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期待されなかった英雄  作者: Artist
9/12

4時の力

私の大好きな彼は実は小説家を目指していて、韓国に住んでいます。


彼は日本が大好きで、日本の人達にも自分の小説を見て欲しいとずっと思っていました。


韓国の小説を見る機会が少ない方もいらっしゃると思うので、良かったら是非見て下さい。



翻訳機と、私が日本語に訳しているので、少し間違った文章になっているかもしれません。


文法や翻訳など間違いがあるかもしれませんが、面白く読んで頂けたら嬉しいです。

初めて聞く女性の声だった。 明らかなことは、シックスの声ではないということだ。


"あなたは誰ですか?"


"私はビクトリアです"


この女性は外国人か? イントネーションが少しは奇妙だった。 間違い電話だと判断した。


"誰だか知らないけど、間違い電話ではないですか?"


"私はビクトリアです。 あなたを助けてあげますよ。"


変な電話だと思った。 それで電話をすぐに切ってしまった。


すると再び電話がかかってきた。 振り込め詐欺かも知れないという考えに私は悪口でも言おうと思い電話を受けた。


"詐欺をしようとして?あなたは私がどんな人か知ってるのか?"


"うん?どんな人?"


彼女は驚いたように、むしろ私に質問をしてきた。 しばらくして静かに彼女が話した。


"時計はちゃんと持っていますか。"


私は慌てて何も言えなくなった。


それから時計、今回もまた時計という言葉を言った。 この女も時計を狙うのは明白だという気がした。

受話器の向こうで、彼女の声が再び聞こえてき始めた。


"安心してください。 あなたは私の助けが必要です。"


この女が私を安心させるために嘘を言っているのかと思った。 しかし、もしかしたらという気持ちもあり、聞くしかなかった。

私は女に若干の挑発をしてみることにした。


"あなたも時計が欲しいですか? あなたは何の力を持っていますか。"


"私は時計に対する秘密をいくつか知っています。 私はあなたを助けることができます。 博士もその時計のために、亡くなったんです。 私は博士の助手だったからです。"


私は沈黙し、頭が混乱した。 どこからどうやって言わなければならないのか整理ができなかった。


しばらく目をつぶって、電話から聞こえてきた彼女の声だけが静かに聞いていた。

そして私は大きな決心をした。


"分かりました。会ってみることにしましょう。"


ありがとうと言う彼女。しかし、今は会えないとした。

時間を少しくれと言って再び自分が連絡をすると伝えた後通話を終了した。


電話を切って考えてみると何かおかしいと思った。 一体私の電話番号はどのように知って電話をしてきたのか。


私は疑いを持ちながら、彼女の言葉が事実なら、直ちに私を手伝ってくれる人は、彼女しかないという事実を、本能的に感じられた。

そして私は、今後の計画を立ててみることにした。


今持っているお金と時計に対するすべてのもの、時計は確実な力の気運が隠されているということが確実となった。 一応今日はゆっくり休んで、明日もう一度考えてみることにした。


そういえば今日一日中、十分に食べることもなく逃げて走っていた記憶だけある。 今まで、お腹が空いたという考えはすることもできなかったが、緊張が解けたらとてもお腹が空いてきた。 私は家にあったラーメン一つを取り出して、食べてそのままベッドで寝てしまった。



***********************************************************************************



昨日とても大変だったせいか、久しぶりにぐっすり寝て起きた感じだった。 むしろ寝坊してしまった。


体がとても疲れていたようだ。 時計を確認してみると、もう2時を過ぎていた。考えることも多いし、やるべきことがたくさんある、それよりもまずはお金を銀行に保管することが1番にすることだと考えた。


カバンの大きさゆえに銀行で私を疑うことはないか心配になった。 それで最大限平凡な姿の白いシャツとジーパンを着て、既存に貯蓄をした通帳とかばんを持って銀行に向かった。



銀行は昼休みが過ぎているからか、人がほとんどなく、私を変に思ったり、特別な視線と別儀は発生しなかった。


番号札を取って席に座って待っていると、すぐ順番がきた。 銀行の職員はとても親切な微笑と口調で私を暖かく出迎えてくれることまでしてくれた。


銀行の職員は、こんな大金を入金するなんてすごいというふうに挨拶をした。


なんか神経が使われた私は、家族同士でお金を合わせて家を買うという嘘をついてしまった。 心配していたが、無事に解決できて嬉しいかった。


このお金は自ら汗を流して稼いだ金ではないけれど、きっと、大丈夫だろうと自らを慰めたが、心の中、一方ではそこにいた人たちをシックスが殺したという事実と彼らの金を私が手にしてきたという事実が気にはかかっていた。


