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紫紺の灯火  作者: かきまつぼっくり
1章再生の森
3/3

転機の兆し

 突然、スライムが私に跳びかかってきた。

 鮮やかな青い塊が視界を覆い、半透明なゼリー状の体が不気味に輝いている。

 心臓が激しく鼓動して、手の震えが止まらない。

 全身が氷のように冷たくなり、足が地面に縫い付けられたような感じがした。

 心臓が激しく鼓動して、手の震えが止まらない。

 命を奪うことへの恐怖が私を支配する。


 スライムは不規則に跳ねながら近づいてきた。

 その動きは柔らかく、まるで水の中を泳ぐような滑らかさだった。

 ぬめりとした音が耳をつんざき、スライムから漂う異様な匂いが鼻を突いた。

 目の前にいるスライムを見つめ、私は深呼吸をし、セルナの言葉を思い出し手の中の短剣を改めて握り直した。

 その短剣は、手のひらに冷たくも確かな感触を伝えてくれた。


 手が震えているが、剣が勇気をくれるような気がして、私はさらに強く短剣を握りしめた。

「……よし、頑張れ私!」と声に出してつぶやいた後、私は全力で短剣を振り下ろした。


 一閃をスライムに向かって放った。

 しかし、動くスライムに正確に当てることができず、剣はスライムの体をかすめるだけだった。


 どうしたら当てることができるのか私は攻撃を繰り出しながら必死に考える。

 私はスライムの動きを観察し続けた。

 すると私はあることに気付いた。

「跳ねて空中にいる間は、感性に従って無防備になってる……?」

 私は跳ねたタイミングが頂点に来たタイミングに合わせて剣を振った。

 やっとスライムに当てることができた。

「やった……!当たった!」

 しかしスライムは倒れるどころか、剣が通った後の部分が元に戻ってしまった。

 思考を重ね、タイミングを計ってやっと攻撃を当てることができたが、その攻撃が効いているようには見えなかった。

 心の中で希望が揺らぐ感覚が広がった。


 それでも、私は短剣を握りしめ、スライムに向かって何度も攻撃を繰り出した。

 上から下に、横から斜めに、時には突き刺すように、さまざまな角度からスライムを攻撃した。

 しかし、スライムの柔らかい体はすぐに元に戻ってしまい、全く効果がないように見えた。


 この時の私は色んなことを考えてぐちゃぐちゃになって、だんだん壊れていったんだと思う。

 周りの音や景色がぼんやりと遠のき、世界が狭まっていく感覚があった。

 自分が動いているのかどうかも分からない。ただ、剣を振る動作だけが無意識に繰り返されていた。


 剣がスライムに当たる感触と、それでもスライムの体が元に戻る感触が同時に訪れる。

 一時期意識が遠のきそうだった私の意識は段々クリアになっていった。

 されど体力の方はもう限界に近いのがわかる。

 全身が悲鳴を上げるような痛みで満たされ、筋肉が鉛のように重く感じる。

 しかし、不思議なことに、その痛みはかえって私の意識を研ぎ澄ました。

 精神が肉体を超えて、私の動きを操っているかのように感じた。

 眼前の敵以外何も見えず、周囲の音が更に遠く霞んでいく。

 ただ、私の手に握られた剣が自由に舞い、生き物のように動き続ける。

 呼吸は荒く、汗が額から滴り落ちるのを感じるが、そのすべてがどうでもいいことのように感じた。

 私はただ、剣を振り続けることしかできなかった。


 スライムと戦っているうちに、私はあることに気付いた。

 人間の弱点が中心部分にあるように、スライムにも同じ弱点があるんじゃないかな。

 そんな考えが浮かび上がった。

「もし真ん中に弱点があるなら……」と考えた私は、呼吸を整え、一瞬で覚悟を決めた。

 正直、この短剣を握ることすら辛い。

 筋肉が震え、剣が滑りそうになる。

 それでも最後の力を振り絞り、全身の痛みを無視して、スライムの中心に向かって短剣を振り下ろした。

 今までとは違う感触があった。

 私は剣に何か堅いものに当たったのを感じた。


