第一回パカラシティー会議
マシューおじいちゃん、カッケー!です!!
第一回パカラシティー会議
代官ゴードン男爵と警備隊員20名、孤児院院長と職員、宝石商マネージャー等数十名が ダンジョンで行方不明になり、辺境伯嫡男イーサンの旅団から パカラシティー市全員に、中央大広場で いきさつの説明会が行われた。
警備隊と、冒険者ギルド 商業ギルド等の代表も、旅団が立ち並ぶ演台の前の椅子に座り 説明を静かに聞いている。
「と、言うわけで ダンジョン3階層のテントで、目覚めた朝 ゴードン男爵達はのテントが空だった。捜査してみたら、3階層の 奥に、それぞれの武器防具類だけが、残されていた。」マシューおじいちゃんは、飄々と語る。
「また、ゴードン男爵はダンジョンに潜る前日、離婚しており 妻子に、屋敷を譲渡していた。妻子は、翌日 娼館主サラに、屋敷を居抜きで光金貨5枚はで売り その足で王都に出立している。」どよどよどよと、広場がざわめく。
「静に!サラも その後全く行方不明で、居抜きで買った元ゴードン屋敷から消えている。」
ザワザワ ザワザワ
…良かったしゃねぇか、あいつら 全員居なくなって、街がキレイになったぜ!
…まぁ、大きな声では 言えませんが、男爵は 最低の代価でしたね!
…孤児院は、奴隷斡旋所みたいだったし 盗賊団の拠点みたいだったわよね!コワくて、近寄れなかったわよ!
…奴隷の人達の紋章も、消えたそうじゃない?可哀想な今年達、コレからどうするのかしら?
ザワザワ ザワザワ ザワザワ
「ウォをっほん!静に!まだ 報告は、終わっとらんのじゃ!まず、代官じゃが、儂は 王都錬金術魔術師ギルド 名誉会長であり、皇帝陛下の直臣なのじゃ!よって パカラシティーの諸君に、新しい代官が着任するまでは、コレまでと同じく 粛々と今の仕事をこなして欲しい。重大な決裁はせず、緊急時は 冒険者ギルド長が、王都に相談して決裁してもらう事!その際は、全ギルド長の同意で、事をすすめるのじゃ!よいな?」マシューおじいちゃん!カッケー!です!
「警備隊じゃが、随分と色々あったようじゃが、悪い部分がのうなったのではないかの?コレからは、パカラシティーの安全と正義を きっと護れるじゃろ?あとは 良きにはからえ!じゃがまた 色々出てきたら、皇帝騎士団を 派遣するぞい!心して 精進ふるのじゃ!!」警備隊員さん…ガンバれー!
「孤児院については、ゴードン男爵が私物化して 奴隷斡旋段田化しておったらしいのぉ…腹だだしいを通りこして、胸くそ悪いわ!しかし、今日この時より、孤児院院長を 勇者のタマゴの称号を持つ、ジークフリートにする!コレは 儂の権限と、女神レディジャスティスの啓示による 決定事項じゃ!まだ、若輩じゃが 必ず立派に、孤児院を 運営するじゃろう!皆の者 心して、勇者のタマゴジークフリートを 手助けしてほしい!ジークフリートに悪事を働けば、必ず天罰がくだるのじゃ!!よいな!」一瞬、パカラシティー民全員 ピクっと、電流に打たれた?
…あぶない あぶない…。…シ~ン…。
…コワっ!何か ピリっとした!…コワっ…
一瞬、静まりかえった大広場。
「明日、各団体代表は、冒険者ギルドの大会議室に集合すること!あとの民達は、コレまで通り 普通の生活を、粛々とおくるのじゃぞ!疑問等は 一切忘れるのじゃ!大人の事情じゃ!よいかの?以上じゃ!解散!!!」マシューおじいちゃんの 大喝で、パカラシティーは 普段の生活に戻って行く!スッゲェー!です。ウソみたいに 晴れ晴れとしたパカラシティーの人達の表情!ヤク1名、ジークフリートは ピクピクしている…大変だよね?勇者のタマゴ…。
翌日、冒険者ギルドの大会議室では パカラシティーのコレからについて、粛々と話合いが行われた。マシューおじいちゃんの もう、命令みたいな説明と 決定に、異論はなかった。
ジークフリートは、勇者のタマゴであるが 英雄になると宣言した。
「僕は、パカラシティーの英雄になりたい!」と、その澄んだ瞳で 大会議室の大人達、一人ひとりと しっかり眼を合わせて。
パカラシティーの偉大な英雄に、ジークフリートは 必ずなるだろう!
そのトキ、ジークフリートの称号は、勇者のタマゴから 英雄にかわっていた!




