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ハルの秘密  作者: 森なつみ
1/1

1章+桜のヒミツ+

 ねぇ、ハル。

 もし、あの日に戻れるとしたら、

 私があの場所に行っていたら、

 何かが変わっていたのかなー


***************

4月8日は、ハルの命日だ。


「もー桜ってば!ちょっと待って。

相変わらず歩くの早いんだから」

「……早苗」


振り向くと、息を切らせた早苗が脇腹を押さえて立っていた。


「あれ?青葉君は連れてこなかったんだ」

「朝から遊園地行きたいってごねちゃってさ〜旦那に頼んで来たわ」

「そっか。もう3歳だっけ」

「そう!やんちゃ盛りで本当に困っちゃう」


長い石段をのぼりながら互いの近況報告をする。


私たちは中学校の同級生で、

こうやって1年に1度、ハルの命日に集まっていた。


石段を上り終わると、

小さな神社にたどり着いた。

ここが、私たちとハルの思い出の場所。


「お〜、桜、早苗、来たか」

「佑司!あんた変わってないね〜」

「痛っ!早苗、お前は相変わらず凶暴な女だな。

これでもこの神社の18代目なんだからな」

「はいはい、あんたの代でつぶさないように気をつけてね」


早苗と佑司がじゃれ合うのもいつものことだ。

そしてここにもう1人ー


「悪い、遅くなった」

「湊!良かった。来れたんだ」

「ああ。今朝NYから帰って来た。久しぶりだな、桜、早苗」

「って俺は?!」


あの時と変わらない笑い声に包まれる。

その声に反応したように、ピンク色の花びらが舞った。

ハルが笑っているような、気がした。








はじめまして。

森なつみです。ずっと温めていたネタを、描いていく事にしました。

どうぞよろしくおねがいいたします。

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