244【ドカッと弁当】
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入学して一か月をちょっと過ぎた。
ヴァルカーン王国立魔工学園の真ん中にはパブリックな施設が集まっている。
学園の技術の粋を集めて建てた闘技場。細やかな彫刻などがすごいんだけど、クラフト系の学校で闘技場って。異世界だよねー。
平日はもちろん戦闘訓練(体育)とか魔獣の討伐練習(体育)とかに使われているけど、週末は格闘技や賭けのあるような催し物もあって、王都民の娯楽を担っている。
その周りには、食事をしたり、座学に限った課題をしたりするのに使って良いテーブルが沢山ある建物がある。壁に沿って、色々な屋台のような店が並んでいて、フードコートみたいだ。学生優先で格安に提供されているが、外からの人々が食べることも出来る。そっちは割高だ。
しかし、王都だというのに冒険者ギルドの外で唯一のレストランがこの学生フードコート(学食)だったりする。
都民はクラフトの店はあるんだけど、食堂的な店がない。
初めのころは、いくつかの食べ物を買ってみたけど、やっぱり料理人達もドワーフだったので、
「全部濃いです。それに多すぎ」
「胸焼けしそうだぜ」
「フレッシュな野菜がない!」
って感じだったので、当初の予定通り弁当を持ってくることにした。
目立たないように、ステンレスの弁当箱にしたよ。樹脂のものでも良いけど、日本で売ってるパッキンのシステムを見せたくなかったから。魔法の各種収納なら汁がこぼれる心配もないしさ。
学園の寮生活をするなら、帰っても良いんだけど、寮の飯も同じラインナッブだと、同級生になったドワーフの友人が言ってた。
今では学生寮じゃなくてギルドの自炊にして良かったと思っている。
弁当箱を並べているうちにウリサが合流した。
今日は、コカトリスの唐揚げ弁当にしたんだ。唐揚げ弁当でも、ここの料理よりあっさりに見えるんだからね。
「クリス、卵焼き上手になったじゃん」
「だって、ガスマニアのセイラード第三皇子殿下でも料理されるんですよ!火魔法の訓練とか言ってたけど。庶民の僕だって料理ぐらいできないと」
「庶民って、クリスは伯爵家の跡取りじゃねえか」
「ウリサさん、あのお祖父様が引退すると思いますか?」
「たしかにお祖父さんもお祖母さんもクリスのお母さんのナティエさんの兄姉かってぐらいに若々しいがな」
「僕が伯爵になるなんてないですよ」
「だけどねクリス、長寿種の人は若いうちに引退して次の人生を歩んでらっしゃるよ」
「うっ、たしかに王都のお隣のアルジル様の所も……」
「あそこは、代替わりしてから伯爵になったらしいけど」
「人間族の俺には理解できねえ話題だな」
「いやいやいや、俺たちもまだガキなんで、そんなに先のことは分からないよ」
「そうです」
たわいもないことを話しながら食べる。
「ベランダで採れたホウレン草美味しいですね」
「だよね。魔法を使えば毎日収穫できるなんて反則だよ」
「人参が三日で収穫なんてありえないぜ」
「ベビーバス活躍してるね」
「先日、ベランダにスフィンクス様がしゃがんでるのを見てびっくりしたがな」
「小松菜を収穫した後にこのほうれん草ををすかさず植えてくれたんですよね」
「……アナザーワールドにもらいに行った方が早かったりして」
「しっ、そんなこと言ったら本当にキッチンに置いてあるんだから」
