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白雪姫の家族  作者: 和泉将樹
九章 文化祭
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登場人物まとめ2

 そろそろ二回目の年末年始になるので、その前に登場人物の状況を整理します。

 基本的に、二回目の十二月ごろの状態です。


月下つきした和樹かずき 25歳 男性 身長:178㎝

 白雪がしょっちゅう家に来るのが常態化してしまってるフリーランスのシステムエンジニア。

 ついに白雪と親しくしていることが友人たちには露見したが、とりあえず家族だと言い張ってるし、実際本人はそのつもりである。

 ただ、家族としては本当に大切にしたいと思ってるし、幸せであってほしいと思っている。

 白雪の事情をある程度聞いているが、彼女が高校卒業後にどうするのか(どうなるのか)については分かっていない。

 白雪に引きずられて、微妙に料理スキルが向上している。

 中学くらいまで柔道をやっていたらしいが、柔道部ではなかったらしい。

 誕生日は十月六日。


玖条くじょう白雪しらゆき 16歳 女性 身長:159㎝

 何気に背が伸びてます(笑)

 生徒会長になってしまって多忙な日々を送りつつ、和樹との時間も何とか作ってそれを(本人が意識してるかはともかく)癒しに頑張ってる女子高生。

 最近学校でも無自覚に笑うようになったので、それに落とされる男子は大幅に増加。ただ、生徒会長という立場もあって、高嶺の花状態になっている。

 実際のところ、和樹との関係は白雪自身がよくわかっていない。

 大切な家族だというのは間違いないが。

 白雪の料理のスキルは両親の遺したレシピノートをベースに、玖条家で料理を教えてくれた先生のおかげらしい。

 両親が駆け落ちしていたことが判明。しかし小学二年生の時の七月に事故で他界。その事故で白雪の存在が玖条家に知られ、連れ戻された。

 玖条家直系の娘として、政略結婚に利用されることが確定している。

 誕生日は二月十四日。


卯月うづきまこと 25歳 男性 身長:177㎝

 春に幼馴染の朱里と結婚。いちゃらぶしてるかは知らない。多分してる(笑)

 夫婦仲は非常に良い。

 家柄がそれなりで、顔が非常にいいのもあって男女問わず人気があったが、上辺だけの付き合いになってしまうことが多く、友人を非常に選ぶようになっていたらしい。

 和樹は非常に珍しい例外。

 公務員なので時々選挙で大変らしい。

 誕生日は作中出てきてないが十一月十日。


卯月うづき朱里あかり 24歳 女性 身長:144㎝

 四月に誠と結婚して姓が変わった。

 相変わらず背は小さいが、作中の女性の中では随一の強キャラ(笑)

 とある会社の経理部で働いていて、簿記二級の資格も持っている。

 白雪のことをとても気に入っていて、和樹とはお似合いだと思っていて、見ていて非常にじれったいと思っている。

 学生の頃、小さいことで揶揄われたり、あるいは軽んじられたことがあり、それで実は少しだけ男性に対して苦手意識があるところもある。誠はもちろん、和樹や友哉は例外だが。

 誕生日は一月二十五日。


滝川たきがわ友哉ゆうや 24歳 男性 身長:181㎝

 現在司法修習生をしている、弁護士の卵。

 すんなりいけば春には法曹資格を手に入れ、弁護士になる予定。

 専門は知財らしい。

 超が付く美男イケメンだが、女性と付き合ったことがない。ただ、それには理由があるらしいが。

 姉が実は聖華高校出身。

 誕生日は四月十日。


津崎つざき雪奈ゆきな 17歳 女性 身長:164㎝

 何気にまだ背が伸びているらしい。

 白雪の友人の一人で卯月朱里の妹。卯月家とは家族ぐるみの付き合いである。

 今年は生徒会書記と水泳部の二足の草鞋で苦労したが、持ち前の体力で乗り切った。白雪と去年よりずっと仲良くなれているので喜んでいる。

 何気に勉強もかなりできるようになってきていて、あとちょっとで上位者名簿に載るほど。本人的にも生徒会役員で載ってないのは自分だけなので、次の定期試験では頑張ろうと思っている。

