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異世界転移!? 禁忌《チート》☆兵器  作者: 虹村 萌前
第零章 おまけ+プロローグ
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プロローグ 君に出会う前

『お前ってさ、「異世界行って転生特典でチートしてハーレムしたい!」とか思う?』


 オタク友達から突拍子もない言葉が飛び込んできたのは、本当に平凡な日曜日の、本当に平凡な昼過ぎだった。


『何? いきなり。』


 そう聞き返すと、すぐに返事が送られてきた。


『お前、そういうアニメあんまし好きじゃないやん。鬱系も結構見てるし、ハーレム系は進んで見ないし。だけど、「実際に自分が」って考えたらどうなんかなって。』

『いや、別に嫌いなわけではないけど。それに、異世界に行ったからって転生特典があるとは限らないし、転生特典でチート出来たってその後の人生がヌルゲーになるとは限らないでしょ。』

『まあそうだけど。これは転生特典チートハーレムヌルゲー人生が待ってると仮定しての話だ。』

『うーん、ホントにそこまで人生が楽になるなら、それに越したことはないかな。ハーレムまではいらないけど。』

『あそ。』


 自分から聞いてきた癖に、そのあっさりとした反応はなんなんだ。ちょっとムカつく。

 とりあえずスマホを置いて、外の世界に気を配ることにした。

 ああは言ったが、本当にそんなストレスのない人生を過ごしていたら、ストレスが恋しくなったりしそうだな。


「まぁいい。とりあえず朝食でも……いや、もう時間的には昼食だな。何か食べ物あったかな……」


 その時俺は、自分の部屋に無かったはずの物があることに気がついた。


「なんだ……これ。」


 机の上に、赤く丸いものが置いてある。


「リンゴ?……こんなもの買った覚えは……」


 でもこのリンゴ、なんだかとても……


「美味しそう。」


 俺は気づけば、皮も剥いていないそのリンゴに歯を掛けていた。

とりあえず異世界系でも書こうと、特に何も考えずに書き始めたので、至らぬ点も多々あると思いますが、それでも読んでいただけるのなら幸いです。

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