エリ、エリ、レマ、サバクタニ
2018年11月6日に一部修正致しました。聖書辞典で調べた所、エリはヘブル語形の音訳で、エロイはアラム語形の音訳だそうです。マタイによる福音書27章46節では、『エリ、エリ、レマ、サバクタニ』ですが、マルコによる福音書15章34節では『エロイ、エロイ、ラマ、サバクタニ』となっています。
神の子イエス・キリストが、弟子に裏切られ重罪人としてつばきされ鞭打たれ、十字架につけられ、黄泉にくだり三日目に蘇られ、世界の救い主となった。
アブラハムの家系の祝福の民のヨセフが、異母兄弟によって穴に投げ込まれ、救い出され、奴隷、監獄の苦難のあと、異邦の地エジプトの総理大臣になって、大飢饉の危機から多くの人々を救った。
”悲しみの預言者”とも呼ばれる預言者エレミヤが、監禁され穴につり下ろされ、救い出され、人々に希望の言葉を預言し、今も多くの人々を励まし続けている。実際、私も今までエレミヤの預言にとても励ましを受けてきた。
こうして考えると、キリストが十字架上で大声で叫んだ言葉、
『エリ、エリ、レマ、サバクタニ』
訳:わが神、わが神。どうしてわたしをお見捨てになったのですか
のような、一見、神に見捨てられたような経験こそが、自分だけではなく周りの人々を救う、祝福のための大切なステップなのではないかと思うのです。
だから、とても耐えられそうもない苦難にあった時、どうか本当の神様に向かって心からの叫びを上げてみてください。あなたを愛し、あなたを造られた神様は、あなたの叫びを聴いておられて必ず助けてくださいます。
しかし、神様の解決方法は、私たち人間の考えをはるかに超えていて、神様のタイミングは私たち人間の考えるタイミングとは違うようです。
『-主の御告げーそれはわざわいではなくて、平安を与える計画であり、あなたがたに将来と希望を与えるためのものだ。』エレミヤ書 29章 11節
人生において、砂漠や谷のように、飢え渇き、不毛、どん底というような、苦しみの中におられる方々が、イエス・キリストの十字架の愛に触れられて、恵みの里のような人生になるお手伝いができたらいいなと思い、イエス様の十字架上での言葉に、日本語で ”砂漠谷 恵里” と当て字をしたのが、私のユーザーネームの由来です。