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134【再再会】

いつもお読みいただきありがとうございます!

このページでゆっくりしていってください~♪

 トルネキ王国の王都に、シュバイツとして訪問する。

 そのためには準備が必要だった。


 宿泊している宿屋で、古書街の出口近くにある商業ギルドで馬を一頭借りる手続きをしてもらう。


「メター団長さん、もう一日アヌビリさんを借りていいですか?」

 昨日手を合わせてお願いした。本人からは昨日OKもらってある。

「もちろんですよ」

 アヌビリさんをレンタルできた。

 都合がつかなければ急遽ウリサ兄さんとも思ってたんだけど、今は俺が行った事のない国に遠征に行ってると黄色ちゃんが言ってたから無理だったんだよね。裏技はあるけど。

 でも、シュバイツとして王都入りする必要があったから、クリスやプランツさんでもよかったけど、強くて腕の立つ人の方がいいし、今現在の身近な人を頼るのは普通のことじゃん?もちろんこれまでの護衛代も支払っております。本人が確認しているかは分からないけどね。


 本の虫亭でアナザーワールドに置いてある、ロードランダの侍従の服に着替えてもらう。

 そして、マツはお嬢様ドレス、俺も略式だけど王子スタイルになる。まあ、緑銀色の髪と緑色の目に翅を出して。

「では、マチューラ嬢、行きましょうか」

「はい」


 一階のフロントで、チェックアウトの手続きをしている座長さんたちと合流すると、びっくり(まなこ)になった〈本の虫亭〉主人の山羊人族のログホーンと目が合った。

 挨拶ぐらいしとくか。


「一泊でしたけどお世話になりました」

「あ、あなたさまは・・・」

「いきましょう、おうじ」

 猫耳が余所行きの、おすましお嬢様笑顔でにっこり。

 手をつないで踵を返す。


「は、翅が光って・・・なんて美しい」


 外に出ると、まだ、早朝なので、古書街はパラパラとしか開店していない。

 ここから、馬を借りる予定の商業ギルドまでは五十メートルほど。


 そこまで、マツと手をつないだまま、侍従スタイル(また、これがめちゃくちゃ似合うんだ)の金狼アヌビリさんを従えて歩く。

 前には、ロムドム団のメター団長が歩いている。


 さらに後ろにはタレンティーナさんと、カランとビャオ。

「ごめんね、団長さん。ここから別の馬車にしなくちゃいけなくて」

「いえいえ、ここまで、ハロルド様に連れてこられて、随分ありがたかったですし。本来なら何頭も取り替えたりするか、宿泊する必要がありましたからね。王子のおかげで儲かった上に、さらに助かったんですから」

「それだけじゃないわ」

 後ろからも声がする。

「お金では買えないような良い体験ができたもの」

「「うんうん」」

 数メートル進んだところでハロルドも出して歩いてもらう。

 『ごめんね。さすがに僕一人で馬車二つは、曳けるだろうけど変だもんね』

 曳けるの?すごいな。

 ハロルドは、荷を引くごつい馬とは違って、サラブレッドタイプのプロポーションで、足もほっそりしているんだけど、それで五人の大人と子供二人乗った馬車をずっと曳いてくれていた。

 荷物はそれそれマジックバッグに入ってるから無いみたいなものだけどね。ファンタジーだよね。


「いらっしゃいませ、シュバイツ殿下。メター様。荷馬車用の馬だけでよかったんですか?」

 わざわざ商業ギルド長が出てきてた。俺のせいですよね。


「はい馬車は冒険者ギルドで借りたものがここに」

 と言って、アイテムボックスから荷馬車を一台出す。

「おお、さすがすごい容量のアイテムボックスですな」

 おいおい、冒険者ギルドの馬車一台だけでびっくりするなよ。


 そして、父さんに持たされている、ロードランダの紋章が入った四人乗りの白っぽくて

 表面に葡萄のアラベスク模様が施された馬車も出す。キラキラしてて恥ずかしいけれどしょうがない。


 そして、ハロルドにアイラお手製のブドウ模様のゼッケンと、馬車用の長い手綱(これは市販のやつ)をつけて、馬車にセットしてくれるのを待ってる間に聞き覚えのある声がする。


