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「ハッダ城、籠城戦」・其の三 裏設定・『民族大移動』

【――オウセン陣――】



「モウル! 何故、兵を退いたのじゃ!?」


 口から火を吹くかの如く怒鳴る叔父のゴシュウは、此度の軍の総大将である甥に詰め寄った。


「…………」


「答えよ!!」


 モウルは沈黙を続ける。彼は陣に戻ってからというもの、一向に口を開こうとしないのだ。

 陣卓上に拳を叩きつけ、彼の真意を問うゴシュウ。此度の戦の目付け役、兼補佐役として叔父は何としてもモウルの考えを理解しておかなければならない。


 やがて、若いオウセン嫡男は徐々に顔を歪めていく。悔しそうに歯軋りし、握り拳を作る。


「……叔父上。俺は矢張り未だ、未熟者だ……。父上の前ではああ言ったがしかし…友を前にして俺は未だに迷っている……」


「モウル……」


 ゴシュウは内心舌打ちした。

 あのテンコという男は、モウルの友人ではあるが、それ以上に厄介な敵なのだ。彼は人の心に付け入る術を心得ている。

 真面目で信義に厚いモウルでは、やり難い相手であろう。


「叔父上。俺は矢張り未だ大将の器ではない……。家の存亡の危機だというのに、敵である友を討てないでいる……」


 モウルは顔を伏せた。それ以上何も言わなかった。言えなかったのだろう。自身の姿が情けなく思え、ただただ不甲斐無さを嘆き、家の事と友の事を思い苦悩していた。

 暗く沈んでいるといきなり、ゴシュウが彼の頭を無造作に撫で回した。


「っ!? 叔父上!?」


「モウル! 大将には時として、慈悲深い心も大切じゃ! それが無ければ士卒は恐れを抱き、心が疲れ、やがて離れていく。良いか? 大将とは表の顔は厳しく、裏では優しくするものじゃ!」


「…………」


「モウル。お前が未だ、非情に成り切れないのならば、この叔父がその役目を引き受けよう。お前は後ろで大将としての器を磨いておれば良い」


「叔父上……」


「じゃが、是だけは覚えておけモウル。一軍の将とは時として、進んで悪に成らなければならん。それが例え、一族を裏切り、終生誹りを受けようともじゃ……。お前は未だ若い。今から友を討つ様な悪人では、オウセン家の未来に関わるわい。此度は、この叔父に任せよ」


「叔父上……。申し訳御座りませぬ……」


「されどモウル。罰は受けて貰うぞ。お前は前線を退き、ヒジハ城へ向かうのじゃ。後の事は兄上と合議の上で決める」


「……承知しました……」


 小さな声で俯いたモウルを、少し物悲しい目で見ると、ゴシュウは彼の陣幕の外で控える二人組みを呼んだ。


「シンカ! チャド! モウルを確りと護衛せよ!!」


「ハッ!」 はいっ!」


 モウルのヒジハ城行きは、密かに行われた。同行したのは凡そ三十騎。

 ゴシュウはハカ・コセイと仲の悪さから、これ以上事態を悪化させない為に、甥を前線から退けたと言われている。



【――ハッダ城内――】



「今日はどうもおかしかったです」


 レラが言った事に、上座のユクシャ当主や、側に侍る側近も頷いた。


「ああ。コセイ衆が全くと言っていい程、攻めてこなかったな……」


「これも皆、ミリュア殿の策なのでしょうか?」


「恐らく、な……」


 すると噂の張本人が広間に姿を見せた。何時もの飄々とした雰囲気と、艶やかなサラサラとした髪を靡かせ、目の前に着座する。


「アガロ。南門の方は如何だった?」


「如何もこうも拍子抜けだ。一切攻めて来なかったぞ?」


「それは重畳だね」


「テンコ。一体何をした?」


 早速訊ねるユクシャ当主。

 この戦はアガロを総大将としているが、実際の処、指揮を行っているのは彼、テンコである。

 一体どの様な策を使うとコセイ衆の動きが止まったのか、気になったのはアガロだけではない。ヤイコクも、レラも興味深い目を向ける。


「何って大した事じゃないよ。僕が今日、モウルと二人で話をしたのは聞いたかな?」


「あぁ。そのお蔭でオウセン家からの猛攻を回避した」


「それだけじゃない。オウセン家が攻めなかったからこそ、コセイ衆も攻めなかったんだよ」


「コセイ衆は味方との連携を意識したと?」


 ヤイコクの回答に、ミリュア当主は首を振った。


「そうじゃない。コセイ衆はオウセン家に疑念を抱いている、という事さ」


「疑念、だと……?」


「そう。コセイの陣に紛れ込んでいるシシド殿の報せによると、如何もハカ・コセイとオウセン家は不仲で、反りが合わないようだからね。其処に付け込んだ。アガロ。君なら如何する?」


