異世界に召喚されたけど、その世界には空気が無かった
ついかっとなって書いた。今も反省していない。
「勇者さま。我らが世界をお救い下さい」
その日。
そんな言葉が聞こえたかと思ったら、視界が瞬時に真白く染まった。
これはWeb小説で有名な異世界転移! ついに俺も、勇者になれる。ハーレムだって夢じゃない。
そう思い、心が沸き立った。
真白い世界で、女神様から、幾つものチートを受け取った。
そして転移が完了した。
しかしその世界には、空気が無かった。
そして、俺は死んだ。不死のチートを貰わなかったことを悔やみながら。
この作品は、ロンギヌス(ユーザーID:397503)さんに捧げます。