやすみ

〔それで終らすなッ!!〕


六十二日目

リヤナさんに指輪をプレゼントしました~

何もついてなくて何も書かれていない金色の指輪です

別に左手の薬指のじゃありませんよ~

なんとな寄った所に良いのがあったのでプレゼントしました

リヤナさんのジ~と見てる欲しそうな目に僕はやられました・・・

うへぇ・・・

〔・・・何も言えねぇ〕


六十五日目

んにゃ!!

〔なに・・・?〕


六十七日目

しょ、しょしょしょしょ、

すぅ・・・はぁ・・・〔呼吸してるようです〕

衝撃の事実!


〔え・・・?気になる単語で終わり?〕


六十八日目

リヤナさんが魔王の娘だったァーー!!

うぅ・・

リヤナさんに話しを聞いた(この事実は二日前に知り、今まで仲間で会議してました)

ちなみにリヤナさんとは今、交戦状態だ、なぅ、にらみ合い、なぅ

〔今は『なぅ』を入れる時じゃないと思う。てか、交戦状態で日記書けるお前はすごいよ〕

とりあえず話しを聞いた

最初は一週間程度で俺を殺そうとしていたらしかった

でも『楽しかった』からなどの理由で殺すことができずにいままでにいたるという

うぅっ・・・お恥ずかしい事に俺は

次の瞬間にはつい抱きついちゃいました、とても嬉しかったです、そのお言葉は

そしたら

『キャアアア!!』と悲鳴を上げられてビンタされました、なぅ・・・ガクッ

〔気絶って・・・そんなに強烈なビンタあるのか・・・〕

最後に聞こえた声は

『殺そうとしていた女に抱きつくって・・・やっぱり変ね、リシ

・・・でも、そこが面白いわ、殺せないぐらいにね・・・すk』というものだった

気絶して聞きとれなかったけど最後の言葉が気になった


六十九日目

うぅぅぅぅぅぅ!!

リヤナさん居なかったぁぁぁぁ!!

もう、やだぁ!!

ううううう、泣かない!

絶対に泣かないもん!!うぅぅっ・・・ひぐっ・・・ぐすっ・・・


〔五ページぐらい涙でぬれて書けない状態になっていた。なんか切ないけど面白いな〕


七十二日目

とりあえず頑張って忘れるようにしようと思う

失恋は得意中の得意だ

『可愛すぎて男として見れない』『付き合うなら可愛いよりも男前のほうがいい』

『可愛いけどどうしても女の子に見えちゃう』

そんな多種多様な理由で断られてきた俺の告白

〔全てにおいてあなたの容姿のかわいさが原因です。多種多様ではありません〕

うぅ・・思い出したらまた泣けてきた・・・


七十五日目

『魔界六柱』の3人目を排除し、残り3人となった

〔昔からあったのか、てかいつの間にか3人殺してたけど、日記には書いてなかったぞ〕

俺は魔族でも殺すのはあまり嫌だから

日記に書かないようにしていたが〔これが理由か〕

これからはあまり気にしてはいけない

魔界の魔王を攻めるときが近づいているのだから


〔多分『魔界六柱』は交代制で強いもののあとに同等かそれ以上の実力のものに

引き継いてるんだろうと俺は思う〕


七十八日目

これから準備期間に入ります

五日の準備期間のあと単独での二代目勇者の御一行が魔界への潜入

そして、4つ大国と竜の国での連合の軍で時間稼ぎの大戦となるわけです

では、読者の皆さんありがとうございました

この日記はこれで終了です


といっても、日記も持っていくつもりだから誰も読者なんて居ないんだけどね

僕が死んだらイリルちゃんのところにでも送る転送魔法をかけておくので

もしかしたら数人は見るかもしれませんけどね



             ─ 徹夜視点 ─

パラパラと軽くめくってみたけどこのページから先は真っ白だった

本当になにもなく、今までの勇者は敗北している

という事は死んでしまったのだろうか

それともどこかには逃げて生きていたのか

それはわからないが、この日記からこれ以上引き出す事はできないだろう

一応この日記はこの俺がもらったものだから

持っていくことにする


この日記には悪竜というのも入っていた、しかしいつもどおり簡単な文章なので

悪竜の強さは

『ドーンとでかくて、欲に満ちてて、ギラギラに光る瞳が怖かった!!』

というものだった。はっきりいって何もわからなかった

ふぅ、とりあえず

闇に閉まっておこう


ちなみにもう深夜

それなのにみんなは人生ゲームをしている

どうやら最初は400マスコースでやっていたらしい


「丁度終ったしテツヤもやる?1200マスで」

ルミが聞いてきた


「ん?いいぞ。ちなみにさっきのゲームの勝者は?」


「ラウちゃんです」

マイアさんが答えてくれた


「ラウはチート並みに強いなぁ」


「チートという言葉はわかりませんが本当に強いですよ」

これはロイルさん


「うぅ、女王なのに・・・」

これは言わずともわかるイリル


「えへへ~」

撫でてあげるとラウは嬉しそうにしている

そこ!ルミ!何故、うらやましそうな顔してんのッ!?


とりあえず、今日は楽しそうだ

4つの大国というのは間違いではありません

この何百年の中で滅びたということです

そちらについては後々書こうと思ってます


ユニークが四万、PV が四十五万を越えました

ありがとうございます


誤字・脱字があればマジでご報告宜しくお願いします

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