「あれ、まさか貴方様はシュバイツ殿下?」

 昨日たくさん買い込んだ〈ヴェール ドゥ シュバイツ 専門店〉の店主がいた。

 この商業ギルドの宿舎にいるのかな?〈宿舎はこちら〉みたいなプレートの方から歩いてくる。

「あ、アナラグさん。昨日はお世話になったね。

 父さんと俺のネタの本を売るのもいいけど、あんまり直近のネタは本にしないでほしいな。五年ぐらい寝かせてからでお願いします」

「昨日?あ、その侍従はAランクの。じゃあ、昨日の人間族の兄弟は・・・」

 困った顔はやっぱりプランツさんに似てる。

「五年ですか。しかし、みんな殿下たちのお話が大好きで」

「そのきもちはわかる」

「ちょっと、マツ!」

「え?その子は昨日のっていうか耳があれ?ウサギのもとになった猫人族のお嬢さん?」

「ふふふ」

「有名人はつらいな殿下。さて、準備オッケーだぜ」

 アヌビリさんの合図がきた。

「ありがとうございます」


 馬車に乗り込んで、マツの手を軽く引っ張って隣に座ってもらう。

「座れましたか?」

 アヌビリさんの声に、

「はい」

「では閉めますよ」


 御者はもちろん、アヌビリさんだ。

『じゃあいくよ。後ろの()も大丈夫?』

 ヒヒン『だいじょぶです』

『僕についてきてね』

 ヒン『はい』


「しゅごい、なんかうしろの、おうまちゃんの、ことばがわかる」

「ね!これも、精霊術みたい。ハロルドと話した子なら分かるみたい」

「わーうれしい」

『マツ。僕も喜んでくれてうれしい』

「俺も聞こえたぜ」

 御者席から、アヌビリさんも話す。

 こっちの馬車はガタガタ言わないから、御者席とも会話できるのが素晴らしいよね。黄色ちゃんも補助してくれるし。

「馬と話せるのは多分ハロルドがいるときだけかもしれないけどね」

「そうだな」


 そして、ロムドム団の方の馬車には出会った頃に、俺が魔法を付与してある。重さが半減する効果と、揺れが軽減する効果だ。エアコン効果はもともとあるそうだ。


 だから、王都に着いたらこの馬車を買い取るってさ。


 力持ちのハロルドの俺たちと、ロムドム団の荷台の馬車は、単騎の馬のように軽快に走っていく。それでも、あっちの馬は普通なので、二時間置きに休憩しては、俺が遠隔で回復魔法をかけながら進む。


 そうして、夕方のまだ明るい時間にはトルネキ王国の王都にたどり着いた。

 横に伸びている塀の中に立派な門がある。門の前後にすこしヤシの木があるけど、他にはもう草もまばらで、サバンナというより砂漠に近くなってきた。


 そんな王都の王都の入り口の門では王城から二十人の騎兵隊が迎えに来ていた。


「トルネキ王都へようこそ、シュバイツ フォン ロードランダ殿下」

「お迎えご苦労様です。ちょっと待ってくださいね」

 一度、マツといっしょに馬車を降りて、馭者をしているメターさんや荷台のみんなに声をかけに行く。

 皆も馬車から降りてきた。

「じゃあ、長らく有難うございました、あと一晩アヌビリさんは借りますけど、皆さんとはここまでですね」

 ロムドム団が滞在する冒険者ギルドはここからすぐのところにあるけど、王城はもっと内陸にある。大きな国は王都も広い。


「いえいえ、私たちも本当に助かりました。われらの舞台に殿下やマチューラ嬢、それにハロルド様が出演してくださったことは、何よりの誇りです」

「有難うございます。ロムドム団のご活躍を応援しております」

「私たちだって!でも、殿下のあの舞台に勝る作品が作れるか悩むところですが」

 タレンティーナさんが悩まし気な笑顔を向ける。中身が十九歳の俺はどっきりするよ。

「皆さんなら出来ますよ!

 ではお元気で」

 そしてみんなと握手を交わす。マツも順番に。

「はい、ありがとうございました!マツちゃんも元気でね。それとこれ、記念に」

 とカランさんが何かが入った袋をマツに渡している。それを覗き込んで嬉しそうな声を上げる。

「・・・!わあ、ありがと。うれしい」

 ニコニコしながら、それを大事にポシェットに入れた。なんだろ。


「騎兵隊の皆さんお待たせしました」

 トルネキ王国の騎兵隊さんは全員そろってブラックライオン獣人だ。鬣は広がらないようにか、バンダナみたいなコンパクトなターバンでサイドをぐるりと巻いている。暑い国だから日よけかもしれないね。それにおそろいのトルコブルーな軍服で、精悍な雰囲気がかっこいい。

「今回シュバイツ殿下のお迎えに上がりました騎兵隊長のリアザと申します。

 ところで、その馬を交換しなくても大丈夫ですか?この先も砂地ですので、慣れていないと走りにくいのです。見たところ蹄鉄をされていないようですが」

「え?ちょ、隊長なんてことを言うんですか!」

 って隣の騎兵が慌てたように言うんだけど。


「そうなの?ハロルド?」

『大丈夫だよ王子。

 リアザさん?僕はこう見えても馬じゃないんですよ』

「え?そうなんですか?」

「おや?俺が連れてる白いのは馬じゃないって王太子殿下もご存知なんだけど。ねえ?そちらの方」

 隊長に突っ込んでた人を見ると、めっちゃ頷いている。

「はい!そうですよ」って


 あ、ひょっとして精霊を信じてないとか?


