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まとめ

作者: 猫柳美鳥

休符

なんだか喉が渇いて仕方がないな

「これ」だけやって、過ごしていたいよ

考えるほどの時間がないし、時間があっても考えたくない

言葉が零れ落ちていく


ホーム

ぽつりぽつり、一つ二つの影が揺らめく

まるで、幽霊と一緒にいるみたいだった

駅のホームに居合わせた人々

誰かと私の夜がつながる


記し

ぽちぽち、打ち込んでいくうちに現れる、私の見えない私の気持ち

人が人を嫌うこと、この歳になればありふれたことだって知ってる

でもやっぱり怖い

今日は知らなかった気持ちを知ったね

知らなかった自分のことも知ったね

ちょっと嬉しいんだ

これがポジティブってこと?


弱火

私ってもしかしなくてもとっても未熟

悩んだ時こそ、恥ずかしくなった時こそ

隠さずにいたい

耳が熱いのなんでかな

図星だからかな


人生

褒められることより、怒られることの方が多くて

好かれることよりも多分、嫌われることの方が多かった

でも、私の気持ちを込めたもので、喜んでくれた人がいるんだよね

ああ、まだ死んでなくて良かったなぁ


きらめき二つ、誰のため。

抱きしめてくれるあの人のために、ピアスを開けようとした。

きつく、痛いほど抱きしめてくれる人が出来て初めて、自身に傷をつけてでも、輝きたいと思った。

でも本能的に躊躇って、一人じゃ上手く出来なくて。ピアッサー? 病院行ってやってもらうのが良い?

脱脂綿と消毒液と針。

大丈夫、注射だって平気なんだから。


照らして

君が今日一日、何したか知りたいよ。

何を見て、どんな気持ちでいたのか。

纏まらない言葉で話すのを聴いていたい。

心の中、落ち着かなく流れる砂嵐が消えてくれるように。


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