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俺は闇、幼馴染みは光の勇者様  作者: 焼き芋(ちーず味)
第一章 魔王編 物語の始まり
29/270

29話 勇者の日記と俺の腕相撲大会

前回のあらすじ

なぜ?

何故俺は護衛対象と戦っているのか

そんな疑問を持ちながらも

デコピンで勝利

むあ~・・・

むあ~ッッッ!!

なんか暇だぬ~

ちなみに今日はルミと戦った日の次の日です

暇だし護衛もほとんどないし、だからイリル王女さんと話をしてみた

なんか気安く話せるらしい


山本やまもと李氏りしのことを知っていますか?」


「あの人の事だったら覚えていますよ。協力して悪竜を封印しました」

悪竜・・・?

疑問に思い聞いてみる事にした


「悪竜・・・あいつは私の愚弟です。私と同じように創造と時空をつかさどる竜

私と互角の存在。私と二人で永遠に竜達をまとめ

そして守るはずでした・・・」

その表情には苦いものがあり

過去を思い出している顔をしている


「・・・ですが、あいつは自分の〝欲"に弱かった・・・。魔王に惑わされ

魔王に協力もしくは利用しようとした。あいつは世界のバランスを崩す絶対的な力です

だから、封印しました。さっきも言ったとおり私とあいつは互角の存在

だから、勇者の力が必要になった。そこでリシの力を借りたのです

・・・

ですが、そのリシの事を何故私に聞くのですか?」

すこし間をおいて

次は俺に疑問を言ってきた


「いや、ちょっと興味があって・・・」


「そうですか。まぁ、リシはいろいろと予想外な存在でした

魔王の娘を彼女に持っていたほどですから・・・」

え?えええええええッ!!??

それでいいですか勇者さん!!

勇者ですよねッ!?勇者さんですよね~~ッ!!!???


「驚く理由もわかりますが、彼女は人間を殺したくないという思考の持ち主だったので

彼女は一回も人間を殺しませんでしたし・・・。

まぁ、実力は魔王を除く魔族でトップでしたが」

なんかすごいなその人・・・。

むぅ、そういえば

今までの勇者達を説明しようと思う

簡単に言おう。今までの勇者達の魔王討伐は失敗している

失敗してるといっても無駄ではない

魔族の戦力または魔王の力を大幅に消耗させて勇者達は敗れている

その結果が世界の維持だ

勇者というのも全てがチートな奴らだったらしい

という事は美月もありえるかもしれない・・・

そのとき俺はどうしたらいいんだろうか・・・?

まぁ、今のところは置いておこう。まだまだ先の話だろうから


すると、イリルがなにか思い出したように

(様とかさんづけするのってあれだから俺が考えているときはさんも様もつけません)


「リシが書いていた日記がありますよ、それをあげますので護衛頑張ってください」

おおっ!?まじですか!!!


「いいんですか?」


「ああ~、コピーがあるから大丈夫です。原典があっても私達は今必要ないですから」

おお~、そうなんですか


「その代わりサボんないでくださいよ」

う~ん・・・まぁ、頑張ろう


そんな感じで

ヒントの元となる日記をゲットかも・・・!

まぁ、だいたいあの俺がみた魔族の女はさっき言われていた

魔王の娘じゃないかな・・・?

やっぱり話からもヒントをゲット!!



まぁ、とりあえずルミに案内してもらう事にした


「う~ん・・・確か奥の金庫・・・何番だっけかな~?」

ルミがうなりながらも進んでいくのに俺は追いかけていく

ちなみにいまいるのは城にある大量の本を保管する図書室

相当の多きさと本の量がある

当然ここにいるのはルミと俺とラウと護衛の二人


「・・・(112番の金庫です。ルミ様)」

マイアさんが何か耳打ちしている


「あ! 112番の金庫だったっけかな!!」

すると、大きな声をあげて走っていく

ルミのあとを走って追いかけていく

そして小さな金庫が20個位並んでる所についた


「う~ん、えっと、えっとぉ~」

ルミがさがしている


「これ?」

ラウが金庫を指差していて

それには112番と書いてあった


「おお~さすがラウ、でかした!」

そういって撫でてやると嬉しそうにしている


「~♪」

笑顔で嬉しそうなラウ


「・・・とられた」

なんかガッカリし始めているルミ

えぇっ?いきなりなんですかッ!?

