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俺は闇、幼馴染みは光の勇者様  作者: 焼き芋(ちーず味)
第一章 魔王編 物語の始まり
25/270

25話 今日はいろんな五人組に武器を向けられるのが二回あった

前回のあらすじ

道を歩いていると魔物に襲われている人たちがッ!!

めんどくさがりながらも魔物の群れを倒した

そして馬車には少女がいましたとさ

それをみた俺に向かって俺が助けた五人の男達はこちらに武器を向けてきた

眠っている少女

武器を向けてくるやつら


「めんどくせぇ・・・」

めんどくさがる俺


いろいろと変な状況だ

そして


「コロコロコロコロコロス(殺す)ゥゥゥゥゥゥゥ!!」

斧のようなものを振りかぶって飛んでくる奴が一人

さっきから思ってたんだけどこいつ狂ってね…?

とりあえずそいつの斧を持った腕を掴み思いっきり

間接を逆に曲げてみることにした


「ちょ・・・ッ!!まッ!!その関節はそっちにまがらな・・・ッッッ!!!」

そのネタはお前のようなやつがやってはいけないことだ

思い、おもいっきり折ってやった

そのネタをやっていいのは

Fクラスのバカで男なのに女の姿をしている事が悩みで双子さんの弟だッ!!


まぁ、そんなことはおいといて

それをみたほかの四人も動き出した

火系の魔法の準備を始めるものもいれば、武器を片手に突っ込んでくるものもいる

俺的に手っ取り早いのは―


「爆発してシネェ!!」

火系の魔法を準備していた奴のその声とともに魔法が放たれた


―突っ込んでる奴を使うことだ

突っ込んでくるそいつの武器を軽く避け顔をガッ!!と掴むと

大振りに振り回しこちらにとんでくる魔法へ向かって投げる


「ちょッ!!やだ、え、こんな終わ――――ぎゃあああああ・・・・」

俺が投げた奴のそんな声が聞こえたが気にしない

そしてトッと軽い音がなる程度で俺は動き

次の瞬間には魔法を放ってきた奴の横に移動していた

そして拳を振りかぶる


「ああ・・・俺、終わりか・・・・・ギョフッ!!」

俺が殴った相手はなんだか遠い目をしていた

そんなことするより

最後まで抵抗すればいいものを

え~っと

これで倒したの三人ですか

ということは残り二人ですね♪

俺がちょっと嫌な笑みを浮かべながらそっちを見ると


「ひ、ひぃ!!た、たたた、たすけてぇ~!!」

俺に背を向けて逃げ始めた

ちょっと、待って欲しいな~、いくぜっ!


「ひいぃぃッ!?」

次の瞬間には男の目の前に俺は立っていた

なんかこういうの見てると楽しくなってくるんだよね~

別に人を殺すのはすきじゃないよ。現にさっきの三人も殺してないしね

まぁ、なんだかもう楽しくなってきてねぇ~・・・


「アハッ♪」

のどの奥から笑いがこみ上げてきた

次の瞬間には悲鳴が聞こえ

悲鳴が途切れると地面にめり込んだ男という

とても奇怪な芸術作品ができていた


「動くなッ!!この子がどうなってもいいのかッ!?」

そんな声が聞こえた

そちらを見ると男が少女を人質にしている

眠ってる少女ではなく俺と一緒にいた少女のラウだった

ラウは少し震えている、

首下には刃物があり相当怖いだろう

男も必死でこちらから目を離さない。だから気づかなかったのだろう


「ラウ、耳をふさいでこっちだけを見ろ、拘束が解けたらまっすぐ俺のほうに走ってくるんだぞ。絶対だ、振り返っちゃダメだ」

俺がそういうと

少し疑問に思いながらもこくこくと頷いてくれた

そして俺が言ったとおりしっかりと耳を防いでいる

いい子だなぁ~・・・


まぁ、よし、これでおk

男も疑問に思っているだろう、この発言

だが、俺は教える気もないし教えるわけがない


「よし、やっちゃっていいぞ。クオ」

男の背後の影・・・黒い狼がその言葉とともにうごいた

そしてクオは大きな口を開き、牙のズラリと並んだ口で

殺さない程度に、そして絶対にラウの拘束が外れる程度に男の頭に噛み付いた


「ぎゃあ!!なんだぁぁッ!?」

その言葉とともに男の手は緩み

そのすきにラウがまっすぐこちらに駆けてきて

俺にヒシッと抱きつく

相当怖かったのだろう。ラウの頭をなでながら耳をふさぎ続ける

これは絶対に男のほうを向かせないための対処でもある


男のほうからは・・・


「ぎゃあああああ・・・」

…という悲鳴が聞こえすぐに途絶えた

そして次に聞こえてきたのは

ガリッ ゴリッ グチョ グチャという咀嚼そしゃく

とても生々しくて怖い音だった。すごく嫌になる音だった

ちなみに俺はそれを見てるのでちょっとリバースしろうになったが

我慢我慢


クオは軽いランチを済まして

こっちに来た。俺はラウの耳をふさぐのをやめる

けど、そっちは絶対に見せません。黒い狼の口の周りには血がべっとりついてるので

絶対見せるわけには行きません。とても怖いです

とりあえずタオルで血をふいたあとに軽く頭をなでて影の中に入るように指示

すると、すんなりと影の中に入っていってくれた


「ラウ、大丈夫?」

腰を低くしてラウの目線にあわせてしゃべりかける


「うん」

まだ少し震えているがこの様子だと大丈夫だろう

ラウを軽く撫でてから馬車のほうに向かう

中には金髪の少女

あまり見てなかったから説明できなかったがラウより背は低くかった

そして完全に拘束用の魔法がかけられている

少女を馬車から掴んで出してみる


むぅ~、なんであいつらは力を抑える魔法なんて使っているんだ?

