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裏の世界の大公爵  作者: クマさん
3/6

2.AIは、どこに

不安で、泣いていると、母の王妃殿下が、夜にも拘らずに見に来てくれた。

乳母などに任せずになんて庶民的な王室。

私を抱いたまま、バルコニーに出て夜風が頬を冷ましてくれた。

夏なのでありがたい。


それにしても、夜なのに妙に明るい。

夜空を見上げると予想外な光景が。

『月がデカ』

月の表面にも怪しげな光が。

もしかして、この星の文明は、あの月で管理?

今の文明のレベルでは、あの月に行くことは、無理

別の手段で接触する方法を考えないと。




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