「どうするハロルド?」

『うーん、僕は全然平気だし、馬じゃないしねぇ』


「た、たしかに、今お話しされましたね」

『でもあ、このままじゃ無理か。僕がずっと居たシュバイツ湖からは遠いもんね。知らない人もいるか』

 そういって、ハロルドは奇麗に角と羽根を出してくれる。そしてさらに光る。

「おおっ」

『改めて、リアザ。僕は馬じゃなくて精霊なんだ。ペガコーンっていうんだよ。宜しくね』


「ああ、ハロルド様。申し訳ありません」

 分かってた方の騎兵の人が九十度に腰を折って謝ってくる。

「隊長、このハロルド様は聖なる存在なんです。そこら辺の馬と一緒にしちゃいけません!むしろ我々より高貴な存在です」

「そ、そうか、不勉強で申し訳ない」

『そうだよね、ひょっとしてシュバイツ殿下が、どういう存在かも分かってない?』

「どういう・・・とは?」

 ってちょくせつハロルドに聞こうとするリアザに、耐えかねたように、

「ちょっと、隊長、こっちへ!

 ごにょごにょごにょ」

「ま・・・なさか」

 ってこっちを見る。

 あ、俺の翅って衣装に見えるのかな。

 わざとらしくパタパタしながら苦笑しているロムドム団に手を振る。

「マントじゃなかったのか、翅?」


『ふふふ、王子の方がびっくりされてるんじゃない?』

「俺は翅だけでしょ?

 さあ、マツ」

 また、マツと馬車に乗り込んで出発する。


 後ろをしばらく眺めて、手を振っているロムドム団の向こうに、夕日が落ちていく。この世界でもなぜか夕日は西に落ちる。

 夕日の方向には海があるはずだ。

 だけど馬車は海と反対の内陸に向かって行く。

 そちらはもう夜だ。でもハロルドが光ってるからねぇ。ヘッドライトはいらないよ。


「大丈夫か?この国の騎兵隊長」

 小さな声で馭者席からアヌビリさんが話してくるけど、黄色ちゃんのおかげでちゃんと聞こえる。

「ほんとだよね。俺も実は何をしに行くのか分かってないんだよ」

「おい・・・大丈夫かシュンスケ」

「ははは、何とかなるでしょ」


『王子、空がすごいよ』

 羽根を治して角だけのユニコーン状態のハロルドから、話題変更のお知らせだ。角の先には突き刺さるように月がいる。

「ほんとだ殿下、ちょっと注意して窓から空を見てください。乗り出しちゃだめですよ」

「なあに?あっしゅごい」

 マツの方が自分の側の南向きの窓から上を見ている。窓は開いてるからね。そのまま上を見るだけで大丈夫。

 ああ、ほんとうだ、星空が一面に広が広がっている。この世界の宇宙が、銀河系とかとつながっているのか、そもそもそういう理なのかもわかっていない

 昨日からアナザーワールドに入ってるカイセーがいた北斗七星なんか見えやしない。


 だいぶ南だもんなぁ。でも、あ、

「大精霊座と風の女神座だ」

「ほんとうですね」

「え?なになに?そんなせいざがあるの?」

 そういってマツが俺の方の窓に寄ってきた。

「うん、あの青い星とその二つの三角のが大精霊座だって」

「うんうん」

「それでこっちの、黄色い大きな星とその周りにある星を繋げたのが風の女神座なんだよ」

「そうです。結構有名ですよ」

「でね、あの緑色の星があるでしょ?」

「うん、あかるいみどりいろだね」

「父さんが個人的にあれが俺だって思ってるらしい」

「へえ、シュバイツ星ってことですか」

「たしかに、おうじの、めのいろににてる」

「ほんとだな」

 馭者からのつぶやきも聞こえる。


 前にユグドラシルのお風呂から見た時よりずいぶん北側の地平線すれすれにある。

「本当はなんていう星なんだろうね」

「あれが北極星だぜ」

「え?あれが?」

「ああ、だから夜に道に迷ってもあれが目印になるんだよ。ただし、赤道より北だけだ。ここよりもっともっと南に行くともう見えなくなってしまう」

 衝撃の事実だ!父さんが眺めてた俺の星?って北極星なんだ!

