表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【完結&1109万PV突破!】エージェントは異世界で躍動する!  作者: 琥珀 大和
エージェント、またどこかに飛ばされる!?
788/1622

第二章 亜人の国 「共生⑲」

スカイサーフィン。


足にボードを取り付け、さながら上空でサーフィンをするようなパフォーマンス。


奇しくもタイガは、異世界で初となるサーフィンに続き、このスカイサーフィンをも披露することとなった。


高波がシーサーペントの視界を遮ったタイミングで瞬間移動を行い、盾ごと上空に転移したのだ。


タイガはプロのサーファーでもなく、まして使用しているのは盾である。


そんなビッグウェーブになど乗れるはずがないのである。


すべてはシーサーペントに、一撃必殺のアタックを仕掛けるための布石。


盾への空気抵抗を巧みに操り、シーサーペントの真上に移動すると、空間収納から破龍を取り出し、盾を足の動きで離脱させる。


不安定な上空からの攻撃では、銃器の照準が定まらずにクリーンヒットは難しい。そして、蒼龍による居合いは、肝心の下半身の踏ん張りが利かない。


ならば、シーサーペントの強固な鱗を突き破るのには、頑丈な破龍しか選択肢はなかった。


タイガは破龍を逆手にし、両手でホールド。


全体重を乗せながら、微妙な位置調整を足の裏の空気抵抗で行い、狙いを定める。  


ズーンっ!


飲み込もうとした対象であるタイガを見失ったシーサーペントは、わずかな時間だけ動きを止めていた。


その頭部に吸い込まれるように破龍が突き刺さる。


束の近くまでシーサーペントの頭部に埋まった破龍は、容易く相手の頭蓋と脳を破壊。


こうして、謎の冒険者···魔王タイガによるシーサーペント討伐は完遂された。


そして···。


「く···痛い···ケツが···割れた···。」


勢いよくシーサーペントの頭部に破龍を突き刺したタイガは、同時に激しく尻餅をついていた。


そして···ケツを···いや、割れているのは最初からである。





おもしろい!早く続きが読みたい!と思っていただければ、広告を挟んだ下にある【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】にしていただけるとモチベーションが上がります。

よろしくお願いしますm(_ _)m。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