「こんなに温い生活で大丈夫か」
親を亡くしてから生きることに必死だったウリサが、温い生活に不安を感じている。
アリサもゴダも大人なんだから、楽になっていいんだよ。
「勉強に集中できるじゃん」
「そうだけど」
「ところで、ウリサの今日の授業はどんなことだったの?」
商業科のウリサの授業も興味があるんだよなぁ。
そのクラスは日本の商業科的な勉強もあるけど総合的な経済の勉強もあるって感じだ。
「地理の延長みたいな感じだ」
「へえ」
「あとは第一次産業の事とかな」
「ふうん」
「ここは海から遠いから、漁業のことを説明されても殆どは理解できないみたいだったな」
「見たことのないものは、理解しにくいよね」
「後はそれらの産業の流通の問題とか」
「なるほど」
「今の流通は、馬や馬車しかないもんね」
「だな。シュンスケと空を移動してたから忘れがちだけど、例えばここヴァルカーン王国から、ガスマニアの帝都まで行くとすると、ロードランダを斜めにぶっちぎって、ガスマニアを縦断することになるから、単騎で行っても二週間以上かかる。何度か依頼で往復したからな」
「すげえな」
いつもハロルドに乗ったり瞬間移動したりとか、他の人から見れば反則技で移動している俺には尊敬しかないぜ。
「届けるのは手紙とかマジックバッグに入る程度の荷物が精いっぱいだ」
こういう時に使われるマジックバックの容量は、せいぜい大きめのスーツケースぐらいだ。バッグそのものが高いから輸送費と共に配達するものの値段が上がっちゃう。
「嵩が多くなると辻馬車より遅いよね」
満月湖でジョブチェンジする前のあのファミリーを思い出す。
「単騎なら馬を交換するのも簡単だけどな」
「トロッコが世界中に張り巡らされていたら随分違うだろうな」
思い付きをポロッと出す。
「トロッコですか?」
「あれを?」
「まあ、あれじゃあ頼りなさすぎるけどねぇ」
ヴァルカーン王国の大きな製鉄所とかは中にトロッコがあるのだ。重たくかさばる荷物や完成した製品を運ぶのに使われている。それを入学前に三人で街中をウロウロしていて見かけた。
一両が、遊園地の緩いコースターの箱みたいな大きさだ。
「でも流通を何とかするのは考えるべき分野だよね」
空飛ぶ魔動船の開発をされたことがあるって聞いたけど、いきなり空じゃなくって陸路を考えた方が良いよなぁ。
「例えばこれ」
と母さんのウエストポーチからなつかしのプラスチックの青いレールを幾つか出す。
今回はカーブばっかりを繋いで、真ん丸のレールが完成した。
「玩具なんだけどね」
「へえ、面白い玩具ですね」
まあな、俺はどっちかっていうとレールを繋げて広げる作業の方が面白かったな。走らせるのは新しい車輌を買ってもらった時だけで。
「んで、ここにこれを乗っける。スイッチが…あ電池抜いてたね」
これは単三電池を入れるタイプ。四本入りでパックされているのをパキっと外す。
「この細長いのは?」
「こっちでいうところの魔石みたいなものだ」
「同じ大きさが揃っているんだな」
子供の玩具の電池っていちいちドライバーが必要なんだよね、リモコンとかと違って、子供のおもちゃだからさ。もちろんドライバーもありますよ。これは学校でも使うから、平気。
「そしてスイッチはこれなんだけどね」と屋根の上のレバーを指さす。
“乗る?”
乗客を誘う。
“のる!”
黄色ちゃんが手を挙げる
“はやそう!”
