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俺は闇、幼馴染みは光の勇者様  作者: 焼き芋(ちーず味)
第三章 セカンドワールド 堕勇と勇者の戦争
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112話 きゅふふふふ

ただひたすらキモく笑うのみ(サブタイトル)

これは、帰ってきたあとだ。


「まさかとは思ってたけど、真くんマジで熱でてるとはなぁ」

俺の部屋。


俺の部屋で俺は普通に座っているのだが、本来いつも寝るのに使っているベットでは俺ではく真くんが布団に入っているのだ。

真くんにはいつも以上に布団をひたすらぶっかけておいた。


「うぅ…布団が重い」

そんな事を呟く真くんは、寝かせる前に俺が正直に言うように問い詰めると…我慢していたらしいのだが、体がだるかったようだ。


「真くん、今日おかゆね」


「…え~」


「ま、我慢しなさい。

俺が真くんの近くにいるし、暇になることはないんだからソレで他の色々なことを我慢してくださいな~」


「ぬぅ」



もし真くんの熱が出た原因のモノが風邪のように人に感染するものだとしても、徹夜などが風邪をひき熱を出すことはないだろう。

前にも説明したのだが、勇者召喚の魔法陣などにはあらかじめそういうウィルスやらのモノに対して免疫を高くする能力がついている。

それは元々身体能力の高かった徹夜や美月にも宿っており、風邪などのものならば感染はしないわけなのだ。


そして戻るが、真くんは時々苦しそうに咳をするが今のところ熱が出ている以外になにもない。

逆に風邪を引いた様子でもないし、いつも真くんのお世話を頼んでいる近所の優しいおばあちゃんに話を聞いても風邪を引くような原因となるものもない。

まあ、それは体を冷やしてしまったり…などの分かりやすいものに対してなので、もし遊んでいるときに他の人の風邪がうつったなどの場合があるので、わからない。


「……」


「………」

二人とも黙る。


「…暇やのぉ」


「うん」

俺の呟きに布団から顔だけ出している真くんが答えてくる。


「テツ兄が、それを言っちゃだめだと思う」

部屋を入ってきた栞が俺に対してそんな事を言ってきた。

だってさ、しょうがないじゃん…さすがにボーとしていれば暇になるのは当たり前でしょう。まぁ、ボーとしていなければ問題はないんだけどね。


「はい、真くん。アクエリアスとか色々」


「ありがとー」

真くんの手の届くあたりにペットボトルなどを栞はおき、俺のほうを少し見た後。


「まあ、その様子だと何もしようとしてないでしょうし…暇でしょうね」


「テツ兄、ゲームやりたい!」

こういう熱出てる人とかにゲームとかをさせても別にいいはず……というか、問題があるのかどうか俺は分からんのだが。


「ぬぅ…じゃあ、ほんの少しだけやるか。ほんの少しだけだからな~」


「うん!」

嬉しそうな笑顔で勢いよく返事をする真くん。

俺は立ち上がり、テレビゲーム機を取り出しセッティングし始める。当然、ベットで寝ながらゲームをできるようにという俺の考えで部屋は配置をされているので真くんも寝たままでの状態でゲームできるので大丈夫だ。

まぁ、寝ながらよりも普通に座ったほうがやりやすいんだけどね。


「さぁて…何のゲームがいい?」

一応何種類かある。

……というか、栞さんもゲームする準備していてノリノリじゃないですか。


「どれがいい?」


「それ」

真くんに俺がどのゲームソフトがいいかを聞くと、すぐさま真くんはソレを指差した。

これはバトル系のヤツだ。

この頃の真くんにとってのブームはこれなのだろう。


「じゃあ、これをゲーム機本体へと差し込んで、と…しょうがない、今日は最初にキャラクターとか選んでええよ」

真くんは俺の言葉に嬉しそうな反応をして、ゲームのなかのキャラクターなどを真剣な目で観察し何を使うか決めようとしている。

……正直なところをぶっちゃけると、いつも最初に真くんに選んでもらってるんだけどね。


「ねぇ、テツ兄…真くんに最初に選んでもらってるのって今回だけじゃないんじゃ…」


「何も言うんじゃない、栞」

言ったら真くんにばれるだろ。


そんなこんなで真くんは選び終わり、俺も栞も選んだ後は真くんを疲れさせるのもなんなんであまり盛り上がりすぎず、だがゲームをしてるのに暇になるのも嫌なので全然盛り上がらないというわけではない程度の所でやっていく。


それでどんどんと時間が過ぎていく。


「ふは…ふははははははははははは、いたっ」

いつのものようについハイな感じになってしまったが栞にコントローラーで頭を殴られて高笑いが収まった。


「真くんをみなよ」


「ぬ?」

俺が真くんのほうをみるとちょうど目がウトウトとし、睡魔と闘っている様子が分かる。

だが、どうやら真くんは睡魔に負けたようで瞼が完全に落ち、手に持っていたコントロールが手から滑り落ちるが音を立てるのもなんなんで俺が床に落ちる前にキャッチした。

ゲームしてるのに寝てしまうぐらい疲れてるのだろう…だるい体で元気よく走り回ってたのだからだろうな。


「じゃ、ゲームやめっか」


「うん」

真くんを起こさないように、少し小さめの声で栞に言うと栞も同じ程度の大きさの声で返事をしてきた。


それにしても、あと1~2時間で夕食になると思うんだが……ま、いいだろう。

2話前でなんか文章クソッてるなと思ったのは「●×だった。■▽だった。」と文章の最後が同じだと違和感があるんです。

それをいつもは徹夜くんの邪念で補って出来るだけ無くそうとしているのですが…2話前のモノは邪念が限りなくなかったわけですwwww

まあ、結局はあってもなくても駄文ですが



誤字・脱字があれば御報告宜しくお願いします。

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