表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺は闇、幼馴染みは光の勇者様  作者: 焼き芋(ちーず味)
第一章 魔王編 物語の始まり
10/270

10話 時の巫女さん現れた

前回のあらすじ

特訓やら何やらを済ましたあと

王都の外を見学

そして帰ろうとおもったら変な少女が助けを求めてくる

断る間もあたえずに攻撃してくるなぞの男達

おれはとりあえず撃退した♪

そして少女は意外な事に重要人物!?

ああ~なんかめんどくさい事になったぞ、おい。

何ですかさっきの意味深発言は・・・?

ちなみにここは俺が訓練していた宿の裏の空き地。


「なんで『時の巫女』様は追われていたんですか?」

これはラルドさんの質問~。

まぁ、普通の人ならそうおもうわな。


「カイラでいいよ、カイラ。呼び捨てでOKです。えっと、あれはね~

私を連れ戻そうとしていたの、神殿で私を担当してる人たちですよ」

それをきいてカイラさんを見ていたラルドさんはキッ!!っと俺を睨んでくる。


「だ、だって仕方ないじゃん。俺が何か言う前に追ってくる大人たち俺に向かって

拳振りかぶってたんですよ?ねぇ?そうおもいますよね、甲冑のおじさん?」

あれだ、正当防衛だと主張する。

まちがってないもん!

ちなみに甲冑のおじさんとはだれももいない所に向けて言った。

普通の一般人なら気づいていないはずだ。


「もう来ましたか・・・」

これはラルドさんのはつげん~、めっちゃげんなりしてる~。


「気づかれないように近づいたつもりなんですがね・・・」

その声とともに現れたのは、全身西洋の甲冑に身を包んだ、男の方(声でそうだとおもう)

それと同時に10人ほど俺達の周りに甲冑を着込んだ人たちが現れる。

みんな剣を抜いている。

ちなみにそれを見て驚いてるのはラウとエミリィだけ、エミリィ・・・お前Aランクじゃなかったの?

うお~、日の光が甲冑に反射して目がァァ!目がアアアアァァァァァァァ!!

まぁ、そんなにもろい目ではないのだが・・・


「さすがは『聖剣』のラルドのチームと言ったところですかね」

最初に現れた甲冑を来たおじさんの声だ。

そして顔にかぶってるものをはずす。うあ~、ワイルドな感じのおじさんだな~。


「ジョイツですか・・・、この人たちに会ったら帰るつもりだったのに、わざわざ迎えに来なくても・・・」

これはカイラの発言ですよ。ふむ、どうやら知り合いのようですな。


「その方を返してくれるとありがたい」

ああ、ジョイツさんとやらは強そうだ~。


「言われなくても返しますが・・・」

これ俺の発言だよ~。

面倒な事に巻き込まれたくないからね。

するとカイラがこちらを見て・・・


「お昼まだですか?」

む、何故そんな事を聞くのですか~?

まぁ、一応まだと答えておこう。


「じゃあ、ちょっと神殿にご招待しますよ」

ニコッと笑ってこんな事をいってきた。

ラルドさんたちのほうをみると、困っている。めっさ困った顔をしている。


「一生に一回あるかないかの事ですよ?遠慮せずにきて下さいよ。ジョイツ~!いくわよ~」

ジョイツさんも困った顔をしていたが、その発言を聞きため息をついてから・・・部下に合図をした。・・・『捕獲』

・・・何故ですか~~!?

その合図とともに周りの甲冑どもが動き出す。

むぎゃああああああああああああああ!!


「えッ!?なんで私まで!?」

ちなみにカイラも捕らえられてた。

もう逃げられないようにとの事だろう。


恥ずかしかった。

甲冑の男たちに抱えられて連れて行かれるのは恥ずかしかった。

しかもなぜかおれとカイラだけしか抱えてないし、ラルドさんたちは普通に歩いてるし。




              ─  ─


所変わって神殿~

真っ白な建物にどんな意味があるのかわからない飾りまでたくさんあります。

ちなみに俺達は据わってカイラを待っている。

カイラは今一番神殿でえらい歳のとった女の方にしかられている。

・・・人を面倒に巻き込むからそうなるんだ・・・ざまぁ。 

(´・ー・)俺はこんな感じの顔をしてる。簡単に言うとニヤッとした顔だ。



そしてカイラが戻ってくると反省してるのか反省してないのかわからないけど、元気に案内してくれている。

最後に通されたのはめっちゃごちそうの並んだテーブルのある部屋。

とりあえず食ってくれといわれた(めんどくさいから俺の解釈)

うまい~。

食ってるフリしながらも闇に入れたり、普通に食ったり。

とても美味しかったです。


そして・・・

さっきのえらい女性の方が来ると部屋を移動~。

めっちゃ真顔で深刻そうな顔をときどき見せる。

うあ~、なんかめんどくさくなりそうですな~。

まぁ、ただで楽できるなんてこの世の中ありえませんよね~。

ハハハハ、はぁ~・・・めんどくせぇ。


そしてある部屋まで来た。

この部屋にいるのは俺、ラルドさん、エミリィ、ライル、カイラ、ジョイツ、偉い女性の方

ラウは重要な事なので聞かせられないとの事でケーキと一緒にご退場。

ジョイツの部下さんたちと遊んでいるだろう。


「実は、この子・・・巫女様は命を狙われているんです」

こんな事から始まった会話。

うあ~ん、もう面倒なことの匂いがしてきたよ!HELP!ヘルプミー。


「命を狙われているとは?」

ラルドさん場慣れしてる感じだね~~。

切り返しがは~やいこと~。


「狙っているのは闇ギルドで『血祭り』という名なんですよ」

うわ~、センスねぇな、こんちくしょ!


「理由はわからないんです。この闇ギルドは、まぁ力もあまりなく。

あまり名は出てこないギルドなんですけど、隠れ家がどうもわからないんですよ」

こちらでも捜索はしてるんですけどね、っと続けていってきている。

うあ~、本当にめんどくさそう。

闇ギルドとか調子のんなよ~、力がないんだったら黙って隠れてろよ~。

ホントぶっ潰すぞこのこのヤロウ。


「だから護衛、もしくは闇ギルドを潰して欲しいんですが、

いい加減この子が危険にさらされているのも嫌ですし、闇ギルドのせいで

騎士も数名負傷してるんですよ。もう・・・いい加減目障りなんです・・・」

黒いオーラを出しながらのにっこりの顔はとっても怖かった。


ラルドさんは一つ言葉でそれを受けた。

ギルドに通しておいてください。といいその日はそれで終った。


ちなみに俺以外の三人は隠れ家を探すそうだ。

俺は慣れていないだろうから、護衛で、といわれた。

はァ~、なんかこっちきてから暇な日は一日しかなかった気がするよ~。


2011 7/18 訂正しました

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