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私の召喚リストに『エルフ』が表示されてる

 

 町に行く事には為ったが、私達には問題がある。

 そう……それは種族!そして姿形!

 何せ私の耳は『エルフ』と言うだけあって、特徴があり耳先が長く尖っている。オマケに肌が色白で真っ白。他は鏡が無いから見てないけど、一応水浴びした時にチラッと見た限りでは水面に揺らいで居てはっきりとは見えなかったけど、人族とは違う程に透けたような肌なような気がする。

 問題は人族と言うのが前世の記憶であって、しかも日本人。黄色人種と欧米人やら白人だと肌が見たことが限りなく少ないので良くわからないんだよね。おまけに田舎に住んでいたから尚更外国の人と触れ合う機会もほぼ皆無だったし。


 とするとこの中で人族?獣人枠のダンテを見る。

 堀の深い顔立ちに若干尖り引き締まった顎、やや小さめの面持ちだが眉が太く某スパイしちゃうぜ!って言う映画の有名なダンディな俳優に似ている。正直言うとイケメンだ。ただと目の色が違うけど。あ、髪の色もか。

 対して私は欧米人っぽい顔立ちだけど、些か幼さが残った様な感じがあった気がする。ううん、今一時だけ鏡が欲しい。ちなみに先程鏡のことを聞いたら、アガーテが「貴族とか裕福な所ぐらいしか欲しがらないから持ってニャイ」だそうだ。成程、高価そうだ。


 まぁそんなわけで今一度私達の種族等を記載。


 レーベルブリュームヒェン

 種族 エルフ


 ルクレツィア

 種族 ゴブリン姫


 アルフォンソ

 種族 ゴブリン騎士


 ヴァルヘルム

 種族 スレイプニル


 代表するとこんな感じ。

 そしてアデルは安定の種族判別不明。


 種族:ノ〇※■〇※◆○パイダー


 とでる。

 当然この中で町に連れて行けない子も出て来るのだけど、今回意外だったのがセンギョク。てっきりくっついて来てナンパでもするって言うと思ったのだけど、


「あ、俺パス」


 と一言で終わった。


「いやだってどう足掻いても、そのまんまオークだし。人間達が住む町へ訪ねていったら討伐されるし。それこそ変身能力でも無い限り無理」


「確かにな」


 とシユウと頷くセンギョク。これには他のオーク達であるゴウゴウ・ゴウジュン・ゴウキン・ゴウジュウ、それにミン。更にゴブリンからはカルヴィーノにバイアルドも頷いている。

 ちびっ子達であるゴブリン姫のルクレツィアとゴブリン騎士であるアルフォンソだけはキョトンとしていて分かって居ないようだ。


「それにな~姫ゴブちゃんと騎士ゴブは人間の子供とあんまり変わりが無いんだよな。普通もっとゴブリンっぽい見た目になる筈なのに、これはマスターの認識のせい?」


 それは恐らくそうだろうなぁと思う。


 だってゴブリン姫だ。

 TCG…トレーディングカードゲームの某●撃の○ハムートとかで初めて見て、「ゴブリン姫?可愛いくない?あれ、ゴブリン娘…うん?ゴブリンメイジもかっわい~!」ってメロメロになったもんね。お蔭で暫くゴブリンメイジ、ゲーム中ではミ●ゴブなんて呼ばれていたけど必死で集めた。ゲーム中で弱いカードだったので、初心者でも即集められたのが良かったと言う思い出。

 対人では弱かったけど、カード集めだけしてたから特に気にしてなかった。

 その後ちゃっかり吸血姫集めにもしていたけど、基本微課金だったのであまり良いカードは集める事が出来なかったりしたけど、諸々あって騎士団を結成して団長になり、微妙課金ではそこそこ楽しめた様な記憶がある。


 お蔭でゴブリン騎士でさえ可愛いイメージが付いて来ちゃっていると言う状態。その代り普通に他のゴブリンはノーマルなゴブリンだったりするみたいだけどね。


「私にはゴブリン姫もゴブリン騎士も可愛いイメージがあるからなぁ」


「あれにゃ~?ダンジョンマスターの認識具合によって、召喚された魔物は姿形が変わって来るっていう事にゃ?」


 アガーテが聞いて来るけど、そもそもその認識の違いが分からない。


「言っとくけど、俺はココの世界の魔物しか分からないからな」


 じと~とアガーテとダンテ、そして私とシユウにセンギョクがアデルを見詰めて居たら困惑した顔でアデルが此方を見返してきた。


「姫は兎も角、騎士まで可愛いって言うのが驚きだな」


「そう言えばそうにゃ~」


 そして同調する様にウンウンと頷くダンテさん。頷く度に揺れる尻尾が気になります。

 ついでに言うとルクレツィアがその尻尾に飛び付き、きゃあきゃあと喜んでいる。アルフォンソまで飛び付きたいのか、でも皆の手前我慢している様で。それでも確りと目線は黒豹の尻尾をじ~と追っている。


「そうかなぁ~…」


 それを言ったら今私の認識は黒豹は可愛いになるんだけど。ついでに無口ってのが付いて来てしまう。他にも毛艶がツヤツヤで尻尾が長くて触り心地が良さそう。更にはお腹の毛がふわふわしていそうで是非触りたいと言う…。うん、欲望丸出しだね私。そんな『ダンジョンの魔王』の召喚リストには『黒豹』が召喚リストには無いからい………


「あれ?」


「ん?どうしたレーベル」


 今迄私の『ダンジョンの魔王』としての召喚リストには記載されて無かったのに、急に一番下に出た表示。しかも然りげ無く主張するように【NEW】の文字が記載されている様な…あ、即消えた。表示したら消えるのかな?


「私の召喚リストに『エルフ』が表示されてる」


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