 際立った美人というわけではないが、背が比較的高くスタイルもよい。

 男性との付き合いは皆無だが、実は潜在的に理想が高くなってしまってるのが原因の一つ。誠とか友哉が幼い頃から近くにいたからね……。

 誕生日は四月二日。


藤原ふじわら佳織かおり 17歳 女性 身長:152㎝

 相変わらず情報系だけは壊滅的な才媛で白雪の友人の一人。

 それでも何とか知識系だけは克服しつつあり、後は実習だがこっちは本人も諦めている。

 幼馴染である俊夫とは、同じ生徒会で彼が副会長、佳織が会計監査になったので、接触する機会は大幅に増えて、その距離感にとても戸惑っている。

 ただし、周りから見ればどう考えてもただの天邪鬼《照れ隠し》で、気にしているのはバレバレ。

 白雪にすら見抜かれている。

 白雪の隣にいるのと、メガネをかけているのであまり気付かれてないが、実は相当な美少女で、スタイルに関しては生徒会三人で、というより、作中一番すごいかも。

 いわゆるオタク系で、しかもほぼ全方位何でもあり。

 インターネットはすごく使いこなしていて、和樹すら驚くほど。

 誕生日は九月二十日。


唐木からき俊夫としお 17歳 男性 身長:165㎝

 去年生徒会副会長を務め、今年も務めている男子生徒。

 ちなみに白雪に憧れるほぼ全生徒から嫉妬の視線を浴びているが、本人は全く気にしておらず、そもそも補佐委員含めて十二人生徒会関係者がいるわけだが、男子は彼一人である。ある意味鋼のメンタルの持ち主。

 なのだが、単に佳織しか目に入ってないだけじゃないかと雪奈辺りは見ている。

 多分事実。

 佳織と異なり、情報系科目に関しては異様に強く、同学年はもちろん、時として指導教員すら舌を巻くほどの技術力をすでに持ち合わせている。

 その他の成績も極めて優秀なため、安定度で言えば学年トップと言ってもいい。

 佳織とはそれこそ乳児の頃からの幼馴染。

 ただ、中学で佳織が別の学校に行ってしまったので、疎遠になっていたが、高校で彼女が受験する高校と同じ場所を受験し、見事次席で合格している。

 傍から見てれば誰でもわかるほどに佳織のことが好きだが、素直になれない。

 こいつらの方がよほどラブコメしてる気がする。

 ちなみに実は背はまだ伸びている。

 誕生日は九月十九日と、佳織とは誕生日も非常に近い。


西恩寺さいおんじ征人ゆきひと 18歳 男性 身長:175㎝

 前生徒会長で、西恩寺家の令息。

 白雪の状況をある程度(和樹以上に)把握していて、一方で白雪がそれを良しとしていないのも知っている。

 そのため、ダメ元で彼女を生徒会長に推薦した。

 和樹のことは実は文化祭で会うまでは全く知らなかったが、以後実は興味を持ち始めている。

 名家の令息らしい考えを持ちつつ、普通の高校生っぽいところもあり、何気に学校帰りに友人らと遊びに行ったりもよくしている。

 卒業後は当然大学に進学予定。

 誕生日は六月二十日。


烏丸からすま良一りょういち 19歳 男性 身長:171㎝

 名家の一つ、烏丸家の次男。

 聖華高校に家柄で入学したが、悪い意味での名家の特権階級を振りかざし、在学中もかなり問題行動が多かった。

 退学にならなかったのは、烏丸家が聖華高校にかなり大きな寄付金をしているから。というよりは問題が起きるたびに寄付金を出して何とかしてもらっていたとも。

 なので今回文化祭で白雪に迷惑をかけた結果、玖条家からにらまれることになり、勘当するか訴えを取り下げるか、と言われてしまった。

 一応大学に入っているが、大学でも家のコネで好き放題していた。

 だが、今回の事件で親がさすがに激怒、非常に危うい立場になってる模様。


玖条くじょう白哉はくや 享年27歳 男性 身長:176㎝

 白雪の父。

 白雪が付属の中学に通っていた、京都にある洛央院高校の生徒会長を務めており、学校の交流会で聖華高校の生徒会長であった北上雪恵と出会い、お互い一目惚れした。

 その後、遠距離ながらずっと付き合っていたが、何度父を説得しても彼女との付き合いを認めてくれなかったため、高校卒業と共に家を出て北上雪恵と駆け落ちした。

 以後、料理人の下働きをしつつ、白雪を育てていたが、ようやく独り立ちできそうということで行った初めての家族旅行で、交通事故によって他界する。

 事故の際、白雪を身を挺してて守っている。


玖条くじょう雪恵ゆきえ 享年27歳 女性 身長:160㎝

 白雪の母。

 聖華高校を首席で合格、生徒会の副会長を務め、その後会長に就任している。

 ある意味伝説の生徒会長とも云われ、実際彼女のが会長の間に、新たなイベントが創設されたり、イベントの規模も大きくされたりしている。

 また、ごく一部しか知らないが、卒業後に駆け落ちしているのも、伝説の一端を担っている。

 白哉同様料理が得意で、夫婦で料理人をしていた。雪恵は子育てもあったからアルバイトだったが、非常に評判はよかったらしい。

 初の家族旅行の事故で、同じく他界している。


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