表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/17

再び、絵を描いてみよう。

 壁サー子が飽きてしまった。


 僕が書いてももう読んでくれない。今後彼女の手によって、あの人物達が描かれることはない。


 なんということでしょう。


 このときSさんもやはりまだ育児に忙しく、彼女の担当する人物の物語もまだ無い。実質僕が1人で、みんなで考えたオフィーリアという国の話を書き続けている、という状況になりました。


 僕に残された選択肢は、やめるか、1人でもやるか。


 やめる、なんて選択、あるはずが無い。

 僕はもうこの時、この登場人物達にとても愛着が沸いていました。もう見ないなんてできるはずが無いのです。


 というわけで、僕は1人で書き続けることにしました。

 壁サー子とすり合わせる、という制約が無くなり、大幅に改稿することが許されます。

 彼女の人物のことを僕が書く必要は無くなったので、彼女の担当部分と重なる箇所をざっくりと削り、不要な描写は削除します。僕が見守るのは自分の担当する人物だけで良いのです。

 その間に文章作法や物語構成についても勉強し、なんとか小説の体裁を整えます。


 余談ですが、僕のなかでは「ワルツは自分がつくっているのではなく、どこか遠いところにほんとうにある世界、ほんとうにいる人の話。僕はただそれを見ることができる人」という認識で、「キャラクターをつくった」ではなく「見つけた」だと思ってますし、厳密には「創作小説」ではなく「観察記録」という認識です。


 閑話休題。


 そうして出来たものを、最初は個人ブログで連載していたのですが、どうせならと思って、「小説家になろう」に登録をしました。

 そこで僕は「挿絵」なる機能を知ります。


 そして、僕はふたたび、ペンを握ることになるのです。


「挿絵を入れよう」と。


 その頃の僕の画力は、こんなものです。


挿絵(By みてみん)


 変わってないのです。なにひとつ。上達、していないのです。


 にもかかわらず、やはり持ち続けている「いける」感。

 なんなら、Sさんや壁サー子と同じくらい描けていると思っていたのです。少し前のページで一目瞭然なのですが、客観的に見ること叶わず、「自分の絵は下手」ということに気がついていなかったのです。


 どのくらい下手だったかというと、「手を描くのは難しい。指は4本のほうが見た目が良いような気がしてきた」とSさんに話したら、「私は指の間接がむずかしい。親指だけ間接が一個なのが変な気がする」と言われ、そこではじめて「親指以外の指は間接が2個ある」ということに気がついたくらいです。


 慌てて見直すと、それ以前の僕の絵は、ほとんど全部指の間接がひとつしかない。たまに写真を見て描いたものは無意識に2個描いていたのですが。僕はその時はじめて、「ほんとだ! 指って関節2個あるんだ!」と目からウロコが落ちました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。


egrzemshb61t631d4u4acx6ja3zs_r8_dw_2s_27
そしてふたりでワルツを【小説版】
webサイト【漫画版はここから】

+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