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足がカサカサしてると本能的にちょっと

 

「ここ、ぱぱ、の、ダンジョン、洞窟?いりぐ、ち?」


 あの後。

 ここからアデルの配下の蜘蛛達の背に乗り、走れば一時間ぐらいの所にアデルのダンジョンがあるという事でお邪魔することにした。


 何せ…


「風呂って言ったけど、もしかしてあれって温泉なのか?」


 とか言われては行ってみなくては駄目だよね!

 確認しなくては駄目だよね!?

 入浴してみなくては駄目だよね!?


「温泉って言うと硫黄の匂いがするとか?」


「いおう?」


 ああ、此方だと硫黄がないのか別の名前なのかな。


「えーと、乾くと黄色い粉が出来て、水が濁っていて錆色だったり黄色かったり様々なんだけど、特徴的なのは卵が腐った様な匂いがするの」


「いや。俺のとこのは無色無臭だな。だから只のお湯が沸いたと思って、皆で浴びたり岩を組んで岩風呂を作った。だから鑑定するまで温泉成分が入っているって気が付かなくてな。身の回りの物とか、この年になってそう滅多に鑑定しなくなったからなぁ」


 だから先日レーベルの所で「風呂がある」と言ったと言われて納得する。


「ぱぱ、とし?」


「ぐっ、ま、まぁそうだな…」


「今、幾つ?」


「三千過ぎ」


 あれ、この間三千歳って聞いたけど?と思ったら、配下の蜘蛛の一匹が、


『マスターは3001歳です。1歳サバ読もうとしてます』


 と、サラサラとまた布地に炭で書いて此方に見せてきた。

 どうでも良いけどこの蜘蛛達の文字って多分此方の世界の文字なんだろうなぁ。抽象文字、簡略した様な文字、それと象形文字のようなモノをサラサラと書いていく。そして私がその文字を見ると、日本語がダブって見えてくるんだよね。

 翻訳機能みたいなものかな?


「ぱぱ、サバ、よくない、よ?」


「……1歳位変わらないじゃないか」


「1歳でも、ルクレツィア、は、嬉しいよ?」


「ぁぅ」


 これ、どう言ったら良いのか悩んでいるな。

 うーんでもルクレツィアもそのウチ女の子だから身に染みるんじゃなかろうか。ゴブリンが前世の女性のように年齢を気にするように為るかは分からないけど。


 と言うか、アデルさん。女性のように年齢気にするな……


「ぱぱ、難し」


「あー何かすまんな。その」


 なんで其処で此方を見るかな。

 チラリと伺うように見られたので「何?」と思って見つめ返したらモジモジされた。


 …なんなんだ?

 すると視界の端に何時の間に居たアデルの配下の蜘蛛達が布地に炭で、


『アデル様はレーベル様との年齢差を気にしております』

『マスター三千超えてるのに今更です』

『女々しいです』

『こんなマスターですが、どうか見捨てずにお願いいたします』


 そして一斉に頭を下げる蜘蛛達。


 えっと…

 アデルを見ると、「またさり気なくディスってるしっ」って言って、少しだけ苦笑していた。







 * * *







 アデルのダンジョンに入って行くと、すぐ脇道にアデル達は入り込み、「此方だ」と誘導される。


「あのまま正規のダンジョンの通路を通っても良いが、うっかり罠が発動しても困るしな」


 とスタスタと歩き出す。

 その間アデルの背後にいる配下の蜘蛛達が仕切りと此方に布地を見える様に掲げ、


『お疲れでないですか?』

『何なら私達の上に乗りませんか?』

『お水飲みます?』

『果物ありますけど、いります?』


 何だろう、何処の企業の接待受けてるのかと思った。

 甲斐甲斐しく世話を焼こうとするのはミンに似た所があるけど、アデルが此方を向こうとするとササッと文字が書かれた布を隠す。


 …これは内緒でやっているって事なのかな?


 ちなみにルクレツィアが果物に反応してうんうんと頷くと、数匹の蜘蛛がサササーと背後から寄って来て、ゼリーみたいになった温みかんを手渡してきた。


「これ、ちゅき。ありが、と」


 ペコリとお礼を言ってルクレツィアが頭を下げると、一斉に蜘蛛達がいえいえという様に手を振る。

 何だろう、これって何かのレクリエーション?うーん昆虫の類って苦手だったんだけど、この様子を見ていると何だか可愛く感じて来る。踊っているみたいに見えるのも中々。


 好意的だし(多分。表情が分からないから布に書いた文字やルクレツィアが翻訳してくれる言葉、それと行動で判断してるけど)。でもな~…足がカサカサしてると本能的にちょっと、となる。多分これは前世の記憶のせいで、黒いGとか、ゲ○ゲジとか百足とかが原因なんだろうなぁ。


 この子達には前世云々は関係ないしな~……

 ただ時折通路に出る昆虫型魔物を捕食し、『いります?中身がクリーミーで濃厚なお味で美味ですよ』って勧めるのは勘弁して下さい。


「まま、ますた、涙目」


 そしてルクレツィア、すかさず口にだすのはヤメてあげて。

 蜘蛛達が動揺してオロオロし出したから。


地味~に毎日更新して来ましたが、本日で連載一ヶ月です。

(*´艸`*)

だからと言って何かある訳でもないのですが、唯一言うとしたら…


そろそろストック切れ起こしそうで怖いw


『今日も学園はゴタゴタしてますが、こっそり観賞しようとして本日も萎えてます。【連載版】』のストレス解消の為、「ぶっちゃけ趣味もろだし100%作品だから好かれないだろうな~」と思いつつ、自分のパソコン内だけで数ヶ月掛けて書き殴り、アホの様に文字数行ったから排出するかと言う勢いで出してしまった作品です。

案の定数値行きませんでしたw

ですがそれでも見に来てくれる方々、ブックマーク登録をして下さった方々、有り難うございます。

m(__)m

コレからも趣味出し状態になりますが、ストレス解消として続けていきますのでどうか宜しくお願いいたします。





アデル 「何か最近きたメールで『どうみても恋愛向き』って来たんだけど…」

レーベル「作者は最初「ヒューマンドラマ」か「その他」で登録したほうが良いか悩んでいたらしいよ」

アデル 「…俺との恋愛は…」

レーベル「……」



その後ルクレツィアに「ぱぱ、ふぁい、とぉ」と慰められて居るアデルが居たとか居ないとか。

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