完全に普通の少女だと思うんだが・・・

まぁ、とりあえず魔法をといてみる事にした

闇ってさ、すごいんだね

試したときもないし試す機会もなかったからわからなかったけど

こういうのに干渉する力を持っていたよ~

だから

とりあえず闇で魔法を食ってみた

そしたら綺麗さっぱり額のマークもなくなり自然に手錠も砕けた



でも・・・

起きる気配がない・・・・

なんか、めんどくせぇ~~  ・ω・`;

むぅ、とりあえず連れまわす事にした

起きるおきないの前にここで立ち止まってるのもなんだ

横に倒れてる馬車を戻し、だいたい走れる程度に直す

次に、いままで襲ってきた奴ら五人を拘束して馬車に乗せ

業者が馬を操るために乗る床にラウと眠ってる少女と俺がのる

とりあえず男達と一緒の部屋の中に入れるのはまずい気がした


あ、馬車なのに馬がいねぇじゃん

とおもったがクオが仲間を呼んでひいてくれた

なんか唐突な展開だけども

もともとこの種の魔物にはこういう仲間を呼ぶ能力があるらしい


まぁ、そんなわけで次の村には早く着いたわけだ

今はお昼の時間だ

馬車はテキトウに自衛団という警察まがいのところに行き

さっき倒した男達を渡した

自衛団の人が言うには

この男達は『黒の十字架ブラック・クロス』という闇ギルド

しかも闇ギルドの中では3大勢力の中に入るギルドの下っ端らしい

結構な大物が背後にいるねぇ~、こいつらは小物だったけど

まぁ、あとは全て(拷問とかの情報収集などあわせていろいろ)任せた


食事をしたりした

・・・この少女は眠ってるけどどうすればいいんだろうか


そのあと宿を取った

俺の一人部屋と、少女とラウの部屋あわせて二部屋を取った

なんか闇ギルドだなんだかんだを考えて

この町の中では安全と清潔度がたかい結構高い宿を取った

まぁ、王都とかそういうのを考えると低いだろうが

ほんとに少女をどうすればいいんだろうかと思いぼーっとしていると

ラウが


「なんだか、懐かしいにおいがする」

少女の近くといい始めた


「どんなにおい・・・?」


「私が生まれた。『ドラゲイル』の王都のにおい」

ほほぉ!!

・・・これは・・・


「さすがラウ!でかしたッ!!」

問題解決!

とりあえずラウを撫でている

ほめられたラウも嬉しそうだ


よ~し!この少女をどうするか決定!

とりあえずかついで俺の目的どおりの道に行けばOK!

ということで自分の部屋に戻り寝ることしてみたりした



       ─ 次の朝8:30 異世界にきて23日目だったりする ─


ラウにおこされておれは寝ぼけながらも

食事を取っていた

寝ぼけていたせいで覚えていないが

お皿も食べそうになり食堂のおばさんとラウに必死に止められた

いつもラウは俺的にまふ~というかなんというか

おっとり?というかなんというか

あ、あれだ、まったりだ。まったりしてる感じがあるので

そのときのラウの迅速な動きを見ていたら俺は眼を丸くしていただろう


とりあえず眠ってる少女を背中におんぶしてまた歩き始める

眠ってる少女には目立ってしまうため俺が普段着ているコートかぶせている

この村からだと

ドラゲイルの国境あたりからはあまりかからないわけで

一時間もせずについた

そしてついて


「通行許可証は?」

獣人であろう男が聞いてきた

通行許可証などは一般人は必要だが

便利な事に俺みたいにギルドに所属していれば

ギルドカードを見せてればとおしてくれる

ということで見せて


「この子は俺の連れなので」

とラウを紹介すればラウもとおしてくれたり


「その背中に乗っている者は?」

ときかれた

え~っと

迷子と答えるべきか?王都に連れて行けば問題は解決だろうし

ということで

迷子なので王都まで連れて行き親を捜します。といおうとして

コートのフードをとり

顔を見せると


「ルミ様!!?」

衛兵がそんなことを大声で叫んだ

え?ルミ??

と聞こうとするがそのまえに衛兵がボタンのようなものをおすと

5人ぐらいの兵が出てきて俺をかこんできた


え?ええええ?

何この状況

ちょっとまってよ・・・

・・・・時間は待ってくれませんよね、はい

もうやだ

めんどくせぇよもう、ホントに


誤字・脱字あればご報告宜しくお願いします

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