「……そうだな、俺ならそれを機会に二人の仲を裂き、連携を取れないようにする」


「そう。それが重要だ。そこで僕はコセイの陣にシシド殿を使って偽報を流した」


「偽報?」


「オウセン家が密かにユクシャ家と和睦を結ぼうとしている、と吹聴させたのさ」


 一同は目を丸くした。更にテンコが言を継ぐ。


「一向に攻め掛からないオウセン家を見て、コセイは如何思う?」


「……オウセン家には何か裏がある、と疑うだろうな。互いに城を包囲し、城攻めする構えを見せていたのだ。それを反故にして、攻めないとなれば、結束にひびが入る……」


「御名答。モウルは兵を退いてしまった……。おまけに陣中では不穏な噂が流れている……。これには誰でも疑念を抱かざるおえないだろう?」


「成る程な……。お前が僅かな手勢で、オウセン家に当たったのは、単に援軍が現れえるだけの時間稼ぎではなく、同時にオウセン家とコセイ衆との仲を裂こうとしたのか……」


「モウルなら僕の話を聞いてくれると思ったからね。実際に話し合う僕達の姿を、何人もの足軽、コセイの間者が目撃している。実は…話し合いの内容等どうでも良かった。必要なのは、僕達が話し合った、という事実さ」


「失敗したら、如何した?」


 当然のように疑問を述べた。あくまでもモウルが彼の話を聞いたからこそ、今回の策は上手くいったのだ。

 すると、テンコは涼しい顔で答えた。


「その時は、城を落ち延びるよ。援軍が来れば、オウセン軍は警戒して、攻撃を緩めただろうから、それまで持ち堪えれば良い。当然、君もその準備をしていたんだろ?」


「当然だ。ユクシャ衆の全軍で当たれば、コセイの陣くらいは突破出来るだろうからな」


「ミリュア殿は知謀に長けていますな」


 ヤイコクの言葉に、テンコは少し苦笑いをした。


「ヤイコク殿。僕が知謀に長けているのは過大評価だよ。僕は他人に少し興味があるだけさ」


「興味?」


「僕はねアガロ。君も同じ様に、謀を使おうと思えば、出来ると思っている」


「それこそ過大評価だ」


「いや、出来るよ。それを証拠に、君は先のゴズ城撤退の時、モウルの行動を読んだじゃないか。自分が出向いても、モウルは騙まし討ちしないってさ……」


「それはあいつの性格上、許さんだろう」


「それだよ。君はモウルという人物に、少なくとも興味を持っていた。だから、彼の性格も分かり、不意打ちを嫌っている事も承知していた。アガロ。謀とはどれだけ相手に興味を持つかで違ってくる。人の感情の変化、行動を予想する事が肝要なんだ」