そして、青色ちゃん。
「これ顔ですか?」
「まあな。そういうお話があるんだよ」
前に元気な笑顔の張り付いた青い汽車。そして後ろに客車が一両繋がっている。
汽車の屋根に赤色君、客車には精霊ちゃんが二人乗り込んだ。
ポチリ。
ジーガラ ジーガラ ジーガラ ジーガラ ジーガラ ジーガラ
“おおっ”
“きゃーはやーい”
“ぐるぐるー”
「わあ、早いですね」
「だろ」
「これの人が乗れるサイズがあっちにあるってことだな」
ウリサやクリスは俺が別の世界の地球で生まれて育ったということを知っている。
「そうだ」
「魔法がないのに出来ると」
「うん。もとは蒸気機関」
「蒸気機関?」
「水を、温めると蒸気が出来るだろ」
「ああ」
「その蒸気の勢いで車輪を回すのさ」
「風ではなくて蒸気なんですね」
「そ、この玩具は樹脂で出来ていて、エネルギーは雷魔法の親戚みたいなものだけど、リアルは鉄でできているんだ。燃料は石炭って言う、炭が化石になったようなものだ、それをひたすら燃やして、走るんだ」
「おうシュンスケすげえなその話。鉄ででっかく作るための模型なのか?」
背中の方から男子の声が聞こえた。
振り向くと、同じ総合工学科一年生のドワーフだった。こいつは赤色君だけ使う精霊魔法使いでもある。
「あ、ベゼット」
「ベゼット、興味ある?」
「ああ、ワイは鉄を使って、でっかいことをしたいんや」
「それなら、こういうの好きそうだね」
「ああ」
午後からの講義が始まるチャイムが鳴る。
「今度詳しく教えてや」
「うん!いまから次の授業に行くよね」
「ああ、一緒に行くやろ?」
「じゃあ、ウリサ、クリス、後で」
“始めからぶっちゃけるなよ”
念話で釘を刺される。
“分かってるって”
クリスも同じ科目があるんだけど、時間は別にされている。
実習室は、座学の教室と違って人数制限があるんだって。借りられる機械や道具の数にも限りがあるからね。
「じゃあ、行こうか、ちょうど次は鍛冶の授業だよね」
「ああ。ワイは代々鍛冶屋をやってた小さい鉄工所の息子やからな。鉄とか重金属のことは得意や」
「色々教えてね」
「ああ」
ベゼットは見た目は俺よりちょっと年上に見えるけど、中身は十五歳。さすがにその年じゃまだごつくはない少年だけど、すでに顔は堀が深くて眉なども太く濃い。顎がしっかりしていて手足も短くて力が強そうな、そんな奴だった。
「シュンスケは鉄に詳しいのか?」
「そうでもないよ」
「加工したことは?」
「うーんステンレスを魔法で溶接したぐらいだよ」
「ステンレスを魔法で溶接?」
満月湖で大きな大きな魔法陣を作った時に。
「うん。水の中に沈めておきたくて、ただの鉄じゃなくてステンレスにしたんだ。大変だったよー」
何しろ大きな湖の底一杯に溶接したんだもんな。
「それはそれでスゲーな」
「炉とか溶かすような道具がなかったから魔法でね」
「火魔法だけでやったんか?」
「いや、鍜治場でも火だけじゃ無理でしょ?」
「ああ、絶妙に空気が必要やな」
「そうそう、だからちょっと風魔法も使うよ」
「ふうん」
“こいつは、ひのぞくせいしかないんだ”
“なるほど赤色くん、すると鉄を熱で加工するにはふいごのある炉が必要なんだね”
“そうだ”
でも、ある程度はイメージ次第だと思うんだよねえ。
金属実習室に到着すると、今週は〈打ち出し加工〉を学ぶと説明される。
四角い合金の板を二枚ずつ渡される。これなら魔法は必要ない。必要なのは根気と忍耐力だ。
先生はショートドワーフのナバーブ講師。金属加工の担当だ。
「いいか、まず、これを真ん丸に切って、蓋の付いた入れ物を作る。完成品はこれだ」
直径三十センチで深さが四から五センチぐらいの入れ物だ。
「弁当箱みたい、でかすぎるから重箱サイズかな。丸いけど」
「弁当箱?」
「昼飯を入れるんだよ」
「そうじゃシュンスケ、この金属はステンレスじゃから、食い物を入れても良いぞ」
「そうですよね」
「儂は、鉱石の採掘に行くときに弁当入れにしている。
他のやつらは、釘や刃物などの危ないものを入れているな」
「なるほど!」
「やり方を覚えたら色々な大きさの色々な入れ物をつくって練習するとええ」
「「「「わかりました」」」」
実習室には、金属を曲げたり伸ばしたり、削ったり、磨いたりする色々な魔道具の機械や道具が揃っていた。それらを説明しながら工程も説明してくれる。
「これは旋盤と言って、ここに物をセットして外から力を当てたりして加工する」
「こっちはフライス盤といって、加工に合わせて、これを取り換えて、ぐるぐる回ったところに材料をあてがって削ったり磨いたりするんだ」
おー、これは日本のと一緒では。回すための装置が魔道具なんだな。だから電線がないのが良いよね。とにかくぜひ使いこなせるようになっておきたい!