 じゃあやっぱり父さんだけのオリジナルだな、よかった。今度ちゃんとホントの名前を調べよう。


「しゅごーい、おとうしゃんと、めがみおかあしゃんと、おうじがそろってるんだ」

「そう、夜空は三人一緒なんだよね」

「あ、ごめんなしゃい、おうじ」

「うん?大丈夫だよ」

 なでなでなで

 マツの方が親に会えていないのに俺を気遣ってくれる。

「俺の方こそ御免ね」

「うん。あたしにはおねえちゃんがいるから!」

「そうだな。マツに似て美人さんだった」

「ね!いつかマツもぼうけんしゃになって、おねえちゃんと、ブーカさんと、みんなでぼうけんしたいね」

「え?マツは冒険者もするの?」

 聖霊魔法使いって言ってなかった?子供の将来の夢って沢山並べがちだけどさ。

「うん!せいれいまほーがじょうずになったら、ぼうけんしゃするんだ!」

「なるほど」

「そうしたら、おねえちゃんともぼうけんできるし、おうじともぼうけんできるでしょ!」

「それは確かに楽しみだな」

 アヌビリさんも賛成しちゃうのね。

「俺とも冒険してくれるか」

「アヌビリしゃんと?もちろん!」

 パーティーの予約はいりました!


 砂漠の中に、ヤシの木に囲まれたオアシスの町が見えてきた。空に浮かぶ満月の下に三日月のような湖が光っていて。その周りをぐるりと月夜に光る砂浜があり、その周りをヤシの木や白い美しい建物が月明かりで光っている。そして、三日月湖に抱かれるように、宮殿が見えてきた。

 半球のトルコブル―のドーム屋根がいくつか重なり合って、その下にはきらきらとしたグレーの壁。緻密な彫刻や彩色が施されているらしいのは遠くから見える。そして幾つかの尖った鉛筆のような尖塔が天に向かってそびえている。

 湖を背負っているから、向こう側から見たら絶対湖面に映ったりするんだろうな。

「なんて幻想的なんだ」

「そうか?おれは幼少期はここで過ごしたんで。懐かしいぐらいだ」

「そう言えばこっちの学園出身って言ってたな。俺も訪ねる予定にはなっているんだ」

「じゃあ、魔法学部の教授に会ったらよろしく言ってくれ」

「わかった」

「俺は、騎士学部の専攻だったんだが、身体強化を個人的に教授に教えてもらって、その見返りにお使いしてたんだ」

「あのヴィルパークさんの店に?」

「そう」


 “もうすぐつくよ”

『もうすぐ着くよ』

 黄色ちゃんとハロルドが同時に教えてくれる。


 空を見たりキョロキョロガサガサしてたから、思わず身だしなみをチェック。マツと。


「ハロルド様こちらです」

『はーい。こっち?』

「はい」

 すっかり隊長を押しのけて、初めからハロルドのことが分かってる騎兵隊の人がハロルドを誘導してくれる。

 普通の馬扱いで手綱をもってグイってされるよりいいよ。


『ついたよ。あ、レオラお願いがあるんだけど』

 ハロルドもすっかり隊長じゃない人に話しかけている。

『このあと、僕と馬車を外して背中のゼッケンとこの長い手綱を外すんだよ。馭者のアヌビリも分かってるけどね』

「わかりました。久しぶりだなアヌビリ。活躍しているそうじゃないか」

「ああ、レオラ、何年ぶりかな。別に冒険者として活躍していたわけじゃないぜ」

「知ってるけどな。売れっ子役者」


「おや知り合いだったんだ」

 馬車から降りながら二人の会話に少し混ざる。

「俺たちは学園の同級生だったんです」

「同じ騎士学部で」

「へえすごい」

 ブラックライオンと金狼のツーショットは最強だな。


 ハロルドと馬車を仕舞うと、宮殿の入り口にレッドカーペットが敷かれて、その両側にずらりと兵隊が並ぶ。その中をマツと手をつないで歩いていく。前にレオラさん、後ろにアヌビリさん。初めの騎兵隊長はどこに行ったんだろう・・・。


「三日ぶりですね、アントニオ フォン トルネキ王太子殿下」

 握手を交わしてと思って出した右手を掴まれて跪き、今度はおでこだった。

「ようこそ、トルネキ王国の宮殿へ、シュバイツ殿下」

 良かった。今あのキスを手にされたら引くぜ!騎兵隊の皆さんが見てるし!


「それから、マチューラ嬢ですね。先日の劇も可愛かったですよ。

 ようこそトルネキへ」

 そういって今度はマツの右手を取ってキスをしていた。

 うん。こっちの方が絵になるぜ。

「え?あの」

 “なにが?”

 “よかった?まつが、このあいさつをされても。

 だってレオナルドのまちでは、しゅばいちゅおうじが・・・”

 “いいに決まってる!”

 かぶせるように念話をする。


 マツ、何を気にしているんだい?

 思わず心の中で引き攣る俺だった。




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