咲き誇れ。
あそこの劇場のオーナーは、天然で少し地味な娘が好き。
お花屋さんで働いているあの人は、強情で嫉妬深い女が好き。
お城に住まう王子様は、頭のいい女が好き。
私はなんでも知ってるの。
ここは私の、愛の楽園。
今日も男たちは、私を競って値をあげていく。
愛、嫉妬、依存、共鳴。
私は今日も、夜の中で咲き誇る。
逆ハーですが、主人公がビッチです。
ご注意ください。
そういう描写がありますが、直接的な表現はありません。
第零話:愛を。
2019/01/02 15:51
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