表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ドジな女神に不死にされました  作者: 無職の狸
第二章 運がなかった私は皇女になったけど、戦闘系で行きますっ
48/109

<K08> 絶壁、エルフ先生

入学式です。アリスはエルフの人は初めて見ました。


※ 4/23 ジュンヤ編(第一章)とアリス編(第二章)を再構成しています


††


 翌日

 

 学園の中心にある広大なスペースにて、入学式が粛々と行われた。

 

 新入生125人が中央に並び、その周囲に2年から5年までの上級生が取り囲むように並んでいる。

 

 新入生に向けて学園長が挨拶をし、学校の歴史やらマナーの大切さを語ったあと、各教科担当教諭が紹介されていく。

 

 そして生徒代表が壇上へと上がった。

 

「初めまして、そしてようこそ新入生の皆さん。私はイグリース学園の生徒代表を勤めます、アドレアル=ラザロともうします。」

 

 ラザロ……どこかで聞いたかな。確か大公様、だったかも知れない。お会いしたことは無いけど、名前だけ聞いた覚えがある。


 在校生の最高権力者ってところかな。

 

 すると私も5年生になったら、あれやるのかな。めんどっ!

 

 アドレアル様のお話を華麗に聞き流し(スルー)、入学式が終わって、私らは教室へと向かった。

 

 なんかこうして教室で勉強に勤しむとか、随分久しぶりって感じかな~。


 ただ生徒がおこちゃまばっかりなんだけどね。全員数え8歳のお子らばっかりなわけです。

 

 金髪やら銀髪の可愛らしい男の子に女の子、ロリやショタ好きなら堪らんだろな~。

 

 そして担任のセンセ、エルフでした。

 

 初めて見たわ~、耳が横に尖ってる人。

 

 あれがエルフかぁ、とまじまじ見てしまった。だって王宮には人間しかいないし~。

 

 センセは女性のエルフです。白いローブを羽織ってて、とても綺麗な方。女でも惚れてしまいそうです。

 

 銀色、いやプラチナシルバーというのかな、すっごく綺麗な銀髪の長い髪。薄い青の瞳。綺麗な肌に綺麗な顔。スラっと高い身長。

 

 そしてぺったんこの胸………え?

 

 もしかして男?

 

 いやスカートだし女だよね?あれ、まさかこの世界、男でもスカート履くとか?

 

 いやいや、どう見ても……多分女。

 

 でも胸が……

 

 

 

 THE絶壁。

 

 

 

 えーーーーーっエルフって絶壁なのぉぉ?

 

 ちょっとぉぉおつ!と私は思わず目ん玉ひん剥いて見つめてしまった。

 

 初めて知った現実。そういやそうよね、魔法を行使したり、森の民としてすらっとしてて、すごくかっこいいけど。

 

 ないわーー。ほんとないわー。胸もないわーっ。


 思い出すと巨乳エルフの思い出って、ないわー。

 

 そっか、エルフって絶壁だったんだ。前世のあたしでも勝てるっぽい。

 

 圧勝とはいわんけどな、煩い、ほっとけ、陸上に巨乳は不要なんだよ。

 

「アリス様、どうされました?」


 いきなり名前呼ばれてビクッとした。

 

「は、はい?」


 がたんと椅子を倒す勢いで立つ私。かなり動転してる。多分顔引き攣ってる。

 

 だって一瞬前まで絶壁エルフのことで頭がいっぱいだったんだもん。

 

「なんか質問でもありますか?」


 絶壁先生、じゃなくてテレーズ先生だった、そだ、そこだけ覚えてる。あとは消し飛んでるけど。

 

「テレーズ先生、失礼致しました。少々考え事をしていたようです。申し訳ございません。」


 お淑やかに冷静に振る舞って、ちょこんと頭を下げた。

 

「そうですか。解らない事があれば遠慮無くお聞きくださいね。」

「有難う御座います。その節はよろしくお願い致します。」


 そして何事も無かったかのように座る。


 ひぇ~焦ったぁ。

 

 しかしあのセンセ、なんで私の名前解ってたんだろ。前もって下調べ?いやいやこの世界に写真なんて無いし~。いったいどうやって?

 

 もしかしたら座る順番と名前を合わせているのかな。うん、それしか考えつかないや。


 まずは担任のご挨拶が終わると、お約束のように全員のご挨拶。

 

 皇女である私が一番、なんてことはなくて、廊下側の席から順にという、何処でもありそうな順番で挨拶していく。

 

 一応お父上のお名前と爵位、そして自分の名前、あとはみんな思い思いになんか言ったり、云わなかったり。

 

 そして私も同じく国王の娘であることと名前をご紹介。おおっというどよめき頂きました。

 

 やっぱ皇女がこんな身近に同席するのは、そんなに珍しいことなのかな。


 皇族──つまり王家の血筋を持つ親戚──は私と他に大公家から1人<男>、公爵家から2人<女2>の合計4人。先日お会いした赤巻きロールちゃんも、親戚筋に当たります。

 他にというか、こちらが大多数ですが、侯爵家が7人<男2女5>、伯爵家が15人<男8女7>、他に辺境伯家が6人<男2女4>居られました。

 

 以上32人<男13女19>のクラス編成となっています。

 

 家格から言えば私が一番高いんだけど、所詮第3だしね~。そのうちどっかに貴族に政略結婚させられる身だから~、大公やら公爵の方がぶっちゃけ上だわな~。

 

 とはいってもあっちも何番目の子供だか知らんし。

 

 それになんか微妙に女が多い。

 なんでだろ~と考えるのだけど、解らない。

 

 とにかくここは花嫁花婿修行学校みたいなもんだし、卒業の頃までには相手見つけとけ、見たいな部分もあるらしいし。


 しかしこうしてみると、みんな美男子だな~。


 昨日の金髪小僧も、性格破綻してそうだけど、よくみると美少年なんだよな~。

 

 もちろん女の子達も可愛らしい。なんつーか、美男美女ぞろいって感じ。

 

 中でも一番はあの赤巻ロールの子かな。

 

 名前なんてったっけ赤巻きロールちゃん。

 

 そうそうマグダナル公爵家のベルティユちゃんだ。マグダナル家はお父様──国王陛下の血縁なんだよね。つまり親戚。

 

 でもそれ言ったら大公様も同じか。確か曽祖父の兄弟とかかな?

 

 皆様兄弟姉妹が多くて結構です。

 

 ホント皆様……

 

 お盛んですね、いやいや。


††

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