「まさかお前に謀の手解きを受けるとはな……」


 今度はユクシャ当主が苦笑いする。と、アガロはヤイコクに視線を少し送った。


「レラ殿。そろそろ湯漬け等を用意しましょう」


「はいです! わたしは櫓へ上って、周囲の警戒をするです!」


 二人はそそくさと場を去った。

 残されたテンコは更に距離を詰めて、アガロに懐から一通の書状を取り出して見せる。


「これはハカ・コセイからの書状だよ……」


「何と?」


「オウセン家と手切れをし、僕達に寝返るとの由が認めてある……」


 この言葉にアガロは目を丸くする。


「オウセン衆とコセイ衆は仲違いをした……」


「お前だけは敵にしたくないな……」


「褒め言葉と受け取っておくよ」


「だが、一体如何やった?」


「簡単だよ。オウセン家の所領を譲る事を条件に、寝返らせた。それと、事後承諾で申し訳ないけど、君の名を勝手に使わせて貰った。僕の名前じゃ疑うからね」


「成る程な…今、オウセン家が信用出来ないのならば、そうそうに寝返り、俺等と共にオウセンを討って、ナンミへの帰参と、所領獲得へ方向転換した訳か……」


「このコセイって男、下衆だね……」


 ニタリと笑みを見せるミリュア当主。

 しかし、アガロには、彼の笑顔の方が下衆に見えた。


「だが如何する積もりだ? これではオウセン家を潰す事になるぞ?」


 アガロは当然のように疑問を抱いた。

 テンコは当初、オウセン家を救って欲しい、と願い出ていた筈だ。だが彼は、オウセン家の所領を餌にハカ・コセイを此方側に引き抜いている。これではやっている事が逆だ。

 が、狐目の友はその厭らしい笑みを崩す事無く言を継ぐ。


「アガロ…この書状をオウセンに見せたら、どうなるだろうね……?」


「……まさか、お前」


「そのまさかだよ。この書状をオウセン家に見せて、コセイを討たせる……」


 流石に言葉を失った。

 数年来の付き合いだが、彼を心底恐ろしいと思えたのはこれが初めてである。


「……今のお前に賞賛の言葉を送るとしたら、恐らく『下衆』という言葉だろうな」


「有難う。それは戦場では最高の褒め言葉だよ……。話を戻すけど、暫くはコセイを使って、攻撃を遅らせ、ユクシャ衆の援軍が来るまで利用する。時機を見て、この書状をモウルの叔父上ゴシュウ・オウセン殿に送り付ける」


「何故、モウルではないのだ? あいつの事だ。必ずや怒り狂い、自ら手打ちにする筈だ」


「君の予想も間違ってはいないだろうけど、モウルは出来ないよ。この書状を書かせたのは、自分だと思うからね」


 オウセン家が城攻めで兵を退きさえしなければ、コセイが寝返りの書状を認める必要も無かった、とモウルなら思うだろう。彼は軍律に厳しく、それでいて自分にも厳しい真面目な性格から恐らく、コセイを手打ちにするのに躊躇する筈だ。

 そこでテンコが選んだのが、彼の叔父であり歴戦の将ゴシュウ・オウセンだ。


「存外、あいつも甘いな。俺なら迷う事無く手打ちにする」


「モウルはさ、本当は心根の優しい奴なんだよ。何時も真面目にして、付き合い難そうな堅物、と思われるかも知れないけど、実際はそうじゃない。立派に嫡男としての役目を果たそうとしているだけなんだ」


「が、今のあいつは一軍の大将だ。裏切りを許しては、軍は動かん」


「君と彼とじゃ違うよ。モウルも厳しいけど、君と違った厳しさを持っている。モウルは、オウセン家の矜持を確りと受け止めているんだ」


「あれだけでかい家だ。次期当主がそうでなければ困るだろ」


「だから、彼は真面目になったんだよ。世間が流すオウセン家の秀才の噂は、所詮噂に過ぎないからね……」


「あいつは秀才では無いと?」


「そうじゃないよ。モウルは才のある男さ。でも、真面目ゆえか、彼は自分を何時も追い込んでいるんだ。少し、余裕の無いようにも見える……」


 オウセン家には古来よりギ郡を守ってきた誇りと実績がある。そして、武門の棟梁としての矜持が若いモウルには圧し掛かるのだ。それが一体、どれだけ重く、息苦しい物であろうか。

 アガロは少しだが、想像するだけで吐き気がする思いだった。


「いっその事、モウルも君みたいに、我が道を行くような性格だったら楽だったろうに……」


「俺は俺で問題はある。只、一般的ではない、というだけで否定してくる奴等が居る」


「成る程ね。君は君で問題な訳だ……」


 しかしアガロ自身、そんな周囲の批判等気にした素振りは見せない。そもそも、そんな意見等、興味が無いのだ。

 少し間を置いた。アガロは少々喋り疲れた気持ちだったが、ふと口を開いた。


「そういうお前は如何だ? お前も俺と同じで、我が道を進んでいるように見えるが?」


「僕はね、当主であって当主じゃないんだよ……」


「如何意味だ?」


 眉をひそめる。狐目の友の顔から笑みが消えた。


「僕はね、七つの時に父上を病で喪い、当主になった……」


「それは知っている。そしてお前は今の今迄、家臣達に支えられているのだろ」


「それは表向きの話だよ……」


「……家臣に実権がある、と?」


「そういう事。重臣に支えられ、当主の勤めを果たしている若殿、と言えば聞こえは良いけど、実際は何もかも家臣に牛耳られている暗愚だよ」


 彼、テンコは今迄見せた事が無い、悔しさと怒りの眼差しをする。


「僕の家臣にケンセイという男がいる。彼は父上の代から仕えた重臣なんだけど、僕が跡を継ぐと、その後見役になり、家中を取り仕切っているんだ……」


 家を継ぐという事は簡単ではない。

 当主として君臨するには、家臣達に舐められてはいけないのだ。未だ若い。才も無い。と一度侮られると、直ぐに権力を握られる。

 下克上の蔓延るこの時代。新当主の課題は如何に家臣達を抑え付け、御するかである。


 アガロは、父の代からの家臣達よりも、新しい家臣団を結成し、派閥を作る等をしてこれに対処している。


 父の家臣の中で信用を置いている者は極少数、シグル、ヤイコク達である。

 が、幼いテンコにはそれが出来なかった。そして現在に至るのである。


「僕を支持してくれる家臣達はほんの僅かだよ。守役のヤンビンが何とか纏めているけれど、ケンセイは自分の派閥を作って好き勝手にやっている……」


「情けない」


「……君さ。こういう時は少しでも気休めの言葉を掛けるのが、人との会話の心得だよ?」


「俺はそういうのは嫌いだ。手立てが無いのなら、自分で作るものだ」


「君ならやるだろうね……。僕はね、君のその口は悪いけど、正直に話せる所が気に入ってるんだよ。勿論、モウルも同じさ。彼は真面目で表面上の付き合いを嫌うから、何時も本音で語り合える」