と、とりあえず、褒めておこう


「さすがルミ、記憶力いいね」

ん~、なんか微妙な褒め方だよなぁ・・・

もっといいの考えろよ、俺


「そう?そうだよね~、へへ~」

ん~、いいのかこれで?

嬉しそうだけど


まぁ、とりあえず開いてみる事にした

金庫の中には一冊のボロボロの本

ペラペラとめくってみる

ボロボロで古いが別に破れてるページはなかった


「ふむ、これが勇者二代目の日記ですか」

ロイルさんが本を見てそういっていた

簡単には見せるものではないという事か

とりあえずは

ポケットに入れてそのまま闇に保存だ

あとで読んでみよう


「何で勇者の日記なんて欲しがったの?」

ルミがどうやら気になったらしく聞いてきた


「歴史を学ぶには丁度いいだろ?」

テキトウな事いってすましとこう


「ふ~ん、歴史に興味あるんだ?」


「まぁ、少しね」


う~ん、そういえば元の世界の家族とかってどうしてんだろ~?

何も言う事できずにこんなことになったけど

まぁ、気にしてもしょうがないか

俺にはどうする事もできないんだから


とりあえずやることがなくなってしまった俺

さぁて、どうしましょうかな~・・・


「じゃあ、適当に私が案内しよっか~?」

いきなりそういい始めるルミ

こいついきなりが多いな


「じゃあ、お願いするよ」

そういうと嬉しそうに歩き始める

ちなみにロイルさんが

「歴史に興味あるならここの本を全て読めば・・・」

といっていたがラノベみたいな本ならともかくこんな難しそうなものばかりは

さすがに読めません

ちなみにラノベだったら読みます


「ここは食堂!」

兵士たちが食事をするために作っているらしい

堅苦しいのが苦手なイリルは時々抜け出してここで食べているらしい

そのたびに捕らえられて元の場所に連れて行かれる

そんな事を聞いた後


「いやあぁぁ!!堅苦しいのはいやですぅぅ~~!!」

ちょうどイリルが連行されていた

どうやら食事に時間は関係なしでくるようだ

とりあえず無視して次に移動


「ここは大浴場!」

言葉通りです

とても豪華なつくりですね

初代勇者のときに作られたものが何回も改築して

こうなっているらしい


「ここはトイレ」

紹介せんでいい


「で、ここは鍛錬場」

そういった場所は外で

何人かの男性が木の剣を振っている


「やほ~。みんな~」

そうルミが言うとみんな手を止めてこちらを見てくる


「「「ルミ様、こんにちわ」」」

軽いなぁ~・・・


「元気だった~?」


「「「「元気です!!」」」」

なんか数が増えてるっ!?

その内一人が出てきて


「ロイル、お前人間に負けたんだって?」


「え、いや、その~・・・」

ロイルさんの目が泳いでる


「おお、そこの人か」

ニヤニヤしながらこちらを見ているその人


「まぁ、負けてもしょうがないんじゃない?私も負けたしね

(デコピンでやられたけど・・・)」

その言葉でみんな驚いて


「「「「「ルミ様がッ!?」」」」」

また人数増えてるッ!!

すると違う男が出てきて


「よし、じゃあ、ロイルを力だけで沈めたらしいからな

本当か確かめるために腕相撲やろう!」

意外な展開だ

でも、なんとなく面白そうでやってみることにした


「いいですよ」

ニヤッとしながら言う俺の表情は余裕に満ちているような顔だろう


「ロイルのようにはいかないぞ」

男も楽しそうに笑いながら台を準備し始める

準備ができたところで腕を台の上に置く

準備完了!


「はじめッ!!」

流れ的に審判をやっている男性のその声で

腕相撲が開始した

一瞬こちらに押されそうになったが

すぐに力を入れて相手の手の甲が台についた


「本当に力強いな・・・」

楽しそうな悔しそうな顔をしながらつぶやいている


「よし、じゃあ次は俺だ!!」

その声とともに

俺は何時間も腕相撲大会をするはめとなった

ユニークが三万、PV が三十万を越えました

ありがとうございます!

ユニークが一万越えたのが22話だったのでとてもビックリしました

駄文ながらも頑張ってかいてます

本当にありがとうございます。


誤字・脱字があればご報告宜しくお願いします

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