「こいつらを使うときは削り方によって金属の屑が飛び散るからゴーグルやマスクをしろよ」
「「「「はーい」」」」
もちろん、あのカッコいいゴーグルはおでこに準備済み。
「それから、こっちは穴を開ける道具。このアタッチメントを入れ替えて直径を変えたり穴の形を丸以外に変えたりするんだ。」
「これは溶接の道具。これを使う時も必ずゴーグルをして、先生が一緒にいる時しか触るなよ。まあ今回の課題には使わねえけどな」
なるほど。
壁にはいろいろな金づちや木づち、コテにヘラやら鋏などもある。鋏は剪定などに使うようなごっついやつだ。あとは足元に万力とか、見覚えのある道具や工具が一杯!
こっちでも手作業の道具は同じような感じだね。
「じゃあ、ワイは弁当箱にしよかな」
「かなりでかい弁当箱になるんじゃないか?」
先生の箱を見る。
「あれぐらい食えるやろ。むしろ足りないかもしれへんぞ」
ベゼットがさらりと言う。さすがドワーフ。
「俺はお菓子入れだな」
ポテチとか入れていいかな。
「は、シュンスケに似合うやん」
「箱が似合うってなんだよ」
「菓子が似合うんだよ。がははは!」
ステンレスを両側が針の大きなコンパスで円を描き、それに沿って鋏で切る。
「こんなところに針なんて刺さらないよ」
「だな。ワイが板を押さえちゃろ」
「サンキュ。じゃあそのまま二人分の丸を全部描いてしまおう」
「おう」
純粋な手作業。魔法なし。友達と一緒に。久しぶりかもしれない。
コンコンカンカン、一週間後に弁当箱、もといお菓子入れが完成した。
一週間毎日これが出来るわけじゃないんだよ。明日明後日は違う授業だからね。授業としては二回。結構短い時間だった。
「ベゼット、なかなか良い弁当箱じゃねえか」
「シュンスケの菓子入れもええやん」
「まあ、名前が違うけど同じものだ」
「ははは」
先生には、さっそく物を入れてみろと言われた。
「物入は物を入れてこそだ」
「弁当に入れる食い物なんて持ってない」
「じゃあ、俺が手持ちのを入れてやろう」
「ほんまか!?」
まずは、ベゼットの弁当箱を水魔法と風魔法に光魔法を駆使して洗浄殺菌する。
そこへ、虹色淡水魚を種にした海苔なしおにぎり四つ、バラン代わりに、レタスで仕切って、唐揚げ、卵焼き、そしてバターソテーしたキノコとホウレン草を詰めていく。粉吹きじゃがいもも入れる。そして、小さい小鉢を入れてエメラルドの葡萄の粒をデザートにコロコロっと皮つきで入れる。
「埋まったよ」
「うわあ、すげー、本当に弁当や!」
「うまそう!」
他の生徒も集まってきた。
「さっき昼飯食ったばっかりなのにぃ!」
「なんだそれ!ベゼットの弁当箱か?」
「せや、それにシュンスケがね」
「俺のマジックバッグに入ってた手持ちのおにぎりとおかずを詰めてみたよ。最近に作った飯だったから大丈夫」
「すげえな」
この授業は午後からの時間割だからね。
「晩飯にいいだろ?」
「待てない。おやつにする」
「おやつにこれは多いよ」
「シュンスケ、僕のも弁当箱にチェンジするから入れて」
「おま、厚かましいぜ」
他の男子生徒から注意が飛んでくるけど
「今度、何か手伝うから!ねっ!」
「いいよ」
「おいらのもおねしゃす」
だって、みんなちびっ子の俺に、高いところにある道具や物を取ってくれたり、どうやら力もないと思われているのか、重いものを運ぶときとか色々手伝ってくれるんだ。みんな優しいんだよ。俺は男子なんだけどさ。
まだ同級生の前で飛んだりしてないからさ。俺はまだ人間族!
