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1分で読める短編シリーズ

夏風邪

作者: 優木貴宏

朝から体調が悪い。


どうやら夏風邪をひいたみたいだ。


昨日の寝るときにクーラーをつけっぱなしで寝てたから恐らくそのせいだと思う。


今日は部活を休んで体調を回復させようと思い、同じ部活の彼に伝言を頼むことにした。


彼は私の体調が悪いのは気づいていたみたいで心配してくれている。


彼に迷惑をかけるわけにはいかない私は


「帰って寝てれば明日にはよくなると思うから」


と答えた。


学校が終わり帰っている最中、暑さに負けてふらふらしていた。


家につく直前に倒れそうになった私を誰かが支えてくれた。


目が覚めた私はベッドに寝ており隣には彼がいてくれた。


彼の話では私が心配で部活を休んで私を追いかけたらふらふらしている私を見つけて倒れそうになったところを受け止めてお母さんに事情を説明してベッドに寝かせてくれたらしい。


寝てる間は落ち着くように手を握っていてくれたらしく、そのお陰か私は落ち着いて眠れたみたいだ。


弱っている今だけは彼に甘えてもう少し手を繋いでいてもらうことにする。


治ったらお返しをしようと考えながら握っている手の感触を確かめながら幸せ感じていた。

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― 新着の感想 ―
[一言]  こういうことがあるなら、風邪をひいてもいいかなと思ってしまいました。
2017/06/05 08:34 退会済み
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