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冒険に時代は関係ない  作者: 松 優季
3/5

夢の出会い

 水の中に居る。


ぼんやりしている意識の中で、夢を見ているような感覚を当たり前のように受け入れた晃一は水の中に漂う自分を第三者視点から見ていたようだった。

 息苦しさは感じない不思議な水の中で泣きたいような、安心したような気持ちになった。


 突然濁流が晃一を襲い激しい流れが止まった時、大きな大きな青い龍に出会った。


晃一の周りを蜷局を巻くようにぐるぐると囲み、何かを確かめるように見定めるように顔を晃一に向けている。

 鋭い牙、睨むような目つき、それでも恐くはなかった。

身体の奥から込み上げてくる、守られているような温かい何かが段々と大きくなり全身が温かくなった頃、龍が咆哮をするように口を開けて晃一に突進するようにぶつかって来た。






真っ暗な世界で浮いている。

奏は、自分だげ浮いて見える不思議な空間に居た。


 寒くない、怖くない、でも自分以外何もない。

それなのに、嫌じゃ無いのは何故か安心出来る空間だからだった。

まるで後から自分を眺めている感覚、気が狂いそうな真っ暗な世界でギラリと光る四つの赤い丸。


気付けば其処には、不気味な大きな大きな黒い鳥が居た。

3本の足、大きな身体に二つの頭、赤い炎を纏った大きな翼。


奏でをじっと見ているその姿は見定められて居るような雰囲気も会った。

バサリと大きく羽ばたくと、鋭い嘴を向けて奏に向かって行った。





夢の様な場所で二人は出逢った。


オネガイシマス

タスケテクダサイ


その声の、元へと進んで行った。



青い光に金色の光を纒った晃一の横には

黒い球体が淡く赤く光って浮いていた。


暗闇の中赤く淡く光った奏の横には

青い球体が金色に光って浮いていた。


いつの間にか青い世界と暗闇の世界が隣り合い、混ざり合いながら収縮していき弾けた。




読んで下さった方々、有り難うございます。

お時間頂きました。


更新速度が、遅くなるかも知れませんが。

完結出来る様にさせて頂きますので、此れから宜しくお願いいたします。


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