暁の襲撃者3
(どうしよう?どうしよう?私にはどう考えても勝ち目なんて無さそうだし、しかし)
「いひぃいひぃもう諦めたんですか。少しは抵抗してくれないとつまらない」
(やるしかない!)
ゆっくりと立ち上がるキラリンを見て
「そうじゃなくては」
斬りかかってきた雷を見てキラリンも詠唱を始めた
無我夢中で走っていたら瑛太は最上階まで来ていた
「さてこれからどうする、逃げるにはまた一階に戻らないといけないが、あれがいる、キラリンが倒していたらいいが無理な話だろうな」
当たりを警戒しながら見渡してみるが人の気配がない
(とりあえず何か有効な武器を探さないと)
廊下を見ていると曲がり角に
「これは使えるかもしれない、倒せないけど一瞬動きが止めることが出来るかも」
其を取ると目についた部屋に入って何か有効なキラリンでも使えそうな武器を探し始めた
最初に目についたのは
「包丁・・・・・・短すぎて達する前に斬られてしまう」
その次は
「薙刀か・・・この家の人一体なんでこんなものを持っているんだ?」
手にしてみるが
「確かに包丁に比べたら・・・・・何か違う気がするしキラリンが使いこなせそうな気がしない」
隣の部屋は寝室になっていた
真ん中に大きなベットがあり
ふと見たその横にそれはあった
大きな黒いバックに何本か見えている
その中で堅そうな奴を取り出して振ってみる
「これならキラリンでも使えそうな気がするし武器にも見えないから雷の隙を誘えそう」
迷ったが其を取ると来た道を戻りだした
キラリンの放つ魔法はことごとく跳ね返されていた
「つまらない、つまらない、つまらない、魔法だけじゃなくて斬りかかってきなさいよ」
「私剣士じゃないから持ってないしここは日本よ、持っていたら逮捕されてしまう」
雷は刀を見ながら
「はい?はい?はい?逮捕されてしまう?逮捕されてしまう?逮捕されてしまう?あたしはされたことないけどおかしいかな?」
「そのうちにされるわよ」
「それは楽しみ。さてつまらない話をしたわ、じゃ続きを始めましょう。次はあたしからいくね」
飛び掛かる雷に白い粉が吹き掛けられた
「・・!!!!!!!何も見えない!誰?邪魔をする奴は!」
そしてキラリンは誰かに手を取られ
「キラリン今のうちに逃げるぞ」
「瑛太さっきのやつは」
瑛太はキラリンを引っ張りながら消火器を捨て
「消火器」
「倒せたかな?」
「それは無理だろうけど一瞬は動きが止めることができたはず。とりあえず何処かに隠れないと」
瑛太とキラリンは駆けながら隠れる場所を探し出した
目が見えてきた雷は当たりを見渡してみるが
「逃げた!逃げた!逃げた!逃がさない!逃がさない!逃がさない!このあたしから逃げれると思っているの?必ず見つけ出して切り刻んで殺る!」
雷は納刀すると探し始めた




