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笑って、異世界だよ?  作者: Sueños de Esperanza.
エリセリア主権国
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キャラクターステータス

エリザベスはダンジョンの出口近くの木にもたれかかっていた。太陽の光が頬を撫で、風が髪を揺らし、先ほどまでいた湿っぽい空気とはまったく違う、植物や花、草の新鮮な香りが漂っていた。

深く息を吸いながら、身体を伸ばそうとしたが、まだ痛みが残っていた。


「ステータス」


彼女の目の前にお馴染みのウィンドウが現れた。だが今は、先ほど得た新しいスキルの影響か、何かが違って見えた。文字はより鮮明に、いくつかの項目は以前は隠されていたように拡張されていた。

初めて、システムがただの道具ではなく――導きであるかのように感じられた。


【 キャラクターステータス】

名前:エリザベス・デ・ヘスス・アバロス・サンティアゴ

種族:人間(?)

年齢:16歳(若返り)

職業:カードの使い手

レベル:6 ↑


【称号】

・「子守り」

・「介護者」

・「目的なし」

・「未知の神の祝福」

・「禁忌の巫女」↑


【 能力値】

体力:14 ↑

筋力:10 ↑

防御力:9 ↑

魔力:17 ↑

マナ:22 ↑

知性:13 ↑

幸運:12 ↑


【パッシブスキル】

・魔法耐性:1

・空腹耐性:4

・痛み耐性:5 ↑

・出血耐性:2 ↑

・酸耐性:1 ↑

・マナ回復速度:3 ↑


【アクティブスキル】

・料理:2

・限界突破:2 ↑

・マナ操作:2 ↑

・剣術スキル ― ラテン鉈:4 ↑

・鑑定:1 ↑(成長型スキル)


【ユニークスキル】

・異世界のカード(Cartas de Otro Mundo)

・組み合わせ(Mezclar)

・❗封印中:未解放のユニークスキル


しばらく、エリザベスは無言で見つめた。頭の中で、今までの数値と比べてみる。変化は明白だった。


「前とは違う……私、変わったんだ」


彼女は種族の部分に目をやった。「?」の記号をクリックすると、詳細が表示された。


種族:人間(?)→ 『境界存在リミナル

生と死の狭間を彷徨う存在。この世界に完全には属していない。状態は不安定。注意が必要。


「……境界存在……?」


背筋を冷たいものが這った。だが、深く考えるのをやめて、すぐにウィンドウを閉じた。


次に、「未知の神の祝福」の称号へ目を向けた。初めて、わずかではあるが内容が読み取れるようになっていた。


「未知の神の祝福」

「限界なんて存在しない、ハハ。楽しめよ。」

― 解読された断片


「……なんなの、これ……」


身体が震えるほどの違和感があったが、それでも心のどこかで笑いそうになった。混沌としていて、不気味なのに、どこか自由だった。

まるでその存在が、去る前に机の上にメモを残していったような、そんな感覚。


再びステータスを確認すると、小さな説明が付いていた。


酸耐性:スライムとの接触によって習得。持続的な火傷を防ぐ。


限界突破:戦闘時に使用可能。肉体と反応を限界まで強化する代わりに、反動として痛みが増す。


鑑定:システムに関する情報や隠された効果の一部を開示する。使用回数で成長。


ラテン鉈の剣術:反射神経と精密な力を要する戦闘スタイル。直接的かつ本能的。


そして――ユニークスキル。


「鑑定」を使ってみたが、応答は曖昧だった。


情報制限中。準備が整った時、再度お越しください。


「……準備が整った時、ね……」


ため息をつきながら、ウィンドウを閉じた。手にした黒曜石の鉈を見つめる。

新しい章が始まろうとしている。そして今度こそ……彼女には、恐怖以外のものがあった。


――目的が。

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