「此度の謀は本音か?」


「彼だって武士だ。騙される方が悪いんだよ」


「確かにな」


 フッと互いに黒い笑みになる。


「それにしても君が僕の事を聞いてくるなんて、珍しいね?」


「お前は先程、他人に興味を持つ事が、謀の基本と言った筈だ」


「成る程。早速実践している訳か。でもそれなら、僕意外にやらなくちゃ意味が無いんじゃないかな?」


「今、目の前に居るのはお前だけだ」


「あっそ」


 少し呆れたように呟いたテンコ。


「僕はね、幼い頃から立場が弱い。だから、僕のやる事は一つ。腰を低くし、他人に媚び諂い、八方美人になって危険を回避する。相手の感情の変化を窺う。それが、僕の生き残る術さ……」


「必要なら協力するぞ?」


「何れそうなった時は宜しく頼むよ」


 それから数日間。オウセン軍は攻撃を仕掛けなかった。何故なら、背後にてコセイ衆が不穏な動きを見せ始め、軍議にも出席しなくなったのだ。

 これにはゴシュウも疑念を抱き、コセイ軍を警戒し始め、互いに疑心暗鬼に陥った。


 身動きが取れなくなった上に、ハカ・コセイが密かにナンミ家へ再び鞍替えした、との噂も広まり、オウセン家は益々警戒を強めていったのだ。


 ハッダ城のユクシャ衆、南門に陣取るコセイ衆が手を結べば、逆に危うくなるのはオウセン軍である。二正面からの攻撃を受けては、如何に精強で知られるオウセン衆であろうと苦戦を強いられる。

 そうこうしている内に、ユクシャ組が到着し、形勢は一気に逆転した。

*注:これは作者が考えた、こんな設定もあるのだけど、本編では語られる事の無い、痛い妄想を紹介する裏設定コーナーです……。



『民族大移動』


 元々、人と亜人とは別々の地域で生活しており、本来交わる事の無い存在だった。

 亜人は古来より故郷を大事にする習慣があり、土地を離れる事を嫌い、余所者を受け入れず、閉鎖的な社会を形成していったという。

 しかし、昔の民間伝承や、御伽噺などでしばしば、鬼や天狗の話、姿形などが伝えられている為、偶然にも人里へ下りた亜人の目撃情報は存在した。


 歴史家によると天暦・275年、アシハラ大陸全土で起こった『民族大移動』の際に、互いの存在を確認したのだと言われている。

 民族大移動の主な原因は、天暦・271~274年にかけて続いた、大飢饉と災害である。

 食料と新たな生活圏を求めて、亜人だけではなく、東西南北全ての異民族も、父祖伝来の地を離れ、新天地を目指した。


『亜人』という単語が何時頃生まれたかはハッキリとは分かっていない。

 しかし当時、大陸に存在した『セイ国』の文献には、亜人という単語が既に存在している。

 だが、セイ国の人間にとって、亜人とは鬼、天狗、獣人、龍人に巨人等を示す言葉では無く、彼等、都の外の者達を総称して『亜人』と侮蔑し、領地や食料獲得を目的とし、諍いを起していた。

 故に、『亜人』の定義は曖昧であったとされる。多種多様な人種と遭遇した後、彼等を総称して亜人、と言い始めた。


 また、亜人にとっても衝撃的だったであろう

 彼等は人間だけではなく、他にも自分達と違う人種が居る事に気付いたからである。

 この混乱の時代、頻繁に多種族同士で争いを起していた、という目撃記録が多く残されている。


 そして残念な事に、彼等は人とは異なった言語を使用しており、また文字という文化を持たなかった為、資料や文献は全て人が記した物しか残されていない。

 以後、互いの生存圏を賭けて、多種族同士の戦が繰り返され、結果として、共通の敵を持ってしまった、彼等よりも数で勝る人間達の結束へと繋がっていく。


*お付き合い頂き、有難う御座います。

これからも思い付いたけど、本編では書かない裏設定など、時々紹介していく予定です。

黒歴史が増えていく……。

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