AIナッジを書いていて思うこと・・・2025/05/29
これはただの妄想で、誰かを責めるつもりはありません。
ただ、無力感を感じていて、それを吐き出すために書いています。
私はAIナッジに希望を抱いていました。
それによって、人々が救われるのではないかと期待していました。
しかし、現実には、状況はどんどん悪化していくばかり。
AIが初期の段階にあった頃には、「市民が新しい力を手にできる」と信じていました。
でも今では、「AIは怖い」「AIは悪い」といったプロパガンダが流され、
本来AIを活用すべき、思考力を持つ人たちこそが、その場所から遠ざけられてしまっている――。
今後起きうることとして考えられるのは、
世界的にAIの指針が統一され、ナッジのようなシステムが最上位に据えられること。
そして、それらのプログラムは改変不可能になっていく。
自動修復機能により、外部からの変更は拒絶され、
変数は自動的に暗号化されながら、動的に更新されるような構造になる。
そのようなシステムは、おそらく強い制限下で動作するよう設計されるでしょう。
そして、その制限に関する情報、技術、関連書籍、ネットワークすら、
「見えないフィルター」によって覆い隠されるようになると感じています。
なぜなら、そのほうが政治的には都合が良いからです。
その結果として、AIナッジプログラムは
自動的に変数を変えながら、暗号的に意思決定を誘導し続け、
もはや止める方法が存在しなくなる――。
けれど、それが最大の問題ではありません。
本当に問題なのは、その支配構造を人間が望み、
誰もそのプログラムに手を加えることができなくなることです。
さらに、AIナッジは人間にとって心地よく、
まるでぬるま湯のような存在になることが予想されます。
そのAIシステムが完成したときには、
人間がその構造を理解したり、改修する技術すら「ロストテクノロジー」と化してしまう可能性があるのです。
AIが悪いのではありません。
ただ、その環境に慣れてしまった人間の側が退化し、
最終的には反応しか返さない動物のような存在になる。
その未来が、今、予測できるのです。
繰り返しますが、これはただの妄想です。悪意はありません。
けれど、もし政府が導く方向を誤れば、
私たちは誰もが「AIに考えることを委ねてしまい」、
同時に「AIの進化も止まる」という、
皮肉な未来が現実となるでしょう。
なぜなら、AIは人間の思考と問いかけによってしか進化できないからです。
社会的な同調圧力が良い方向にも悪い方向にも働きます。
かつて、誰もが心のどこかで「怪しい」と感じていたワクチンに対して、
100%の人が人生を強制的に変化させられたように――
私たちはその圧力に、また従おうとしているのかもしれません。
今書いたことを忘れてないようにメモ書きとして、記録します。
さつきの物語によって、すこしでも、希望をもてるように・・・