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1話 転生

すぐ終わるので最後まで読んで頂けるとありがたいです。

俺の名前は影 薄夫

地元にあるごく普通の高校に通っている高校2年生だ。

でも誰一人として友達がいない。

ペア作りではいつも先生と組むし、休み時間はずっとトイレか寝たフリだ。

勉強も運動もできやしない。

俺って生きてる意味あるのか?とか思って登校してたら、住宅街でさえも爆速で走るトラックに轢かれました。遠のいていく意識、走り去るトラック、なぜかまた意識が回復してきた。


目を開けるとそこはまったく知らない街だった。


「どこだここ?」


しばらく横たわっていると白髪の女性が話しかけてきた。


「おーい大丈夫かお前」

「え?あ、え?あ、あ、あっ大丈夫です…」

「ならいいが」スタスタ

「あ、ちょ、あの待ってください」

「なに?大丈夫じゃないのか?」

「えっと、ここってどこなんですかね…?」

「は?区か?国か?」


やっと自分の状況が分かった。

自分は異世界転生したのだ。


「あの……信じて貰えないと思いますけど、自分、異世界転生したんだと思います……」


女性は少し考えてから驚いた顔をした。


「分かった。ちょっと私に着いてこい」

「あっ分かりました」


女性に着いて行きながら気になる事を質問する。


「あの、自分は元の世界に帰れるんですかね?」

「そんなの王様に聞かないと分かるわけないだろ」


どうやら自分達は王様の城へ向かっているようだ。


「あの、この世界にはやっぱり、その…モンスターとかいるんですか?」

「そりゃあいるに決まってるだろ。逆にそっちの世界はいなかったのか?」

「あっはい…いや、それっぽいのは…います」

「ふーん」

「えっと、じゃあモンスターがいるって事は、魔王とかっているんですか?」

「昔はいたらしいが、まあ勇者とかが倒してくれたんだろ」

「あっそうなんですね」


そんなことを話していると城に着いた。


「王様に失礼の無いようにな」

「あっはい」


女性は兵士と何らかの話をし、扉を開けてもらった。

兵士の言う通りにしばらく進んでいると玉座に座る王様が見えた。


「何の用だ?」

「異世界から来たと言うこの男を連れてきました」


王様は驚いた表情をし、すぐに険しい表情になった。


「そこの二人を今すぐ投獄せよ!死刑だ!」

「え?は?え?」

「ま、待ってください!なぜですか!?この男はともかく、なぜ私まで!?」


少し怒りが沸いた。いや、それよりも自分が死刑になったことに困惑した。俺は死ぬのか?嫌だ死にたくない!この世界で最強のスキルで無双して最高の人生を送るはずだったのに!!

最後まで読んで頂きありがとうございます。

続きも早めに投稿しますのでまた見てくれるとありがたいです。

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