第一話
「残酷!」までは行かないと思うけど
多分、血を流すでしょう。
この回はどうか知らんが←え
正直下手です。
そして、笑いあります。(多分)
先に言っときます。
スミマセンでした・・・
沈黙する教室。1人の少年が口を開く。
「いいのか?」
5年。夏珪悠。
「そっちこそ」
同じく、5年。柳川敦。
「まった、先に言っとく。先生はとめんぞ〜」
「もち!」
「そりゃそうデショ♪」
「いくぜ!」
「おう!」
「せー」
「の!」
「最初はグー・・・」
「ジャンケン・・・」
「「ポン!!」」
悠はパー。
敦もパー。
両者あいこかと思われたこの勝負・・・
1人の少女の手によって、勝負がついた。
少女の名は、辰未恭。同じクラスの子。
恭はチョキを出していた。
「私の勝ちだな」
「あ・・・」
「え・・・」
結局。
掃除当番決定。
「くっそー!!」
「あいつのせいで!!」
2人はほこりを舞い上げながら、文句をかれこれ5分位言っている。
「今度合ったら、タダじゃおかねぇからな!!」
「タダじゃおかないって?」
「そりゃぁ、ギッタギタのボッコボコに・・・ってうわ!た、辰未!?」
「辰未ですけど何か?」
彼女の手にはほうき。
「辰未さん、どうしてココに?」
「まさか、手伝ってくれんじゃないよなぁ?」
イキナリ現れた恭に2人は驚いていた。
「君達なら、掃除サボってくれるかな?とか思ったけど・・・」
恭はほうきを振り上げた。
「え」
「な!」
「早々上手く行かないな!」
ほうきはバキッと鈍い音をたてて折れた。
「な、見えただと!?」
「・・・引け」
「!な、何だこいつ・・・」
「お、お化け!!」
それは、大きな頭部だけの生き物。
「お前が来て良いとこでは無い。引け」
恭はそれに向かって睨み付けた。
大きな頭部の生き物は、廊下の方へと逃げた。
恭は、折れたほうきを床におく。
「そう・・・、それがお前の答えか」
「な、なぁ。あいつなんなんだよ」
「おおおおおお、お化けななななの?」
「妖怪・・・」
その声は、どこか印象があった。
「よ」
「う」
「か」
「い」
悠と敦は交互に言った。
「お前ら打合せでもしたのか」
「妖怪って・・・あの妖怪?」
「お化けじゃない?」
「お前らが交互に言おうが、叫ぼうが、妖怪だ」
恭はイラッとした口調で言った。
「え、でも今まで見えたこと無かったよ」
「あ、それオレも」
「多分・・・、眠っていたんだろ?見る力が」
「え、んな簡単にいうか・・・」
「見えるものは仕方ない」
「え、仕方ないって・・・」
「とり合えず。見えるなら手伝って」
「「何を」」
「奴を封じるのを」
「面白そうじゃねーか!な、悠」
「ええ!む、無理だよ〜オレお化けとか苦手なんだよ」
「別に、無理にとは言ってない。でも・・・」
「でも?」
「じっとしてたら、喰われるのが落ちだな」
「んな、アッサリ言わないでよ!!」
恭は溜息を吐き、近くにあった学級通信のプリントを手にとって、チョークで「目」を書いた。
「仕方ない。本当はちゃんとしたやつが良いのだろうけど・・・生憎、持ち合せてないんでね」
そう言うと、恭はテープで悠のデコに「パンッ!」と貼り付けた。
「痛!!」
「これで君は喰われないよ。多分」
「多分って何!?小さかったけど聞こえたよ!」
「さて・・・」
「行きますか?封じに♪」
「敦、楽しそうだね・・・」
「あ、言っとくけど、私あんたなんかに負ける気しないから」
「ふざけんなよな〜。オレだって、てめーに負けねーよ」
読んで頂き、ありがとうございました。<m(__)m>
正直、「妖怪が見える!」は、自分の欲望です!
こんな私ですが、次の会を楽しみにしてて欲しいです!
次回はいよいよ封印するかも知れませんよ!
では、次回お会いしましょう