23話 模擬戦② vs認定官×5+1
「ずいぶんとなめられたものだな···。」
認定官どもの目つきがヤバい···
怒りでプルプルと震えている奴
歯ぎしりする奴
こめかみに青筋を浮かべている奴
眉間にシワを···女性なんだから止めなさい!
意識せずに放った言葉は彼らのプライドを大きく傷つけたようだ。
アッシュはやれやれという感じで首を振っている。
だが、こんな状況は慣れていた。
「おまえら、二流だな。」
で、こんなことを言ってみた。
プッツーン!
「絶対に泣かしてやるっ!!」
「ちょーしこいてんじゃねーっ!土下座させるぞ!!」
etc···
あ、キレた。
「タイガ、まずいよ。本気でキレてるよ···。」
心配そうに言うフェリにアッシュが代わりに解説をしてくれた。
「大丈夫だよ、フェリ。感情に振り回される奴に大した動きはできない。タイガは負けないよ。」
さすがにアッシュはわかっているようだ。
「しかし、模擬戦の前に相手を極限まで怒らすとは···策士だな。」
「えっ···タイガ、わざとやってるの?黒い!黒いよっ!!」
ギルバート兄妹よ。
俺をこれ以上貶めるのはやめなさい。
一悶着あったが、ようやく模擬戦が開始である。
始まる前に何やらどっと疲れたが···。
「あっ、今から始まるのか?俺も参加するぞっ!」
来たよ、空気の読めない奴が。
ラルフめ。
「あぁ~(怒)、ラルフも参加するのか!?でしゃばんじゃねーよ!」
認定官は今だにキレてる。
「なんで怒ってるのかわからないが俺もあいつには思うところがある。一緒にやらせてくれ。」
「だったら足を引っ張んなよ!」
認定官どもは簡単にラルフの参加を承認した。
おいおい···。
「ったく、仕方がないなぁ。じゃあ始めるぞ。認定官5名とラルフ·ヒットマンによるタイガ·シオタの等級認定、はじめっ!」
···アッシュ、お前も空気を読めよ。
「はよ闘えよ!」という声が聞こえてきそうですが、次回からやります( ̄∇ ̄)ゞ