 その瞬間、スライムの体が一瞬硬直し、やがて崩れ落ちていった。

「やった……ハァハァ。私にもできた……」と達成感に包まれたが、全身の筋肉が悲鳴を上げるように痛んで、息が苦しかった。

 突然、体の力が一気に抜けていった。

 膝が崩れ、後ろに引っ張られるような感覚が走る。

 意識が遠のきそうになる中、背中から地面に倒れ込むのを感じた。

 冷たい土と草が背中に広がり、頭を打たないよう辛うじて持ち上げることができたが、それ以上は動かせなかった。

 手の震えが止まらず、体が重く感じて、地面に沈んでしまいそうだった。


 だんだん全身の力が抜け、手足が重く感じた。

 視界がぼやけ、周囲の景色が揺らめくように見えた。

 息を吸うのが苦しくて、呼吸が浅くなっていく。

 肌に冷たい風が吹き付けているような感覚がありながら、同時に汗がじわりと浮かんできた。

 この時私は()()()()()()()()()()()が胸の奥に広がっていた。

 意識が少しずつ遠のき、まぶたが重くなっていくのを感じながら、私はその場に横たわった。

 遠くの木々が風に揺れ、葉がささやく音が耳に届く。

 空は薄暗く、夕焼けの赤い光が地平線に広がっている。

 地面には小さな石や草が散らばっていた。


 ふと、視界の端にセルナの姿が映った。

 彼女は冷静な表情でこちらに向かって歩いてくる。

 セルナの足音が静かに響き、彼女がそばに来ると私は少し安心できた。


 セルナは私のそばにしゃがみ込み、優しく手を差し伸べた。

「やったな、ユキナ」彼女の声は穏やかで、心に染み渡るようだった。

 私はその手を握り返し、セルナの温もりを感じた。


 しかし、それと同時に私の心には静かに重い余韻が広がっていた。

 切り裂かれたスライムの体が地面に溶け込むように沈んでる様子を見つめながら、胸の奥に広がる複雑な感情が湧き上がっていた。


 手の震えは収まらず、短剣を握りしめた手にはまだスライムを倒した時の感触が残っていた。

 その感覚は、スライムの命を奪ったという現実を否応なく感じさせるものだった。

 胸の中で高鳴る鼓動が徐々に落ち着くにつれ、心の中には虚無感と罪悪感が入り混じる。


 ふと、セルナが優しく肩に手を置き、目を覗き込んできた。

「その重さを感じるのは当然だ。でも、ユキナ、お前はちゃんと乗り越えたんだ。それだけは自信持っていい」


 セルナの瞳は穏やかな湖面のように静かで、その奥に広がる青空が私を包み込むようだった。その瞳が、私に勇気を与えてくれるようだった。


 彼女は立ち上がり、周囲を見渡した後、再び私に目を向けた。

「今日はもう休もうか。明日、またいつもの時間で出発するよ」


 その夜、私たちは焚き火を囲んで静かに過ごした。

 セルナはゴールデンディアという鹿のような魔物を一匹狩ってきて、その肉を焼いてくれた。

 旅の間は、食料調達はほぼセルナがやってくれた。

 私は力になりたかったがセルナは仕留め方にこだわりがあるらしく私にはさせてくれなかった。その事にすこしほっとしている自分がいて嫌気がさした。

 彼女の手際の良さと頼もしさに、私は今日も感謝の気持ちを抱いて「ありがとうセルナ。おやすみ」と言いった。

 私は焚き火の温もりに包まれながら、静かに横になった。

 セルナが狩ってきた肉の香ばしい匂いがまだ鼻に残っている。

 炎の揺らめきが夜空の星々と交差し、瞼が重くなっていくのを感じた。

 草の上に敷いた寝具に体を沈めると、心地よい疲れが全身を包んだ。

 焚き火のパチパチとした音が静かに耳をくすぐり、星空の下で静かな夜の風が頬を撫でる。

 私は安心感に包まれながら、穏やかな眠りの中へと旅立った。


 翌朝、私たちは早くから出発の準備を整えた。

 道中セルナは魔物のことや剣の使い方、避ける方法を教えてくれ、その練習の仕方も丁寧に指導してくれた。

 セルナの経験と知識が、私にとって新たな学びとなり、少し自信を持つことができた。

 毎日の訓練が終わるたびに、私は確実に成長を感じることができた。

 

