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部屋で起きたちょっとした話

「トントン」

作者: 渡ノ森 水緩
掲載日:2012/10/02

トントン。


ノックの音がした。

玄関では無いところから。


もう一度鳴るかな、と耳を澄ませてみる。

…鳴らない。


空耳かな?と、パソコンに向き直る。


と、同時に「トントン」。

心なしか、音が近くなった気がする。


どこ?

どこから?


他の家のノック音が響いているだけ?

それにしては、音が近かった気がするのだけれど。


もう一度、耳を澄ませて、しばらく様子を伺う。

だけどやっぱり、音は鳴らない。


なんなの?と訝しみつつ、再びパソコンに向き直った時、

突然、背後の壁を叩く音が響いた。


いま、部屋には、わたししかいない。


「トントン」

「トントン」

「トントントン」

「トントントントントントン」


どんどん、増える、音、音、音…

複数重なった、ノック音!


わたしは、後ろを振り返ることもできず、

固く目を閉じて机に突っ伏し、音が去ってくれることを祈った。

2本目です。よければ1本目も読んでみてくださいね。

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