ここでも同じ科のSクラスは十人。
そのうちの五人の作品が弁当箱になった。
そいつらは、親と離れて暮らしているもんな。今日の晩飯がゲット出来て嬉しそうだ。
べゼットは自宅が近いから通いだけどね。
「さて、俺のには、やっぱりお菓子を入れようかな」
お菓子を弁当に見立てて入れていく。
半分にカットしたバウムクーヘンを幾つか、チョコレート、クッキー。可愛い紙でねじられたキャンディ。
甘いものばっかりも飽きるよね。
あられ、せんべい、塩味ポップコーン、するめ。
お菓子は折り紙で箱などを作って分けていく。ポテチは今度ね。
「なになにそれシュンスケ君。きれい!」
ドワーフの女の子が話しかけてきた。
この子はパステル、ベゼットの実家のご近所さんらしい。彼と同じ十五歳。
オーバースカートの下からペチコートって言うの?フリフリのレースが見えている。そしてインナーもレースのフリルが丸襟に着いたパフスリーブのブラウス。そして肘の上から腕カバーをして手袋をしている。手袋はネイルを塗った爪をカバーして工作するためのもの。
制服なのにロリータっぽく着こなしていらっしゃる。はやりなんですね。
ツインテールも似合ってる。
「シュンスケ君、あたしもお菓子入れたい」
「いいよ、自分で詰める?お菓子も手持ちが余っててさ」
そうして、ウエストポーチから出来るだけカラフルなお菓子を出す。黄色ちゃん達が好きなマシュマロも、白いのしかないけど形がほわほわで可愛いんだよね。
彼女の作品を洗浄殺菌してやると、今度は彼女自身がお菓子を詰める。
「きゃあ、楽しい」
「カラフルにできたじゃん。やっぱ女の子はこういうの上手だよな」
素直に褒めるとすっごい笑顔が眩しいぜ。
こっそり蓋の内側に脱酸素の魔法を付与しておく。これがあると長持ちするからね。
「ありがと、元は全部シュンスケ君のお菓子じゃん。
でもこんなに沢山申し訳ないなぁ。お金払うよ」
「お金は要らないよ。だって同級生だろ」
「でも……」
「じゃあさ、今度俺に刺繍の図案を貸してよ」
パステルさんのお家は洋裁屋さん。服飾などに強いんだ。
「そんなのお安い御用よ!」
新しい学園生活の級友も少しずつ増えていく。
ちなみに、他の女の子は裁縫箱にするんだって。
ステンレスの裁縫箱ってすごいよね。磁石を一つ入れておくと、針がこぼれないんだよ。俺も復習がてら、もう一つ作って道具入れにしようかな。
俺は、大きめのスカーフで、お菓子の入った箱を縦と横で二回括りながら包む。包んでしまえば弁当にしか見えねえな。
「わわっ可愛い。そうすればバッグみたいに下げれるんだ」
「でしょ。いまは手持ちがこれしかないけどさ、これに合った大きさのプリント布で包んだらきっと可愛いよ」
「そうね!さっそく考えようかな」
ちなみに、全員〈A〉評価をもらいました。流石Sクラス。
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