 しかし、旅の途中で私は度々体の重さを感じることがあり、歩くたびに息が上がるようになった。

 理由がわからなかったが、セルナに心配をかけたくなかったので「今日はちょっと疲れているだけだよ」と笑顔で誤魔化した。

 セルナは心配そうに私を見つめたが、それ以上は何も言わなかった。


 出発してから8日後、私たちはついにエルドラフト村に到着した。


 村に到着した後、セルナは私に、「アタシは冒険者ギルドに行くよ。影狼を倒したからその報酬をもらわなきゃなんないんだ」とセルナが説明してくれた。


「ユキナもこれからのためにギルドに登録しといた方がいいんじゃないかい?資金がないと生きていくのが大変だし、ギルドにはいろんな情報も集まるからな」と続けた。


 セルナの言葉に私は頷いた。

 冒険者ギルドに登録すれば、私もお金を稼げるかもしれない。

 そうして、セルナと一緒にギルドに向かう決意を固めた。


 目の前に広がる景色は、広大な田畑と美しいエルダレイクの湖畔が広がっていた。

 緑豊かな草原が村を囲み、湖の清らかな水が輝いている。

 エルドラフト村の入口には、高さ3メートルくらいの堅固な石造りのアーチ型の門が立ち、その上には村の紋章が刻まれた見事な彫刻が施されていた。

 門の両脇には警備兵が立っており、私たちの到着を見守っていた。


 エルドラフト村の門は、エルダレイクから村に入るための主要な門であり、頑丈な木製の扉がしっかりと閉ざされている。

 門の上には見張り台が設置されており、警備兵が周囲を注意深く監視している様子が見えた。

 私は少し緊張しながらも、セルナと一緒に門の前に立ち、警備兵に声をかけた。


「こんにちは、私はユキナと申します。エルドラフト村に入るために、許可をいただきたいのですが」私の声は緊張のため少し震えていた。


 セルナは私の隣でしっかりとした態度を取り、警備兵に向かって敬礼をした。

「彼女は私の友人だ。私たちはこの村を観光しにきたんだ」


 警備兵の一人が前に出て、私たちの話を聞きながら優しく微笑んだ。

「ようこそ、エルドラフト村へ」


 警備兵は頷き、門のそばにある小さな詰所に向かって手を振った。

 詰所からもう一人の警備兵が出てきて、私たちの名前と目的を確認した。

 数分の手続きを経て、私たちは無事に村に入る許可を得ることができた。


「ありがとうございます」私はお礼を述べ、木製の扉が開かれるのを待った。

 扉がゆっくりと開かれると、エルドラフト村の内部が姿を現した。

 広々とした通りが続き、その両側には商店や家々が立ち並んでいる。

 私はその光景に感動しながら、一歩一歩進んでいった。


 村の中心広場に向かう途中、私たちは多くの人々とすれ違った。

 商人たちは活気に満ちた声で商品を売り込んでおり、子どもたちは楽しそうに遊び回っている。

 通りの幅は7メートルほどありかなり広く感じた。

 その賑やかな雰囲気に包まれながら、広場に向かって歩みを進めた。


 そして、村の中心広場に到着した。

 広場は広く、四方八方から人々が集まってきている。

 市場が開かれており、新鮮な野菜や果物、手工芸品が並んでいる。

 私はその光景を見て、村の豊かさと活気を感じ取った。

 市場を歩きながら、地元の特産品を眺め、手に取ってみる。

 店主たちは親しみやすく、訪れる人々に優しく接している。


 私とセルナはエルドラフト村の中心広場から少し離れている冒険者ギルドに向かった。

 大きな木造の建物が目印で、入口にはギルドの紋章が描かれた看板が掲げられている。

 建物の前には多くの冒険者たちが行き交っており、活気に満ちた雰囲気が漂っていた。


 ギルドの扉を開けると、中には多くの冒険者たちが集まり、談笑しながら情報を交換していた。

 ギルドの中は広々としており、壁にはクエストらしき掲示板が設置されている。


 セルナがユキナの肩を軽く叩いて、「ここがエルドラフトの冒険者ギルドだ」と声をかけた。

 私は微笑み返しながら、ギルドの雰囲気を楽しんだ。


 しかし、ふと目を上げると、掲示板に書かれている文字が見慣れないものであることに気づいた。

 知らない文字が並んでいることに少し戸惑いを感じながらも、セルナの説明を聞くことにした。


 セルナは私の疑問を察して、掲示板の文字について説明してくれた。

 「この国ではルーン文字が使われてるんだ。なに勉強すればすぐに覚えられるさ」


 その時、セルナの視線が掲示板の一角に留まった。

「ん?」彼女が見ている先には、他の掲示板にある紙とあまり変わらない雰囲気の張り紙があった。


「どうしたの?セルナ」と私は尋ねた。

 セルナは一瞬だけ考え込み、眉をひそめた。

「いや、遺跡の防衛任務なんだが、C級以上の指定があるのさ。基本、防衛任務はE級以上から受けられるものなんだけど、少し珍しいねぇ……」と返事をした。


 そのクエストの内容を確認すると、セルナの表情が一瞬剣呑な雰囲気になったが、直ぐにその気配も消えた。

「内容は……ごく当たり前のことしか書かれていない」とセルナが言った。


 彼女は頭を振って、「まぁ、そんなことよりユキナ。目的の1つである冒険者登録をしようじゃないか」と軽く肩を叩いて、受付に誘導してくれた。


 そうして受付に向かうと、そこにはギルドの受付嬢が忙しそうに書類を整理していた。

 セルナが受付嬢に声をかけ、「このユキナが新しく冒険者ギルドに登録したいんだ。ただ、ユキナはルーン文字が読めねぇんだ。手続きを頼むよ」と伝えた。


 受付嬢は微笑みながら、「ようこそ、エルドラフトの冒険者ギルドへ。新規登録の手続きを行いますので、私が代わりに記入しますね。ユキナさん、これから私が言う必要事項を教えてください」と言った。

