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はじめてのVRMMO日記   作者: ニート・ニート・クビチョンパー
1/7

VRゲームをはじめよう

おそらく初投稿です。

 まず今年を振り返るにあたって説明しなければならないのは2つのニュースだ。


 1つはオレ自身の話。


 オレ、無職になった。


 生半可なやつではない、不労所得だけで贅沢さえしなければ月に2万程度は貯金できるガチ無職だ。


 仕事は全く出来ず当然馴染めるわけもない職場、あの環境から脱却できただけで涙が出てくる。全ては土地からコネまで残してくれていた親父のおかげである。


 それもすごいこと、オレの人生におけるデカすぎるターニングポイントだったが更にぶっ飛んだニュースが1つ。


 VRMMO。そう、あのVRMMOだ。


 ネット小説やちょっと前からラノベでもよく聞くアレ、あれが実用化されてから1年が経った。


 今のところ直ちに健康被害が出るとの報告はされていない。


 最初も最初クローズドテストで健康に影響が出るような事はほとんど消してるみたいだし、ビビリを自負する身としても安心というわけだ。


 そんなこんなでありがたいことに仕事を辞めて時間と少しばかりのお金に余裕ができた俺にうってつけだったそれは今も部屋に鎮座なされているわけである。


 さて、ゲームハードの紹介と行こう。

 我が家の部屋の一つ、そのド真ん中に置かれたゲーム機を眺める。思わず正座だ。


 我々が夢に見たVRMMOを遊ぶに当たって用意するのはアホみたいにデカイ《場所》だ。

 SF漫画で見るカプセルを斜めに寝かせたようなデザイン、これがないと遊べないというのだから恐れ入る。


 ゲーム専用部屋を強制するふざけたサイズ感がスマホアプリと同感覚でプレイしようとする非ゲーマー層を容赦なくふるいにかける。


 クソ田舎の平屋に一人暮らしなのでなんら問題はないがユーザーを試しすぎだろこれ。一回り小さくしたゲーセンの筐体くらいある。


 世の中にはVRMMOプレイ用の部屋を貸し出すサービスがあるそうだ。

 大体はそれぞれが独立した部屋と化したネカフェみたいなもんらしい。場所によってはご飯の宅配とか出来るみたいだしぶっちゃけこのゲームを遊んでる人間の結構な割合はそうやって遊んでいる。うーん、マジで便利じゃんね。


 正座待機からようやくもって説明書を片手にVRMMO機、えーと名前なんだったかな。説明書になんて書いてあったか…ああそうそう「NT」だ。なんの略だろう?思えばDSもWiiもどういう意味なのか知らんな。まあいいけど。


 オレは黙々と説明書を読み進める。


 閑話休題。


 よし、説明書を読み終えたのでゲームだ。


 舞台はオープンワールドの王道ファンタジー、懐かしきドラなんちゃらクエストの10作目みたいな感じらしい。


 …行ってきます!!


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