また、不思議ことにニュースでもその日の事件に対する報道が行われていなかった。


シックスが事前に何が細工をしたんだろうという判断した。


私は銀行を出た後、家に行く前にファーストフード店でハンバーガーを買って食べることにした。

ハンバーガーはなかなか食べたりはしないけどたまには高カロリーの食べ物が食べたい時がある。


最近、複雑な仕事のために、ストレスも解きながら力を出すために食べたいという考えをしてしまった。

そんな辛いソースが入ったハンバーガーと涼しい炭酸飲料まで注文することにした。


ハンバーガーが出てくるのを待っている間、時計をひねくりながら店内を見回した。 恋人に見えるカップルと、ノートパソコンを叩く男が見えた。


この人たちは昨日何を経験したのだろうか。 私のように荒唐無稽なことをしたりしなかっただろうか。 考えているうちに注文したハンバーガーがきた。


注文した盆を持って席に座った私は、氷の入った冷たい炭酸飲料を先に飲むことにした。 炭酸のピリッと感触が頭まで伝わってぴりっとした。


そういえば昔の大人たちは、水を買って飲んだ時代が来るとは考えていなかったというが、今は家でミネラルウォーターを買って飲む場合が多い。


むしろ私は、炭酸水を買って楽しみながら飲んでいる。 ハンバーガーと飲み物を飲んでいるときに時計で音声が聞こえて来る始めた。


"世の中の声を聞きなさい。 そして動け。"


今回も前のような感じだという確信が入った。


私は自然に時計のボタンを押してふたを開けて中をのぞき見ることにした。

しかし、以前と違って頭が割れるように痛んできた。 頭痛はひどくなっていった。


時計の時間は4時を教えていた。


すると、さまざまな形態の声が聞こえてき始めた。 一人の声ではなく、複数の人の声。


声が混じっており、混ざってまともに聞くことは出来なかったが、人々の声がはっきりした。


"早く帰宅したい。 家に帰りたい"


"お金が多ければいいな。 宝くじに当たって"


"夕飯は何を食べようか。 美味しい食べ物が食べたい"


"今日終えてみんな一杯どう?"


遠くで聞こえる声。時計の能力だ。


そしては携帯電話を取り出して記録をしてみることにした。


4時の能力は世の中の声が聞こえるという内容を記録をして、ファーストフード店の椅子に座ったまま頭をつかんで音に集中してみることにした。


継続して音を聞いてみたら、驚かざるを得なかった。 それはシックスの声だった。


"あいつどこに隠れているの? やつが6時の能力をもう一度使用するようになると、位置を把握することは容易だろうにね。"


シックスの言葉の中で私は、一つの事実を悟った。


私が6時の能力を使用すれば・シックスは私がいる位置を把握できるということだ。


そんな聞こえる音の中にこらしめてあげたい考えをするような1人の人物がいた。


"おじさんこのように不法駐車して、人も多くの道端でタバコ吸っているのはどうなんでしょうか。ここは禁煙区域だが......"


"それでは牽引車呼ぶよ。 警察を呼ぼうか。私が自分の思い通りにしようが、お前なんかかまうものか!"


そのように私はその所の声だけを集中して、その場所に急速に到着した。


'そんな時、私は透明人間になった。'


私もやっぱり自分の思い通りに私がやりたいように、その場で不法駐車をしておいた車の主人をおもいっきり殴りつけ敗走を始めた。


その場所にいた多くの人たちは、自分でよろめいて血が出て倒れている車両の主人を見ても構わないようにじっと見て見ていた。


誰一人も手伝ってくれたり、少しでも変に思っている人がいなかった。


その人の目には'このようになると思っていたよ。こんな奴は、当然の報いだ。'そんな目しているだけだった。


この能力は、自らも拍手を送ってあげたい大きな力があった。


鏡に映られた私の姿は見えないが、物体を通過できたり、服を脱がなくても良かった。


この能力の驚くべき事実は私がその気さえあれば、殴ったり、物を手で触ることも出来る点だ。


能力を使用して、今回は動物たちを虐待している人を見つけた。


哀れな子犬が痛いと言っているかのように泣き始めた。 その姿を見ていると、私は我慢ができなかった。


このような人たちは'弱肉強食'を好きなようだから私も同じようにしてもよいという気がした。


'今の私は強者だからだ。'


今回も見えない私の姿を利用しておもいっきり殴りつけられ敗走を始めた。


今日は普段からずっとそうしてみたいと思っていたことを実際にしてみて、凄く痛快だった。


誰が'透明人間'が実際にあるということを考えるだろうか。 そんなふうな考えをしてみたらあまりにも笑いが出た。


家に到着した私は時計についてもっと知りたくなった。


内心ビクトリアという女性の電話を待ったのかもしれない。 きっと彼女は時計の秘密を知っていると語ったからだ。


時計の秘密?果たして秘密とは何か。 そして博士……


彼女は明らかに博士が時計のために亡くなったとした。 彼女が博士だと言った人は私の父親だ。


彼女は助手だったと話した。 何か事情があるのか知りたいこともした。 しかし、考えてみても結論は出ない。


今私はそのどのような情報も持っていなかったからだ。 その仕事はビクトリア彼女に直接聞けば分かる。


問題はシックスだ。 私が6時の力を使えば私を追跡できるということが、身の毛がよだつ話だ。


また、再びそのような気の抜けた女と相対するかもしれないという考えに言葉さえ出なかった。 いや、考えもしたくなかった。


私は時計を首にかけられるようにネックレスのように作っておいた。


携帯電話メモには透明人間の能力と追加しておいては、透明人間になった時に可能なことを構想してみることにした。

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