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俺は闇、幼馴染みは光の勇者様  作者: 焼き芋(ちーず味)
第一章 魔王編 物語の始まり
30/270

30話 二代目の勇者の日記

前回のあらすじ

俺は竜の王女様イリルに

二代目勇者が書いたらしい日記を手に入れた

読んで何かをヒントを手に入れよう

そしてその日は兵士達と腕相撲して終った


なぜかルミはタモさんみたいになっていた

これは次の日・・・と言っても

今日は仕事をお休みさせてもらっている・・・いや、お休みというのは正しくはない

俺が貸してもらってる城の部屋にルミを連れてきて

ラウとロイルさんとマイアさんが相手しているので俺はやらなくてもいい、ということだ

今日は勇者の日記を読もうと思っているからだ

当然、ルミたちが退屈しないように俺が夜の時間かけて


人生ゲームを作ってみた


アレは簡単だから一回説明すればできる

だから、頑張って作ってみた

簡単に例を言ってみると

『ギルドランクがBに上がった。報酬が☆☆☆になった』という感じものだ

他にもいろいろと書いてある

相当時間もかかったし、職業などの事をよく知らない俺はマイアさんなどから

職業などの下調べをしてから徹夜にて書いたのだ

お金は現実と同じ金、銀、銅だ。

さすがに本物は使えないので丸く切った紙に金、銀、銅と書いたもので相当しょぼいが

ゲームにはこれで十分だろう

それでみんなは・・・


「あああ、3マス戻されたァ!!あぁぁ!!『魔物との戦闘。武器と防具が壊れ、修理のため

銀貨30枚の支出』てなによぉッ!?借金が増えていくゥッ!!」


「ルミ様そう気を落とさず・・・。よっし、Aランクに上がった、お金がガッポガッポとたまっていく」


「うぅ・・マイアは順調に上がって行けていいわね・・・」


「おぉ、ラウちゃんは家を買ったよ。運がいいな~」


「それほどでもない。ロイアおにいさんも旅団長にまで行ってるし」


「現実でもそこまでいけるといいんだけどね~・・・」


「うぅ・・、女王なのに・・・農民になっちゃった・・・だけど借金があるよりは・・・」


「イリル様、それは私への挑発と受け取ったわ・・・。

・・・イリル様も借金まみれにしてあげるから」


「ルミ・・・、地味に怖い脅迫やめてくれる?」


とそんな感じだ

いろいろと新機能も入れている。相手を陥れる事も可能だ

ちなみにルミは自爆した

イリルはいつのまにか混ざっていて、違う事に集中していた俺はビックリした

ときどき廊下のほうから『イリル様ァ!!どこですかァ!!?』という声も聞こえる


「テツヤ、やんないの?」

ルミがそんな事を聞いてきた


「やることやり終わったらやるよ」

そう?じゃあ先やってるから、という言葉を言うと

またボードのほうに向き直る


では、そろそろ勇者の日記を読もうと思います

いらないところは省いていこうと思う!

(※作者より、日記の途中の〔言葉が入ります〕は徹夜の思っている事と思って下さい)


               ─  勇者の日記  ─


〔最初はちゃんと読んでおこうと思う〕


一日目

俺は山本やまもと李氏りし普通の学生の俺は生活していた。それだけなのに

気づいたら異世界に来ていた。いつもどおりボーっとして

いつもどおり友達と話して、いつもどおりフラれて、いつもどおり落ち込んでいた

〔なんかいつもどおりフラれるって・・・悲しいな・・・〕

そしていつもどおり帰宅しようとした

そんなときに足元にこの世界で言う魔法陣が現れ、僕を飲み込んでいった

そしたら目の前は知らないところで、知らない人がいて

「勇者様!」の一言を俺の耳が聞いた。え?ええええ?何ですかこの展開!?

どうやら俺は異世界に来たらしいとわかった時は自分の力を引き出してくれるという金色の変な指輪を選んだあとで、とても混乱した


二日目

もう、意味がわからなかった

俺はただいつもどおりでいただけなのになぜこんな事になってしまったのかわからなかった

だから、混乱を少しでもなおせるように頭の中を整理するように日記を書くことに決めた。

学校帰りの俺は全て空白の本をなぜか持っていたので・・・自分でもなんで持っていたかはわからない、読んでいる人がいるとは思えないがそこは気にしないでくれ・・・それを使うことにした。

〔すみません・・・。読んでます〕

・・・一日目と二日目を書くのに半日以上かかったのは秘密だ

〔秘密なら書くなよ〕


三日目

今日から訓練が始まるらしい、大体のことは指輪をつけたときに知識としてもらっている

から魔法などはわかるんだが剣術とかは一回もやったときがならなかったので苦戦しそうだ

そして今気づいたんだが

今まで運動神経が決していいとは言えなかった俺なのだが、なぜか

何十倍も良くなっていた。

人体の神秘だ・・・。〔違う気がする〕


四日目

人体の神秘と騒いでいた俺だが・・、どうやら召喚されると一定のスペックにはなるらしい

軽く恥ずかしい・・・。〔美月と俺はもともとだったけどね・・・。〕

恥ずかしい・・・穴に埋めて欲しいかも・・・〔それを埋葬というかも〕

まぁ、そこは気にしないでおく

何故だろう?剣術の上達が早い

これも召喚されたせいなのだろう。俺得だね


五日目

なんかさ、最初の日さ、混乱してて聞き忘れてたんだよね

魔王を討伐するって・・・

もう!!いや・・・ッ!!

