表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/17

とりあえずなんでもやってみたらいいと思った。

 前回お披露目した鼻の絵のような画力にて、ちょっとした4コママンガを2本ほど描いて、僕は、満足感を得ました。

 そしてペンタブは年に数回だけパソコンに繋がれるただの板になり下がりました。


 その時の僕は自分が何の職業につきたいか明確ではなく、絵本作家になりたくて公募に応募してみたり(2回ほど送ってかすりもせずで飽きてやめました)お笑い芸人になりたくてネットで知り合った子と一緒に某漫才コンテストに出場してみたり(予選2回戦まで進みました)プログラマになりたくて独学でC♯を学んだりしていました。初めてハローワールドした時はアドレナリンドバドバでスーパーハッカーになれるんじゃないかと思うのはプログラム触ったことある人あるあるですよね?


 そんなこんなで夢や希望が破れたり破れなかったりして、高校を卒業したあと僕は、白衣を見たいという理由から、医療関係の専門学校の事務員になりました。その仕事は諸事情により半年くらいでやめてしまったのですが、毎日右を見ても左を見ても白衣の人が歩いていて素敵な職場でした。


 その次は某金融企業の子会社に就職し、そこで僕は念願のプログラマになりました。ちなみに独学で頑張ってたC♯はまったく役に立ちませんでした。そもそも使用言語が違うとは誤算です。


 そのくらいの時に、新しいペンタブを購入しました。

 はじめて買ったあのペンタブは、「あまり使ってない」と処分してしまって、そこからしばらく絵は描いてなかったのですが、また少し描こうかなと思って新しいのを買いました。

 今度はせっかくなので性能の良いものを、と考え、ペンタブ業界で有名な会社が出されている、ちょっと良いシリーズのを買いました。


 さらに、SAIという画期的なソフトも入手しました。その時はまだテスト版だったと思いますが、テスト版でありながらも、お絵かき掲示板に比べると圧倒的なめらかなペン運びと解像度。


 その2つのパワーアイテムによって僕は自分の絵が「いけてる」と錯覚してしましました。


 その当時の絵はこれです。


挿絵(By みてみん)


 いや、これは、正直仕方がないのでは、と思いませんか。

 あの鼻の絵がいきなりこれになったら、自分を見失っても許されませんか? だめですか。すみません。


 そんな感じで、「いけてる」と思い込んだまま、2007年には3枚絵を描きました。(2007年フォルダに3枚絵が入ってたので多分3枚描いたんだろうと思います)


 2008年には16枚描きました。月に1枚と少し。

 この頃、専門学校の事務をしていた時に知り合った方と、インターネットで知り合った方にそれぞれ軽い絵を描いて差し上げたら、対価として少しお金をくださいました。これが僕の初仕事だと思います。身内の甘やかしと言われればそのとおりなのですが、僕はそれに大変感動を覚えました。


 2009年には20枚ほど描きました。

 その時ほんとうに不思議なご縁があって、たまたま何かを調べようとして(多分ハムスターの育て方に関する何か)ネットの質問掲示板を見たときに「絵を描いて下さい」という書き込みを発見しました。

 僕はその書き込みに、身内にお金をいただいた経験を誇張して「実務経験あります」と言って営業をかけ、はじめて身内以外に絵を買っていただきました。

 絵の専門ではない掲示板に募集を出していたことから分かる通り、この会社さんが求めていたのはプロ級の絵がうまい人ではなく、技量よりも要望を聞いてもらえる人だったのだと思います。そこに運良く僕が乗っからせていただいたという不思議なご縁でした。

 この会社さんとはもう疎遠になってしまいましたが、僕の絵を使ってチラシやグッズなどをいくつか作っていただいたことが思い出されます。


 そうやって少し絵でお金をいただいた僕は、これは仕事になるのでは? と思い、公募に応募したりしてみました。

 その時に応募したのはこれです。

 上記の2007年と技術的にはそんなに変わっていません。2009年の絵。

 

挿絵(By みてみん)


 これを送ったら、公募を主催している企業さんから「直接会って講評したいので来れませんか?」とお電話をいただきました。

 わざわざ御連絡をいただけるなんて。「これはいける」と思い、僕は颯爽と野を駆けました。


 結論だけ言うと、その会社さんが運営されている学校みたいなのに入らないか? というお誘いでした。

 何十万円か払ったら、講師の人に絵をおしえてもらえて、もっと良くなりますよ、みたいな話です。


 当時の僕は完全に売り込みの気持ちでお話を聞いていたので、「逆に払うのか……」と意気消沈して帰宅。先立つものも無いので丁重にお断りしました。もし行ってたら今頃もっと上手になっていたんでしょう。


 続く。

 


 エッセイ中に貼った絵について


 2007年と描いてあるのでその時のものだと思うのですが、自分の人生の年号がイマイチあやふやなので、多少前後している可能性があります。

 でもこの絵は確実にSAIで描いたはずなので、多分そのへんの頃だろうと思います。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。


egrzemshb61t631d4u4acx6ja3zs_r8_dw_2s_27
そしてふたりでワルツを【小説版】
webサイト【漫画版はここから】

+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