第5話
遅くなりました
修羅場から何とか生還しました。僕、どうやって生きているんだろう。久しぶりの週末暇な日、今日は漫画でも読みながら時間を潰そうかな。
ピンポーン……ピンポーン……ピンポーン♪
「……ん?宅配かな。は~い!!今行きます。」
自室から出て、玄関のドアまで少しだけ早足に向かっていく。扉を開くとそこには。
「ねね!遊びに来たよっ!!」
「わっ!?シオン、遊びに来たの!?いきなりだねっ。」
「うん、サプライズだよぉ~。お家、上がらせてほしいかな?」
「あぁ、そうだったね。どうぞどうぞ。」
「お邪魔しまぁす!!」
シオンが来るや否や部屋に向かってダッシュで行った。まぁ、あの子のことだ。変なことは多分しない。僕とサシなら。そう、信じたいだけなんです。
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期待は裏切らなかった。僕が、部屋に戻ったとき、下着を被り、ベッドの上でゴロゴロしているシオンが発見された。今日まともな日だと思った者だけが石を投げなさい。
僕は、投げる権利はありませんでした。呆れて、声も出ないので気にすることを辞めました。(満面の笑み)
「ねぇ、シオン。どうして家に来たの?それと、お茶。」
「ありがとう、ねね。それとせめてこの姿に弁解の余地が欲しいの。」
「う~ん、どうでもいいかな?取り敢えず、どうして連絡も無しに急に家に来たのかだけ教えてほしいかな?」
「あの、ねね。」
「シオン。犯罪者はね自供したほうが罪が軽くなるんだよ?」
「大変、申し訳ございませんでしたぁ!!!」
自供させるんだよ、ニッコリ笑顔で。相手の目を見ながら虚空を見つめるとあら不思議、人って自白するんだよねぇ。僕は不思議だよ。怒られる前にそんな行動に移す人が。
「それで、何で僕の下着の入ってる場所が分かったのかな?」
「……匂いで?」
「シオン、麻薬探知できる犬だったりする?」
「獣と一緒にしないでよっ!!」
「わんちゃんにそんなこと言うんじゃありません。寧ろあなたは、探知される側だよシオン。」
「なん、だと……!?」
いや、何で自分が探知されない側だと思っているのだろう。僕の下着を被って挙句、服まで着ちゃっている。それにしても……
「……」
「どうしたの?ねね。」
「ん?何でも無いよ?胸についている贅肉をどのようにして調理しようかななんて、僕、考えてないよ?」
「いや、それは考えているって、自白してるよねぇねねさん!?」
「まぁ、取り敢えず……その贅肉を堪能させてもらうよっ!!」
「えっ!?ねね、ねねぇぇぇぇ!?!?」
僕は、シオンの胸を触る。揉みしだいた。
………
……
…
触っていくうちに、艶やかな声が部屋中に響き渡る。僕の頭は柔らかさによってショッキングピンクに染められ始めていた。気が付けば、下肢に手が伸びかけたその時に、シオンの顔を見る。
「//////」
「……あっ。」
スイッチが切れて、僕はシオンの真っ赤な顔を見て僕の顔も瞬間で湯沸かしされる。立ち上がろうとして滑ってこけた。
「ご、ごめんっ!!あっ!!」
「えっ!?ねね!!」
シオンの身体目掛けて僕の身体は落下していく。逆らわず、彼女の身体を抱きとめるように押し倒してしまう。その時だった。自分の唇に瑞々しい感触が当たった。
目を開けるとそこにはゼロ距離に等しく、繋がり合っていたシオンが目の前で、意識を失っていた。
「……へっ。」
僕は、頭に宇宙を背負った。そして、その日のことはほとんど覚えてなかった。
次回は少し遅くなります。テストや予定もあるので