それから俺は部屋にこもって一日出ませんでした


六日目

この世界の料理・・・うめぇ(・ω・`)

〔それだけで終らせんな〕


 ※六日目と同じような日記が続いたので省きました

例『剣がかっこいい、なぅ〔意味不明です〕』『獣人の女の子かわええ、癒される〔同感だ〕』


十五日目

今日はやっと剣術の訓練が終った

勇者という異常なスペックで、もうこの国で一番の剣術の人も倒せるようになった

正直なところ元の世界では小学6年生にも負けるような俺だったので嬉しい

ちなみに俺は18歳だ

〔こいつもとの世界でヘボイな・・・〕


十六日目

今日は旅立ちの日の前日

今日はとてもドキドキして眠れなかった。俺は世界を旅するんだ!!(・ω・`♯)


十七日目

ヤッフゥー♪

〔これだけッ!?〕


二十五日目

ていうかね

これも混乱してて忘れてたんだけどね

俺を召喚した国って召喚するだけで元の世界に戻れる技術がないんだって・・・

・・・トホホ、orz


とりあえず、この世界で頑張ろうと思います

だって、元の世界で平凡に暮らしていた僕には、優秀な弟がいて

家族にもすごく必要とされたときがなかったんだけど・・・

そんな俺がこの世界では必要とされてるんだもの、必要としてくれる人のために頑張ろうと思う


二十六日目

初めて魔物を倒しました♪

人を相手に模擬戦とかしたときはあるけど、魔物相手はこれが初めてです

返り血とかいろいろ汚かったんだけど

魔物を倒すと助けた人や俺のお供の人に褒めてもらえたり、感謝してもらえたりして、

とっても嬉しい!・・・これでも18歳ですよ

見た目は高校三年生・・・時々中学3年―しかも女の子―と間違えられてたけど・・・、ね

中身は子供!・・・正直、だめな人ですよね・・・はい orz

〔なんか可愛そうな人でおもしろい〕


二十七日後

みんな!〔だれにむけて言ってんだ?〕

骸骨の戦士みたいなものを相手するときには気をつけて!

火系の魔法を使うと死んだおばちゃんを思い出すよ!!火葬という意味で

〔知らんがな・・・。てか、不謹慎だな〕


三十日目

なんか日々の戦いでいろいろと逞しくなってギリギリで

男性に見えるようになって来たよ!やったぜ!(^д^`)

〔今思い出すとあの外見はギリギリの男性だった・・・〕


三十五日目

はじめて魔族と会った

『時の巫女』さんとあったんだけど、魔族が狙ってきた

いろいろと途中の村とか町で闇ギルドを潰したり、奴隷の人たちを助けたりしてたら

ここまでくるのに結構かかってしまった

まぁ、今の時代は魔王の活動が激しくなってくるまで人間同士で争っていたから

国の境を超えるのも結構大変だ

魔王の存在は人間にとって結構良いかもしれない

とりあえず魔族を撃退!とてもきざったらしい魔族の男だったよ!

だけど、イケメンだった。・・・俺もイケメンになりたい、別に泣いてなんかいません

〔水(たぶん涙)でグチョグチョになっているよ、このページ・・・なんか切ないな・・・〕


三十八日目

今日は俺の故郷に良く似てる小国の『キョクトウ』という国に行ってみた

島国ということもあり、故郷にとっても似ている

でも、お米がなかったから探し回った。お米はなかなか知ってる人がいないらしい

小国の端の端のほうにいってみるとお米を育てている地域があって

それを頑張って国中に知らせた

ふふふ・・・これで何年かかるかわかんないけどお米をたくさん食べられるぞ

〔今度行ってみようと思う〕


四十日目

俺はあの人に会ってしまった

それは女性で腰まで伸ばした黒い髪、黒い目に黒い肌。魔族だった

自分と同じ歳のような人だ

その女性はとても綺麗で一目で・・・惚れしt・・・

いや、なんでもない

その人は魔界と呼ばれる魔族の国から逃げて来たらしい

話を聞く限りとても大変な人生を歩んできている女性だった

一緒に行動する事になった


四十二日目

ある村で山賊に被害がすごくあった

だから根絶やしにしまくっていたんです

そしたらつい油断しちゃって後ろから迫ってくる矢を気づく事ができなかった

でも、魔族の女性・・・リヤナさんに救ってもらった

・・・女の人に助けられるってちょっと・・・ダメ男かも・・・

これじゃ、いつまでも・・・付き合ってもらえるわけない・・・

まぁ、・・・告白する度胸もないんだけど・・・


うう・・・ぐすっ、泣いてないもん・・・


〔日記にまで『ぐすっ』って書いてる・・・多分無意識の内に書いてるんだろうなぁ・・・〕


            ─   徹夜の視点   ─

その先は2ページぐらい

水(たぶん涙)でグチョグチョになっていて

どうやらそのページには書く事を諦めたらしく

次の日の四十三日目はグチョグチョになっていないページから始まっていた

ふむ、では続きを・・・


「テツヤー!食事に行くよ!」

ルミのそんな声が聞こえ

どうやらもう夕食の時間になっていたらしい

4時あたりから読み始めたからこれまでに3時間はかかったようだ


「おk。行くよ~」

食事が終ったら読み始めようかな・・・

そう思ってたとき

俺の手を引っ張られた。そちらを見てみるとラウがいて


「一回人生ゲームやろう。徹夜・・・」

手を引っ張りながらラウが言ってきた

ん~・・・


「じゃあ、一回だけやるね」


「うん!」

ニッコリと笑っているラウ

なんかルミも嬉しそうにしてる



日記は

夜に読むことになりそうだ


誤字・脱字があればご報告宜しくお願いします

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