表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

MY song

山手幹線のつぶやき。

作者: caem


 街路樹に寄り添う人波 けたたましいサイレン


 辺りを取り囲むのは 有象無象で


 正直 関わりたくもない




 いつまでもピコピコしている灯りのスイッチに


 近づくビニール袋 親指でぎゅうっと 力強く




 やり過ごそうとした真夜中


 見上げた先の 月光が眩くて


 早く 温もりたい 布団に ベッド


 そして お風呂




 勢いよく 放たれた白煙


 濁った空気は 淀む グレーに




 冷たい感触と 訪れる眠気 近い沸点


 いつもは騒がしい駅前が しんとしていて


 ただ 煌々と光輝く賑わいがあった




「お疲れ様です!」 




 24時間営業の ―― チェーン店


 夜中の牛丼は 魅惑


 ぐっと こらえるしかない




 就寝間際のエピソード


 冷たい風と 吐息が混ざる


 四角い布切れと 柔らかいゴム


 マスクをして ―――― 堕ちた




 朝陽を待つ 平日に




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