 私は自分の名前や年齢の情報を受付嬢に伝えた。

 受付嬢はそれを聞きながら用紙に記入し、内容を確認していく。


 その間、セルナは周囲を見回し、他の冒険者たちの様子を観察していた。しかし、突然思い出したように声をかけてきた。「ユキナ、ちょっと影狼の報酬を受け取ってくる。すぐ戻るから、ここで待ってておくれ」


 セルナは私に軽く微笑んでから、人混みに消えてしまった。


 数分後、セルナが戻ってきてた。

 突然のことだった、私の体は再び重く感じられ、息を吸うのが難しくなった。

 セルナが私の顔を見て、その異変に気付いた。

 「ユキナ、大丈夫か?体調が悪いのかい?」

 「ううん、大丈夫。たぶん疲れが溜まってるだけだと思う。心配かけてごめんね」と、私は笑顔を作って答えた。

 セルナは納得いかない表情をしていたが、それ以上は追及せず、「無理するんじゃないよ、ユキナ。休憩が必要ならいつでも言うんだ」と優しく言った。

 私は頷きながらも、体の異変に対する不安は消えなかった。


 しばらくした後、新しい冒険者カードが発行され、受付係が私に手渡した。

 「こちらがユキナさんの冒険者カードです。これで正式に冒険者ギルドの一員となりました。これからどうぞよろしくお願いします」と笑顔でカードを手渡してくれた。


 私は茶色でGと書かれた冒険者カードを受け取り、深々とお礼を言った。

 「ありがとうございます。これで冒険者としての活動が始められるんですね」


 受付係は頷いて続けた。

 「はい、そうですね。これからのご活躍を期待してます。それでは冒険者ギルドの簡単なご説明をさせていただきます。

 冒険者ギルドにはAからGまでのランクがあります。Gランクは初心者の段階で、ここで冒険者の基礎知識を学んで、下積み時代を過ごすことになります。

 Gランクでは簡単なクエストが中心で、魔物討伐や素材採取、また申請をしていただいた方には護衛任務の基本を覚えることができます。

 ただし、クエストを受ける際には慎重に行動することが大事です。失敗した場合には罰金が課せられることもありますので、注意してください」

 

 私は真剣な表情で話を聞きながら、「わかりました。クエストを受ける時は慎重にうけないと」と答えた。


 セルナは満足げに頷き、私の肩を軽く叩いた。

 「これで準備は整ったな。何か見たいもんとかあるかい?」


 私はギルドの中を見渡しながら、「もう少しギルドの中を見て回りたいな」と答えた。

 セルナは頷いて、「わかった。じゃあ、少しギルドの中を案内してやるよ」と言って、私を連れてギルド内を見て回ることにした。


ギルドの中を歩きながら、セルナはギルドの仕組みやクエストの受け方、他の冒険者との交流の仕方などを説明してくれた。私は話を聞きながら、少しずつ冒険者ギルドの雰囲気を覚えていった。


「ユキナ、文字について困ったことがあればいつでも聞いてくれよ。全ての国民が文字を読めるわけでもないから、必要なときは私や受付係に頼るといいさ」セルナは優しくアドバイスしてくれた。


「うん、ありがとうセルナ。でも出来るだけ文字を覚えるよ」私は微笑んだ。


 私はセルナと一緒にギルドの奥にある休憩スペースに足を運び、そこでしばらく座って話をしていた。


 休憩スペースでセルナと話をしている最中、彼女が時折周囲を警戒するように見回す姿が目に入った。

 何かを気にしているようだったが、その理由を尋ねる前にセルナが口を開いた。

 「ユキナ、今日はどこか美味しいお店に行こうじゃないか」と、いつものように軽い口調で尋ねられた。


 その時、ふと外の窓から遠くに何かが一瞬光るのが見えた。

 遙か彼方の空に閃光が走り、一瞬だけ周囲が明るく照らされたように感じた。

 その光はまるで夜空に流れる流星のようだったが、あまりにも短く、そして鋭い光だった。


「何だったんだろう?」と私は不思議に思い、セルナに尋ねた。

セルナは一瞬表情を曇らせ、眉をひそめた。

 「なんの光だろうな…………」

 しかし私はその瞬間、彼女の瞳の奥には一瞬の焦りが走ったのを見逃さなかった。


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