表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

地獄の公爵

作者: きよら



大海原を奔る


側には君が居て…


君が居て…



君の髪の毛に水飛沫が掛かり、

虹色に輝く。


嗚呼、とうとう廻り逢ったんだね!


何時か君と廻り会わんことを!


そう想っていた…


でも、君と会うことは無かった。


君とは会えなかった。



今も思い出す

あの懐かしかった日々を…

僕を優しく凝視める瞳

柔らかい唇より真珠のような歯が煌めく

髪を優しく梳いてくれる細い指

美しい頸

豊かな胸

長い肢体

まるでサマテラケのニケのように美しかった。

愛しき僕の片割れ…

僕の全てよ!






でも、君と会うことは無かった




君と逢わなかった…










いまは君を思い出せずに…














評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