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女勇者の異世界桃色計画  作者: 莉子
3/3

No.2 始まり

 


 さて、月日は流れて早6年。


 言うまでもなく、それはもう可愛らしいサクラっていう

 名前に相応しいくらいの可憐なロリっ子に育った私は

 周りのお家の子供達と共に街でぶいぶい言わせまくってた。


 何をしたかって?


 どうやら、この世界には固有スキルって言うものがあって

 生まれてくると一人一人にそれがつくらしい。


 それで、私の家の家系は代々チート家系らしく

 一人で複数のスキルを持つことができる珍しい家系なんだとか。


 そういうこともあって、齢6にして

 なんと固有スキルが3つ!の俺マジ強ェ状態なのですよ。


 まず、1つ目が血筋で生まれるスキル

「桜を生む」っていうスキルで、どこでも桜の木を作れて

 どこからでも桜の花びらを出せる。


 何に使っていいのかはわからないけど、

 私の家系は代々花と大きな関係があるらしく

 あの美しい母は「百合」の花を咲かせることができる。

 ちなみに、母の名前はリリー。


 それから、2つ目のスキルは

「思い描いたものを創造する」っていうスキル。

 これがもう、本当にチートなんですわ!!


 あのね、一通り試してみたの

 例えば某テイル○の技とかさ?

 鮮明に思いだしたら使えるしさ?

 某スーパー〇〇○戦のゴットフ〇〇○ーって技とかさ

 鮮明にね?思い出したらね?使えるの!!


 一つ難点なのは、鮮明に思い出せないと使えないってところで

 うる覚え物とか、一瞬しか見たことないものとかは

 勿論創り出すことが出来なかったのと

 慎重に使わないと、この世界に無いものも作れちゃうから

 本当に危ない能力だと思ってる。


 それからもう一つ。

 この能力には制限があって、命は3つの事ずつしか出来ないってこと。

 例でいうと、魔物を一体出すとするじゃない?

 2体目、3体目までは出せるけど、そのうちの一体が

 死ななければ創造する力は使えなくなるのと、

 死んだ者を蘇らせることは出来ないの。


 だから、むやみに命を創ることは拒みたい。


 そして、最後は「会話」って能力。

 私は生きてるものなら、なんでも話すことが出来る。

 それが例え木々や魔物であっても。

 そして、意思疎通を取ることが出来る。


 なかなかに便利な能力なので重宝している。


 そんな感じって言うこともあって、

 私はその3つの能力を使って街の中で番長になった。←



 そう!!!番長になった!!!!!


 見た目、めちゃくちゃか弱そうに見える可憐な女子ということもあって

 なんか、近所のクソガキ達から囲まれてウェイウェイされたのね?


 最初は、どうでもよくって無視してたんだけど

 無視し続けてたら、今度は小学生くらいの子たちを連れてきて

 同○誌みたいな展開になりかけたのね。


 その時、あ…この世界のアレ事情は進んでるのね…


 ってしみじみ思ったんだけど。


 そういう時は、正当防衛としてやっぱり戦わないといけないでしょう?←


 だから、弱めのゴッ○フィ○ガーで締めたら

 いつの間にか祭り上げられて

 街の番長として君臨することになったのが、私です。ええ。




とうとう幼少期編始まります。

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