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4,困惑

さらにブックマークが増えておりびっくりしています。ありがとうございます。

1話~3話をちょっと訂正と付け加えをさせて頂きました。読み直さなくても流れは変わらないので大丈夫です。

ターコイズ様の自己紹介を聞き終えてから、少し疑問に思ったところがありそちらに気をとられていましたら、マティリアが


「ご挨拶ありがとうございます。わたくしはマティリアと申します。

こちらこそ、よろしくお願いしますね。」


と優雅にお辞儀しているのを私は見て自分もご挨拶をしなければ、と思い出し慌ててしかし、優雅に、を意識しながら、


「私はミリアディナと申します。

私もよろしくお願いします。」


しっかりと挨拶を返すことができました。それに対して皆さんがもう一度軽くお辞儀を返してくれ、それぞれが、飲み物を選ぶことになりました。

それにしても先ほどから感じるこれはなんなのでしょうか?もやもやしましてすっきりしませんわ。

わずかに、首をかしげ考えていますと、


「ごきげんよう、美しいお嬢さん方。

宜しければ、わたくしたちも参加させていただけませんか?

わたくしの名はオズワルトと申します。よろしくお願いしますね。」


オズワルト様方がお声をかけてくださいました。オズワルト様は黒髪の短髪に赤い瞳をしています。オズワルト様のご挨拶に合わせて、軽くお辞儀を返しますと、お隣にいらっしゃった方もご挨拶をなさいなした。


「私は、ケインハルトです。どうぞよろしくお願いします。」


ケインハルト様は今までの方々に比べますと不器用に聞こえる言い方でご挨拶をなさりました。そんなケインハルト様は輝くような銀色をターコイズ様よりも短く切られている髪型に青い瞳を持った爽やかな印象を受ける外見をしています。

あら?『爽やかな印象』とは、いったい私は誰と比べたのでしょうか?またも感じた違和感に今までで大きくしかしさりげなく首をかしげていますと、


「そんなに飲み物に悩んでいるのでしたら、わたくし、エリオットがおすすめするこちらの果実のジュースにしてはいかがですかな?」


「まあ、きれいなオレンジ色ですのね。ではお言葉に甘えさせていただきますね。

私は、ミリアディナといいますの。よろしくお願いしますね。」


「ええ、こちらこそ。」


私は、マティリアよりは短いけれども男性にしては長いオレンジの髪に緑の瞳を持ったエリオット様から勧めていただいたお飲みのもを頂きました。

それは、色からしてオレンジの類いのお飲み物だと思っていましたがどうやら、これは桃のようです。


「おいしいですわ。

マティリア、このお飲み物おいしくってよ。あなたは何を飲んでいますの?」


マティリアの手には赤に近い色のお飲み物が待たれていました。


「まあ、ミリアディナあなたのはオレンジのようですけど、きっと違うのね。

わたくしが飲んでいるのは、ストロベリーのものよ。とてもおいしいんですが、わたくしはもう少し甘めの苺のようなものがよかったわ。」


「ええ、そうなのですよ。これは桃のような味なのですが、後味がすっきりしていまして、とても飲みやすいんですわ。

マティリアは本当に苺のものが好きですわね。」


マティリアは幼い頃から好きなケーキも苺のもので毎日同じケーキにならないように、家の料理人の方々が頑張っているほどですわ。本人はほかのケーキも好きですし同じものでもおいしいのでいいと言っているのですが、もうこれはマティリアのところの料理人の方々の意地に近いのでは、と私は考えていますの。


「甘めのものがいいなら、こちらにしてはどうですか?

私には、少し甘めですがマティリア様にはちょうどいいかもしれませんね。甘い苺の品種を使用しているようで、自然な甘みで飲みやすくなっていますよ。」


と、こちらも赤いお飲み物を持ったターコイズ様が話しかけて来ましたわ。

自分の好きなものの情報なだけにマティリアもターコイズ様の話を聞いて意見を積極的に言っていますわ。


「まあ、そうなんですの?こちらも、そちらのお飲み物のように自然なストロベリーな味が楽しめるようになっていますの。

ストロベリーが一番強くほんのりと、ブルーベリーの香りを感じますの。」


「なるほど、そうなのですね。

ストロベリーが強いお味となっているのですね。次はそちらにしてみましょう。」


ターコイズ様はマティリアと盛り上がるほどに苺が好きなのですね。

やっぱり、苺好きって本当だったんですね。


あら?またですわ、私はターコイズ様とは初対面のはずですのにいったい誰から『苺好き』ときいたのでしょう?





マティリア様とターコイズ様が言っているストロベリーと苺はわざと二つ使って言い分けています。主人公ちゃんはマティリア様との長い付き合いからその違いを理解しています。

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