最強の魔法力
「全然魔法がつかえないやー、、」
もうじき7歳になるデモンは、魔法が使えないことに焦っていた。
物心ついた5歳から毎日魔法の練習をしてるのに、みんなみたいに魔法が使える気配がない。
一ヶ月後に迫る魔法学校の入学試験では、魔法の質・量・特異点の総合点で合否が決まる。
我が家は貧乏である。【ド】がつくほどの。
苦労して入学試験費用を捻出してくれた両親のためにも、なんとかして合格したい。
《ふっとべデモン!》
急な突風にデモンが前のめりに倒れる。
《お前は魔法が使えないんだから試験なんて受けずに実家の農業を手伝えよ、ハハハッ》
そう言いながら立ち去るマジ。
昔からの幼なじみであるが、ぼくのことをいつもからかう嫌なヤツ。
あいつを見返すためにも絶対合格してやる!でもどうすればいいんだろう、、、
昔から、遊びたいキャラクターを思いついてはこの世界に誕生させて、一緒に遊んでいるところを誰かにみられそうになったらキャラクターを消してたけど、、こんな能力弱っちくて恥ずかしい。親にも言ったことはない。
みんなみたいに風を吹かしたり、炎を出したりできないから、誰にも言ったことないんだよね。
一日に出せるキャラクターは一体が限度で、すぐ壊れちゃう。
でも、どんな姿形でも、どんな身体能力でも、どんな特殊能力でもつけれちゃうから一緒に遊んでてすごく楽しいんだ。
「今日は、口から火を吹いて、鋭い鉤爪があって、誰にも見つからないくらい高く空を翔べるドラゴンと遊ぼうっと」
ポン!




