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25話 模擬戦④ vs認定官×3+ラルフ

気絶させた女性認定官の片手剣を手に取り、ブーメランのように投げる。


回転しながら飛ぶ剣は一番近くにいた認定官の足にあたり、体ごとなぎ倒す。


「ぐわっ!」


至近距離すぎて少し威力が足りなかったが足止めにはなっただろう。



他の3人が間合いが遠ざかると不利だと判断したのか、一気に距離を詰めて同時に襲いかかってきた。


完全に囲まれる前に俺は石を投げる振りをする。


拳の中には何もない。


脅迫観念という奴だ。

先ほどの石での攻撃が目に焼きついている場合は無意識に警戒をする。


案の定、もう一人の女性認定官が腕で顔を守る姿勢を取った。


すかさずに背後に回り込み、首筋に当て身をくらわせて昏倒させる。


3人目離脱。


そのまま剣を足に投げつけた奴のところまで迫り、立ち上がろうとしている上体に向かって前蹴りを入れた。


胸にまともに入る。


4人目離脱。




ラルフと残りの認定官は唖然として立ち尽くしていた。


魔物狩りはともかく、対人戦では俺の方が経験値が高いようだ。





「やっぱりタイガは強いね。引退しているとは言え、相手は元ランクA以上のスレイヤーばかりなのに6人が相手でも勝負にならないわ。」


リルの言葉を聞くと、フェリはアッシュに質問をした。


「兄さんはタイガに勝てるの?」


アッシュはニカッと笑って


「まぁ、作戦はあるさ。」


と言った。




数も減ったし、そろそろまともに打ち合うか。


これまでの4人はほとんど体術で倒したと言っても良い。

状況に応じたトリッキーな動きで惑わせ完勝したとは言え、相手は人間だ。魔族が相手だと想定して考えると、無手による攻撃では致命打は奪えない。


武具による攻撃での有効パターンを早く身につけるべきだ。


両手の警棒をナイフと見立てて構える。右手はそのままに、左手は逆手に持ちかえてグリップを握る。


「来い。」


相対する2人を見る眼にはこれまでにない真剣な表情が浮かんでいた。




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