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第一章 蝙蝠の章 奪回編

はじめに

 人間と魔族が争いをつつける巨大な大地があった。

 剣と魔法の世界

  そこに1匹の蝙蝠型モンスがいた。といってもかなりラブリィ♪

 そう、それは自分!

 「やほー 初めまして~♪」


 ・・・簡単な自己紹介が済んだ所で少々説明を、まずは自分は蝙蝠です。

 魔界の雑魚モンスです。


  蝙蝠といえども巨大ではでなく、むしろ小型、むしろ癒やし系?

女子高生の携帯にぶら下がっても、違和感はありません。


 無論凶悪なボスモンスではありません。RPGで言えば最初のMAPの城周辺に出てくる『雑魚モンス』です。

  その中でも特に貧弱、最下層のモンス、それが自分です。

倒したら経験値が1~2入る程度の雑魚でございます

 見た目は体長3~4センチのちっちゃな蝙蝠。体重はおそらく10gもない。

  かなり弱い。本気で戦ったらカブトムシにも本気で負ける。

 猫に捕まったら、そのまましばらく遊ばれて惨殺されます。

  無論、本気でそうなる自信がある。


 でも、そんなちっちゃな自分。最高と思う自分がいる。それには多くの理由がある。いっぱい理由がある。

 涙ながらに語れない多くの理由、だが今となってはもはや些細な事

  不幸な過去より、幸福な現在。

 以外とポジティブなんすよ、自分。


 なんせ目の前に自分の指揮で動く数百の仲間モンスたち

 それらの仲間が自分に対し敬意と尊敬のまなざしで自分を見ている現実。そして何よりの理由は今自分がいる場所が最大の幸せの要因。

 

 なんと、今の自分は超美少女の胸の谷間にしっかり挟まれているのだっ!。

 その超美少女見た目は高校生ほどのハイティーンの金髪の少女。そして惜しげもなく晒したそのボディ、身を包む布地は最低限、なので当然胸の谷間もはっきりと外部から見える。

 ぽよん、ぽよんとゆれる推定Dカップの胸。その胸の谷間が自分の家っ!

 マイハウス~♪ いぁああ最高の家っす。

 その形はしっかりとしたお椀型、大きいのに型崩れせず、だが、堅すぎず柔かさを維持

 このぽよんぽよんのご主人様の胸、そこの谷間に挟まれる自分。


  過去どんな王侯貴族でもこれ以上の豪邸はあるか、いやあるまい。

 そしてこの眺め、遠くを見渡せば数百の軍団。その手前にはなんと桃源郷も存在するのだ。

 その桃源郷は自分の僅か数センチ先に存在する。

 それはこの胸の先端に存在する桃源郷。まさに『桃』っ!

 前世ではついに実際に見る事が無かった幻の存在。その未知の存在が、今はっきりとリアルで見れる位置に自分は居る。

 確かに、毎回それを見る事は至難の業、しかしその桃源郷の周りに存在する桃色の大地は結構な頻度で確認できた。

 その色はまさしく桃源郷の名の通り、桃!

  茶色などという朽ちた桃の色ではなく、まさしく新鮮な桃

 その桃色が見える見えないのギリギリのラインで存在する。そしてたまに見えるその先端部

  うむ・・・うむ これを幸せと言わずなんと言う。

 いやぁ最高。

 それが今 自分を囲む状況である。

 あぁ幸せ。

 

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