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日々の想い(日記?)  作者: otu
小説って、アニメ化される30ぐらいがちょうどいい?
57/62

いま何が起きているか

世界は「日本円が弱いこと」を前提に組み上がっている。


その前提が、ほんの一瞬でも揺れると——

世界中の市場が右往左往する。

構造を分解すると


① 円は「通貨」じゃなくなっている

今の円は価値の保存

交換手段というより、

世界金融の“重り・クッション・基礎ボルト”


低金利、安定、反抗しない

無限に借りられる


この前提でキャリートレード、レバレッジ、株高、暗号資産高が成立。



② だから「円が強くなりそう」だけで耐えられない

円高になると、

キャリーが巻き戻る

レバが縮む

ドル一極が揺らぐ

金・BTC・株が同時に不安定化

実際に円高にならなくても、

“続くかもしれない気配”だけでアウト。


3〜4日で世界が動揺するのは、

もう依存症の反応に近い。



③ 日本株が落ちるのも象徴的

本来は

円高=国の購買力回復。

なのに円高気配=日本株売り。

これは日本株が「日本のための株」じゃない・・・?

円安前提の利益

外国人投資家目線

世界経済の都合の反映装置

一言で言うと

日本円は、世界経済を支える「見えない足場」になっている。

だから足場が少し揺れただけで、

上に乗っている世界全体がパニックになる。


この構造は

成長しているから続いているわけじゃない

止まれないから続いている

だから感じている

「もう終わってない?」は、

価格の話じゃなく、前提の話として正しい。


たとえ話をするなら

今の世界は、日本円という細い柱の上に、

無理やり高層ビルを建てている状態。

まだ倒れてはいない

でも補強をやめたら即アウト


しかも柱は日本だけが負担している


これが「円の価値で世界が右往左往している」正体なのかもしれない・・・

あとがき(視点について)


ここに書いたことは、

作者が感じている世界の見え方であって、

これが正しいと主張したいわけではない。


ただ一つ、強く感じているのは——

日本が円高に向かうだけで、

米国株を含む世界のリスク資産に

損切りの動きが出やすくなるという現実だ。


特に日本人は、

何らかの経験や教育、環境の影響によって、

「損切りは早くしなさい」という感覚が

深く染みついている可能性がある。


その結果、


為替

暗号資産

あらゆる投資対象


に対して、

過剰な損切り・利確が同時に起きる

そんな連鎖も、十分に考えられる。


それが正しいかどうかは分からない。

ただ、そう感じてしまう局面に、

今の世界は入っている——

それだけは、否定できない感覚として残っている。



追記


ここに書いた内容は、

特定の国民性や投資家心理を断定するものではない。

また、日本人、あるいは日本人投資家が

世界の市場を主体的に動かしている、

という意味でもない。


むしろ本稿で述べているのは、

日本円という通貨が、世界の金融取引において

特別な「役割」を担わされている構造についてである。


日本円は現在、

調達通貨・低金利通貨として

世界中の取引の基礎に組み込まれている。

そのため、円の変動は

日本の投資家の意思とは無関係に、

グローバルなポジション解消や

リスク調整のスイッチとして機能してしまう。


円高が進行、あるいは進行しそうだという

気配だけで、


キャリートレードが巻き戻され


レバレッジが機械的に縮小され


株式や暗号資産が同時に売られる


といった反応が起きるのは、

誰かの感情的判断というより、

あらかじめ組み込まれた設計の結果に近い。


その動きが結果として

「日本発で市場が揺れている」

「日本人の判断が影響している」

ように見えてしまうが、

実際にはそうではない。


動いているのは人ではなく、

円を前提に構築された世界的な金融構造そのものである。


ただ一方で、

日本が円高方向に向かう局面で、

米国株を含むリスク資産に

損切りの動きが出やすくなる、

という現象は、実感として確かに存在している。


それは文化や性格の問題というより、

「円が動くと、世界が反応せざるを得ない」

状況に置かれているからだろう。


本稿は、

この構造が正しいかどうかを

断定するものではない。

ただ、そう感じざるを得ない現状がある、

という観測を記録したものである。


そしてもし違和感があるとすれば、

それは誰かの判断に対してではなく、

一国の通貨に過度な役割を負わせ続けている

世界経済のあり方そのものに対してなのかもしれない。

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